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ヨーロッパでの日本音楽映画フェス事業『Actwitness』が海外から日本音楽業界に穴を空けるまで、もうそろそろ。(真剣長文)


日本の音楽がもっと海外で活きる方法があるんじゃないかなと思ってドイツに来て何やらやっています。


最近やってること


1.Japanese Music People(海外の日本音楽プロモーターやらイベンターたちと、日本で音楽やってたり扱ってる人たちを繋げるためのFacebookグループ)の人集めが一段落した。

→僕の知り合いの外国人の日本音楽プロモーターたちと、日本音楽を海外に持ち込みたい人たち、その双方にまとまってもらおうと始めたFacebookグループ、Japanese Music People。参加リクエストくれたけど僕に話しかけてくれなかった80人くらいの全員に話しかけて、昨日(2014年10月24日)ようやくほぼ話し終えた。グループ参加承認のための軽いスクリーニングして、お互いに日本音楽に関して何がやりたいかとか言葉交わした。グループ参加を保留もしくは断わらせてもらってる人も多い(51人)けども。今年7月に立ち上げて、今の参加メンバー数は75人。とりあえずこんなもんかなという感じで劇的にはもう増えなさそう。でももちろん常に熱烈歓迎体制です。

→海外日本音楽メディアの提携体制に関する根回しはできることはやった気がする。彼らを利用して自分のやってることの告知もある程度はできる。僕自身のためだけじゃなく、結果的に海外の日本音楽プロモーターのネットワークの構築に貢献できているとも思う。というかこれをやっている人を自分以外知らない。海外の日本音楽関連業界人って、一つ一つの会社やら組織やらが1人から5人程度と超少人数で回してることもあって属人的かつバラバラ過ぎ、互いに前のめりで協力的でもないし、きちんと成形されてないっぽいから、彼らを束ねようとした人が今までいなかったのもしょうがないのかも。というか、プロモーター達の多くが無償で記事の作成やらやっているのもちょっと問題だと思う。有志なのはいいんだけど、特に責任感とか存在していない。頼んだことトぶとかしょっちゅう。彼らに相応のお金を払って彼らを使えるようになれば将来の日本音楽業界はもっと健全になると思う。彼らの中にもそう思っている人もいる。その一方でお金を受け取るのを避ける人もいる。(一方でイベンター達には、実際の興行があるからある程度は流れているみたいだからとりあえず問題無しと考えてもいい。。。と思う。)




2.ポーランドでの、僕の映画祭イベントの開催場所調べてる。

→ポーランドは音楽含め日本関連が相当熱い。まだ実際に行ったことないのに、Facebookでアンケート取ったり人に訊いて回ってみるだけで熱さを感じる。こういうことは実際にポーランドに行ってから言いたかったですけど、もう言っちゃう。ポーランド熱い。国の人口も4000万人弱(ドイツの半分くらい)だし国全体のGDPとか物価も低いから収益率が不安だったけど、日本音楽のイベントにはお金を落としてくれるみたい。ちなみに、訊いて回るという行為は、情報収集だけじゃなく結果的にプロモーションにもなるし友達もできるので好き。たまに助けを求めすぎだと思う時もあるけども。

ポーランドでは、この4都市↑に行こうかと思ってます。(1都市だけだったらWroclaw。)ただ、都市は決めたものの、僕のイベントに合う映画館を探すのはこれまた別の話で、異次元的に至難なんですよね。。。どうしよう。今まではドイツの各地とかロンドンとかパリに自分で現地行って探索してたんですけど、ポーランドに関しては現地行かずに情報収集だけで会場決めちゃおうかなと思ってます。怖いよぅ。。誰かいい映画館知らないかな。。50人から150人くらいの座席数で、トイレとか綺麗でスタッフさんもお客さんに対して愛想いいような映画館。

イベンターさんはやっぱり実際に行ったことない会場も決めたりするのかな。イベンターさんに訊いてもそれは僕のイベントの場合とは違うだろうから訊かないけども。。



3.いくつかのアーティストさんに、日本音楽映画祭に参加しないか(映像貸してくれないか)メールしてる。

→まだ大して進展ないけど求められてる資料あるから作って送る。でも、会場ブッキングしちゃった方が色々と進展早くなりそう。狙っている有名なアーティストさんのマネージメントの方がそんな感じの反応されてた。ガルルさんとか残響さんからは返事ない。具体的な資料送ってみて後もし一週間経っても進展なかったら映画館ブッキングし始めよう。ブッキングしたら日付付けてまた資料送ってみよう。イベントとか音楽関係の仕事を今までしたことない僕には、上映アーティストが決まってないのに会場抑えるっていうのは超怖い。最悪今のまま3組だけでも十分尺は取れるけども、もう1組に参加してもらえるとデカい。もうちょっと増えたらもっと良し。ちなみに、Skypeとスクリーン使ってアーティストさんと海外のお客さんがQ&Aやるつもりなんだけど、お客さんにとってもアーティストさんにとっても面白いと思う。もちろん自分にとっても。つか僕司会するけど、感動して泣くかも。司会アシスタント付けるから泣いてもいいんだけど。




4.日本関連のイベントやるのに最適なドイツの都市での、AirBnBの準備してる。

→日本関連のイベントとかやってる人に使ってもらいやすいようなAirBnB(短期宿泊サービス)を、ドイツでやりたいのです。そんなわけで、日本関連のほぼあらゆるものがヨーロッパ内で一番熱い都市デュッセルドルフに、12月に引越したい。以前これに関してブログ書いたんですけど、その時とは場所を変えまして、デュッセルドルフに決めまして、3週間くらい現地に滞在してアパート見たりしてきました。日本のイベント関連の人が西ドイツ(ノルトライン=ヴェストファーレン州=NRW)に観光目的以外で来るなら滞在場所はやっぱりデュッセルドルフが基本的には一番需要が高いだろうと結論付けたのです。空港近いし日本関連のイベント多いし日本関連のもの好きな人(びっくりするほど)多いし周りの都市にも簡単に行けるしetc。そんなわけで、とあるアパートにもう正式に申請中だけど返事をまだもらえていない。このアパートがダメだったらダッシュでもう一度デュッセルドルフ行きます。。どうなることやら。ちなみにこの引越しと新居整備がかなりの金額になるので、遅くとも引越し後数ヵ月後にはちゃんとお金を稼ぎ始めないとヤバイ。ぶっちゃけクラウドファンディング考えてます。。投資してくれる方いらっしゃったら是非ご連絡を下さいませ。でも引越し(12月)前後にはイベント開催できそうかな。。。大丈夫かな。。




5.サイト作った。http://www.actwitness.com/

→正直にフィードバックくれる友人たちの言葉(re-mix ver.):デカい。デカいけど気にならない。デカくて好き。デザイン十分いい。印象に残る。見やすいし内容が絞られてて伝わりやすい。

小さくしたほうがいいというのは1人だけだったからこの大きさのままでいいかな。画像軽くしてないから全体的に重いけども。それ以外はちょくちょく直してる。例えば、サイト訪問者にメーリングリストに参加してもらいたいのと同時に、興味のない(地理的に行けない)映画祭の情報をいちいち送らないようにするためにと、映画祭をどこでやってほしいかを教えてもらえるような機能付けたりとか。正直楽しい。Wix(サイト作れるウェブサービス)バンザイ。

ちなみにこのサイトをモバイル対応には当分しない。イベントやる時にはEventbrite(モバイルでの使いやすいさ抜群のイベントアプリ)に連動させて、お客さんにはEventbriteのアプリを使ってもらう。

↑デカいだけじゃなく縦にも長い。。。。

事業のちょっとした詳細はサイト内に書いてあるのでご興味あれば読んでください。→こちら。





6.ヨーロッパの日本音楽映画祭事業としての、バンドさんのグッズのデザインをしてる。

→そのバンドさん(Yellow Studs)からダメ出し食らった。もっとTシャツとかグッズのデザインを勉強してクオリティ上げる。デザインというか、僕の場合は、動画から抜き出した画像とかアーティスト写真とかテキストとかを組み合わせて配置すること。その方が動画への流入になると思うのです。『おやや、あなたの着ているTシャツは何じゃらほい?』『好きな日本のバンドのTシャツだよー。』『そのイラストは何じゃらほい?』『そのバンドの映像から切り取ったイラストみたいだよ。』『ほぉ、どんな映像か観せてはくれないかぞなもし』的な。その映像にはちゃんとリンクが貼ってあるなりして云々かんぬん的な。あと、アーティスト写真でちゃんと実際のバンドさんの外見を覚えておいてもらうのも大事だと思う。せっかく見てくれのいい画像があるんなら使い倒せばいい、というのが僕の意見。浅はかながらも一つの真実だと思う。ちなみに、CH6(チャンネルシックス)というクリエイティブ集団の動画は、というかそこのYOUさんという方の動画しか知らないですけど、一枚の画として見てもいちいちカッコいいので(バンドさんに確認取って)画像抜き取ってます。

↑ダメ出し食らったグッズデザイン。Tシャツ前から見るとこう。

後ろがこう。↓


グッズを売る場所としては、spreadshirtという、イギリスのウェブサイトサービスを使ってみている。僕みたいなドイツ法人の会社に対する扱いも最初から網羅されているので使いやすい。例えばアメリカにある同じようなサイトサービスだと、ヨーロッパの会社の扱いとかあまり考えられていない。何よりヨーロッパへのグッズ配送に2週間くらいかかっちゃうからお客さんにも宜しくない。spreadshirtでも税務署関連の書類とかちょっとだけメンドくさかった(当然だけど)けども、僕の会社の税金関係とか諸々把握していただいている人に質問して答えてもらってなんとかなった。spreadshirtからも、メールすれば24時間以内には返信をもらえたので助かった。そんな良心的なサービスってヨーロッパには少ないと思う。spreadshirtは、「初期投資するお金は無いけども海外でグッズを売りたい」という人にはいいサービスだとも思う。こっちはデザインをサイト上で組んで上げて値段決めるだけ。お金かからない。ノーリスク。受注、製造、梱包、配送まで全部spreadshirtがやってくれる。注文してから配送までヨーロッパ内であれば一週間らしい。ノーリスクであることのリスクは、原価が高くなること。でも原価が下げられないことも今の実力なので今は避けられない。タイムマシンがあれば将来の海外Yellow Studsファンに会いに行って恐縮の旨を伝えに行きたい。あ、Yellow Studsさんだけじゃなくて別のバンドTHE VALVESさんもこのグッズ販売したいかな。訊いてみた。

このspreadshirtに、BandPageっていう音楽アーティスト向けサービスを組み合わせて使えばもっといいのかしらどうなのかしら。






他、今後すること。フェス開催前までに。


狙っている各アーティストさんに送る、Actwitness事業の資料作り。
(送り終わって一週間ほど待って今よりアーティストさん増えなくても会場ブッキングし始める。)

Actwitness のバナー作って他の提携メディア(ドイツいくつか、ロシア1つ、フランス2つ、イギリス3つ?スペイン2つ?本拠地どこなのか不明だけど、他いくつか海外のとこ)に送る。
http://www.bannersnack.com/banner-maker/software/

Tシャツとかグッズのデザイン(Spreadshirt)




イベント開催までもうそろそろ。。。

日本の外と日本音楽業界を通す小さな穴を空けるまでもうそろそろ。。。極小でも空くといいな。

というか本当に今まで時間を掛け過ぎました。事業的観点から観ると無駄にした時間がすごいあります。そういえば10月28日って去年ドイツ来た日じゃないか。いろいろあったなぁ。。。左薬指にあった何かの跡もそりゃ消えますよ。





そんなわけで、読んで頂きありがとうございました。

次回この事業について自分で書くのは、イベントをやり始めた後だと思います。それまで、見守って頂けたりご連絡頂けたり(https://www.facebook.com/junichi.q.tanaka)このブログのシェアして頂けると嬉しいです。



あ、ワタクシ、田中純一と申します。宜しくお願いします!





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