身に付けるものをひとつ変えると気分があがる話。
私はおしゃれに全然興味がなかった。
いや、興味がないというよりも本当は始めたいけれど、何をどうしたらよいのかよくわからなかったのだ。
そんな私が、身に付ける物ひとつ変えるだけでルンルンな気分になることを知ってしまった。
そんな話をここに残しておく。
それも私は中学まで野球をやっていて、平日は制服、土日はユニフォーム(練習着)。
私服は家か塾の時くらいだったかな。
デート?そんなものは知らないな。
高校の時は田舎から都会の高校に通っていたので、
少しはおしゃれになるのかなぁと思っていたけれど、
おこづかいはゲームか漫画、カラオケに消えていったと思う。
うん。恋愛して彼女作ろうね。
大学の時にやっと私服を気にしはじめて、すっごくダサイ服から恥ずかしくない程度の服にランクアップ!
LV2になった。と思う。
それでも自分で服を買うことはあまりなく、
服を買うときは母や姉に見てもらいながらでないと自信をもって買えなかった。
一人で決めて5000円以上の服を買ったときはドキドキしたものだ。
やがて社会人になり、平日はスーツ、土日は私服。
一人暮らしでは下北沢といったおしゃれな若者や古着屋が多い町の近くにすんでいた。
一時期、散歩がてらに古着屋にお邪魔するが、これもどれもなんかいまいち違う感じがしていた。
それでも自分で服を買うようになり、徐々に自分で買った服が増えていった。
劇的に変わったのは今の彼女と出会ってから。
持っている物がすべてオシャレ。
本、証明、調味料、イス、服
そんな彼女から「ひとつのものを長く使う」ことを大切にしていると教えてくれた。
とても素敵な考え方。
ある日、ドクターマーチンに行った時、「これほしかったんだよね。」と2万もする靴を試着する彼女。
正直、「靴に2万もかけられないよ。。」と思いながらもきれいな靴だなぁ~と見ていた私。
すると彼女から「じゅんちゃんも履いてみてよ!似合うと思うよ。」と言われ履いてみるとあっ。
「確かに似合っている。しかもこういう形や色欲しかったんだよな。かっこいいなぁ」
と心の底から感じてしまった。
10分後にはお支払していました笑
おうちに帰り、記念に写真を撮り、なんかよくわからないけどSNSにアップした。
「大切に3年、5年履こう、、、!」と固くけついした。
それから初めて好きなブランドができた。
「オールユアーズ」「MOTHERHOUSE」
好きなものを身に付けていると力が湧いてくる。
楽しい気持ちが出てきて、嬉しくなったり、自信が持てたりするのだ。
この気持ちを教えてくれた彼女に感謝。
ありがとう。