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居心地良く居られる範囲はどこまで⑨

おはようございます。TICEコーチ小野寺です。

心からやりたいことは問題が起きてもマインドが新しい方法を見つけて解決してくれます。創造的無意識は強力にゴールへと誘導してくれるのでゴールのコンフォートゾーンを鮮明に映像化します。
自分が望んでいないことや強制されてやることには盲点ができて予想できないミスをする。そして低いパフォーマンスとなります。

人はコンフォートゾーンの中に居る時は高いパフォーマンスを発揮します。ですがコンフォートゾーンを外れるとパフォーマンスは低下しストコマできて見えなくなるということです。
コンフォートゾーンの中にいる人には見えているのですが外れている人は見えていないので信じられないミスをします。それは想像がつかないので防ぎようがありません。

自宅で寛いでリラックスしている感じは正にホームであり居心地の良い状態です。では外出して行ったことがない高級レストランに入ったとします。
見慣れないメニューに見慣れないワインリストもあります。店員に分からない事を聞こうと思いますが高価なため躊躇します。そして内容が決まっている本日のディナーセットを頼みました。
見慣れないメニューとワインリストにつて尋ねる事なく食事を終えて帰りました。折角見たことがないものが見えてたのにそれについて知識を獲得する事ができせんでした。

抽象度が下がった状況は目の前のことだけに意識が向きます。抽象度が上がるとは俯瞰した状態となり今の自分を少し高い位置から見ることができます。分からない事を尋ねるのは普通の行為ですが慣れない環境では難しくなります。

抽象度が下がっている状態はアウェイです。恐怖を感じている時も抽象度が下がりアウェイといえます。山の中で迷ってしまい危険を感じる場所であれば物音がすると逃げだしてしまうでしょう。嫌な所にいつまでも居たいと思う人はいないのです。
なので居心地が悪い場所ではおいしい料理が出てきても味わって食べる事ができません。

しかしアウェイの状況で抽象度が低くなり逃げ出したいと思うのは正しいとも言えるのです。危険が迫りその場所から逃げ出したとします。夢中で逃げたので靴も履かず砂利の上を走って足の裏から血が出てたとしても夢中で逃げるのです。これは本能的に動いているということです。
ですが日常的にこのような行動が起こるのは修正したいものです。
ビジネスであればコンフォートゾーンの中にいる場合はやりたい事なので創造的無意識は問題があってもそれを解決してくれます。
ですがコンフォートゾーンの外になるとやりたくない事になるので、創造的無意識は何とかしてやらないで済むことをクリエイティブに考えるのです。
例えばこれは過去に失敗したことがあるのでやらない方が良いなどの理由をクリエイティブに見つけ出すのです。

コンフォートゾーンの外になると緊張して上手く体が動かなくなったり上手く話せません。10人の前では上手く話せても1000人の前では緊張するでしょう。
1000人がコンフォートゾーンの外であればセルフトーク、アファメーションの技術。そしてビジュアライゼーションによってアウェイをコンフォートゾーンにするのです。
1000人の前で上手く話している自分を何度もリハーサルし成功した自分をコンフォートゾーンにするのです。
自分の基準を高くしましょう。コンフォートゾーンを上げることでクリエイティブに物事を考えることができます。
そしてリラックスして自由に動くことができるのです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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