神の息吹

私が洗礼を受けたのは30年ほど前です。若い頃から無法者だった私の生き方は受洗後も変わりませんでした。過去に数度、矯正施設を経験しております。数年前に悪仲間の喧嘩に巻き込まれてしまい、左眼を潰されてしまいました。意識不明で担ぎ込まれた病院で違法薬物の反応が出てしまい、眼を失った失意のなかで刑務所に収容されることになってしまいます。

こうなると何も出来ない自分に気付かされます。まさに「まな板の上の鯉」、私に出来るのはただ神に祈ることだけでした。無法者でもやっと神に向き合うことが出来たのです。そこに応えてくださる神を感じることができました。ときとして心身をつつみ込む風のようなものを感じるのです。ふと、聖霊は風のような側面もあるのだなと思いました。そこで思い浮かんだ聖書箇所が、

神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。
創世記2:7

人は神の息吹によって生きるのです。

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