my favorite artist vol.1

今回のテーマは my favorite artist ということで自分のお気に入りのアーティストを紹介したいと思います。

SHAKKAZOMBIE/空を取り戻した日

SHAKKAZOMBIE は日本の2MC+1DJで構成されるHIPHOPユニットです。

簡単にメンバー説明をすると

・OSUMI(MC)
巨漢で髭面、これぞラッパーというべきスタイルです。
ラッパーとしての活動だけではなく「SWAGGER」や「PHENOMENON」といったファッションブランドの立ち上げ・デザイナーもおこなっていたのでヘッズでなくても知っている人は多いかと思います。

・HIDE-BOWIE(MC)
高い声と聴きごごちが良いフローが特徴のラッパーです。
個人的に「大怪我」のHIDE-BOWIE→NIPPSの流れが大好きです。

・TSUTCHIE(DJ/トラックメイカー)
上の「空を取り戻した日」のトラックも作っていますね。
あと、サムライチャンプルーのBGMとかも作っていて、今巷で有名なlofiHIPHOPの先駆け的なサウンドが多いです。

これはTSUTCHIE氏のアルバムなのですがとても聴きやすく、作業用とかに使っても良いかと思います。僕は11曲目の「TWO TEARS」が好きです。

知ったキッカケ

キッカケはカウボーイビバップというアニメでした。2071年の世界で宇宙を舞台に賞金稼ぎのスパイクとその仲間たちの活躍を描いた作品です。
このアニメを監督された渡辺信一郎という方は音楽が好きで作中にもジャズやブルース、ロック、テクノなど様々な音楽が使われています。同監督の他の作品で先ほど上で出てますがサムライチャンプルーもとてもおすすめです。こちらはHIPHOPと侍をテーマに描かれており、OPには現在ニート東京にインタビューが上がったことで有名なshing02と日本が誇るトラックメイカーnujabesの曲が使われています。
話は少しそれましたが、カウボーイビバップのある話の中でSHAKKAZOMBIEの曲が使われていたのが知ったキッカケです。

この話の最後の方に流れます。ちなみにこの回はカウボーイビバップ幻の回と言われているよせあつめブルースになります。なんで幻なのか気になった方はぜひ調べてみてください。

幻想的なトラックと未来が絶たれてしまった人の心境のような悲しいリリックがとても刺さりました。
曲が作られたのは1997年なので、世紀末という未来への期待と不安が入り混じった時代の空気感がうまく曲で表現されていると思います。

SHAKKAZOMBIEは他にも名曲がたくさんありますが、その中でもう一曲紹介したいと思います。

BIG BLUE

目を閉じて聴くと、まるで深海で漂っているようなそんな気分にさせてくれる曲です。トラックがほんとにドープすぎますね。ちなみに5lackのGrind the BrainでもTSUTCHIEのバースが少し使われています。

この曲が収録されているアルバムはめちゃくちゃ良いのでぜひサブスク入ってる方は聴いてみてください。

それでは今回はこの辺で終わろうと思います。

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