はじめまして

noteのアカウントを取得したものの、放置を続けて早一年。
そろそろ何か書かねばと思い筆を取った次第……
おっと、筆じゃないですね。キーボードを叩いた次第です。

プロフィールにも書いている通り、私は声優やナレーターなど、声で表現する活動を主に行っておりますが、それ以外にもあれやこれやと手を出しながら日々お仕事しております。
声を発するもの以外に関しては、自身が代表を務める会社の方で承っておりますが、現在のところ直接のご用命は受け付けておりません。もし何かございましたら、声仕事のマネージメント事務所として籍を置いている「俳協」(https://haikyo.co.jp/contact/form1.php)までぜひご連絡ください。そちらを経由してメッセージは届きます(お取引を行える案件であれば、以降は弊社から直接ご連絡いたします)。弊社の名刺をお持ちの方や、既にお取引のある方、企業様におかれましては、直接弊社にご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

大学卒業後、サラリーマンを続けながら声の世界に飛び込んだのが1995年。幸いなことに一年経たずして兼業が厳しくなり退社。以降は声業と、それが無い日は秋葉原のMacショップでフルタイムアルバイトという二刀流生活。さらに幸いなことに、目標としていた「三年以内に声のお仕事だけで安定してサラリーマン時代の収入越え」が果たせたので一本立ち。「本業」と言えるようになりました(私はナレーターやラジオパーソナリティとしての適性を事務所に評価されて所属に。今では「声優」として私を認識されている方が多数派だと思うのですが、この当時は声優仕事はほとんどしていませんでした)。
以降もがむしゃらに働いて…… 仕事に忙殺されて20代30代は終わった感じです。一本でも多くの仕事をこなし、一円でも多く稼ぐ。それこそが(それのみが)、何者でもなかった自分が「職業人」として、ひいては「ひとりの人間」として、アイデンティティを確立するための寄る方…… そんな風に考えていました。

気づけば四半世紀以上が経過。経験や時間を積み重ねる中、いろいろと変わってきました。視野も広がり、自分のことだけでなく、より多くのことを考えるようになったと思います。生来の気質である旺盛な好奇心も手伝って。

というわけで、ここでは徒然なるまま、私というフィルタが掬い取ったこの世の様々について、ひたすら駄文を書き綴っていく所存です。どのような形態で続けていくかは未定ですが、まずはその心意気をばお伝えしておこうかと。どうぞよろしくお願いいたします。

諏訪部順一