Google様はまだ殺せていない


全然まだまだだよね。

>>『(Google翻訳アプリのせいで)印刷物とか、レベルの低い通訳さんとかは、ほぼほぼ駆逐されていくだろう。』

http://blogos.com/article/103629/


"Desert is not need because full of stomach." とか大概の人には分かってもらえるだろうけど、言語に融通利かない人には「?? (´д`)」的な反応されるかもだし、"Call the taxi"も「どのタクシーのことだよ(`Д´)」ってことになりかねない。思いの外コミュニケーションに時間かかりつつ苦労しつつ旅行は何とかやり遂せる程度だと思う。

結局、ある言語から他の言語に表現するときに出やすい言語特性の違い(日本語ー英語間なら、日本語の主語の頻繁すぎる脱落とか単数複数に無頓着とか物事をtheを付けて特定したり付けずに特定しないとか)はやっぱり現段階の機械では拾い切れない。究極言うと「言語特性の乖離の修正は、時間的にある程度長い範囲で前後状況がほぼ正確に分かってないと無理→ちゃんとした通訳・翻訳は今は人間じゃないと無理」。機械ができるようになるのは、無操作で且つ人の身に常に付いた状態で状況のデータを長期的に入力し続けられるようになってからじゃないかな。

そんなわけでこの永江一石さんのブログ記事ちょっと酷いなと思ったので書いてみました。

別に翻訳家とか通訳家の仕事を守りたいとかじゃないです。むしろ無くなって欲しい。それでもまだまだ必要だよね、と思ったのであります。



通訳家・翻訳家はまだまだ殺されない。

ダイヤモンドは砕けない。←

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