「子宮内膜症」と診断されました。(心が晴れた話)



(この記事は月経の話をしますので、苦手な方や興味のない方はそっ閉じしてください。)




ここ1年くらいでだんだん生理痛が重くなり、最近は仕事を早退するようになりました。

このままでは仕事に支障をきたしそうなので、数週間前に産婦人科に行きました。



昔から生理不順が普通な私


私は昔から月経不順で1~2週間ずれるのは普通でした。

定期的に来ると逆に「最近調子いいな。」と感心するレベル。


2年前に産婦人科に行ったとき「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されました。

「多嚢胞性卵巣症候群」とは、病気ではないとのこと。


多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられます。
(中略)
症状として無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。排卵しないため、不妊の原因になることもあります。

出典:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)

(「疾患」と書いてあるけど特に気にしていませんでした。)


先生は「低用量ピルを飲むという対処法はあるけれど、今すぐにやる必要はないかな。気になったらまたおいで~」とのことでした。

病気ではないとのことだし、特に困ったこともなかったので放置。

それから2年経ったという状態。



「子宮内膜症」と診断された


「最近生理痛が重くなってきて...」「別の産婦人科では『多嚢胞性卵巣症候群』と診断されたことがあって...」

先生と話したところ、「子宮内膜症」と診断されました。


また知らない言葉が出てきたので検索。

「子宮内膜症」とは...

子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜組織が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で増殖、剥離(はくり)を繰り返す病気です。
(中略)
良性の病気なので、命にかかわることはありませんが、痛みなどの症状をコントロールしながら、閉経まで気長につきあっていく病気です。

出展:子宮内膜症ってどんな病気? 


症状は、「痛み」と「不妊」だそうです。

代表的なものは「痛み」と「不妊」です。痛みの中でも月経痛は子宮内膜症の患者さんの約90%にみられます。この他、月経時以外にも腰痛や下腹痛、排便痛、性交痛などがみられます。こうした症状は20~30歳代の女性に多く発症し、加齢による女性ホルモン分泌の減少を境におさまります。

出典:子宮内膜症|公益社団法人 日本産科婦人科学会

具体的な症状を調べてみると、生理痛以外にも心当たりがありました。



正直な気持ち


具体的な症状の中に、私が長年悩んでいた症状もありました。

「なんだ、病気の症状だったんだ。」

私のメンタルの問題だと思っていたことが、子宮内膜症の症状だったことを知ってとても安心しました。



本日、血液検査の結果を受け取りに行ったところ、軽い症状でした。

軽いとはいえ悪化しないわけではなく、閉経まで付き合わなければいけない病気だそうです。

webで検索してみると症状が重い方の言葉がたくさん出てきます。

「うーん、大変だ。」


ただ、診断直後の私は、長年の悩みの原因がわかったことで少し晴れやかな気持ちに。

「これからよろしく。」と自分の中身にあいさつ。



自分のことだからと言ってすべて自分がわかるわけないですね。

プロに話を聞くのも一つの手だということを学びました。


ちなみに、私はこれから低用量ピルを服用します。

子宮内膜症が改善したり進行が遅れることはないようですが、

周期の改善と生理痛には効くとのこと。それから、月経前症候群(PMS)にも効くそうです。

来月が楽しみです。


副作用が出る可能性もあり、いろいろ気付きがあるかもしれません。

またどこかのタイミングで記事を書きたいと思います。




おわりに


原因がわかれば対策も取りやすくなります。

もし同じように月経について悩んでいる方がいたら、一旦診断してもらうのも手だと思います。

今読んでくれているあなたが悩んでいなかったとしても、

もし周りの方が悩んでいたら、手段の一つとして提案するのもいいと思います。


誰かに届け、この思い!笑


最後まで読んでいただきありがとうございます:)