#VR音楽のススメ!〜自宅から音楽ライブチャレンジ〜

こんばんわ。
久しぶりにミートアップイベントの運営に関わった気がしますので、備忘録を書き残しておきたいと思いました。ツイートのまとめとYoutubeアーカイブは下にあります!活発なコメント発信本当にありがとうございました('ω')



 音楽に関わっておられる方々は生演奏できる場を失ってしまって数か月ですが、日々現状をどうにかしようといろいろ試していると思います。私は楽器を無職期間に習い始めましたが、楽器教室も感染拡大防止のために現在はしまっており、講師も生徒も困っている状況になっています。

 「すでにオンラインでのライブセッションを試しているお二方にお願いして、オンラインでのやり方について知ってもらおう!」といったTnohitoさんやMiliaさんに大変共感し(あと自分もよく知らない領域なのでラッキー)、広報などを一部受け持つ形で混ぜてもらいました。

Miliaさん講演 ソロでワールドに配信する方法

 メイン一組目はMiliaさんの講演でした。VRとリアルをまたにかけるシンガーソングライターさんです。VR用ヘッドマウントディスプレイを装備してリアル音源に合わせて動きながら歌う方法について解説をしてくれました。

 機材は、手足の動きをVR空間に反映される装備(フルトラッキング構成)を利用しています。カラオケ音源をiPadから流して、オーディオインターフェース(AG-03)に送りながらヘッドセットマイクからの自分の音声を合流させて、AG-03に音源+ボーカルをまとめてPCに送って処理できるようにしてるようです。最低限これが出来ればPCからネットに送れるらしい!('ω')

 あとはVRCでゴーグルを被りながらのパフォーマンス中に困りがちな事柄へのTIPSがいろいろあって、締めは生ライブで実践されました。腰と足にトラッカーがついているので、アバターの動きが非常に自然です。

AMOKAさん講演 前半:NETDUETTOで合わせる方法

 メイン二組目のAMOKAさん(あいぽさん、もいさんさん、からし明太子さん)の講演では、①あいぽさん(ボーカル)+もいさん(ギターボーカル)、からし明太子(ドラム)の二拠点の演奏をネット上でどうやって合わせるか、②演奏をVRChatの世界で流す方法の2パートについて概要説明が行われました。バンドサウンドの方法です。

 配信PCからの音声配信は、VRChatへの「入力デバイス」を演奏データにすることで実現します。①マイクなどで入力②DAWソフトでエフェクトを処理③出力用ソフト(NETDUETTO)を設定④VRCへ送信の四工程を演奏者側で行う事でバンドサウンドになるようです。

 ①には前述のオーディオインターフェース(AIF:UR-RT4)装置を使って楽器やマイクの信号を統合します。ぶすっとね☆これをPCに繋いで、音を送れるようにします。
 ②ではDAW側の設定(最初の難関:触ってみないと分からないかも)複数の音に別々のエフェクトをかけることが出来る。マイク、ギター、カラオケトラックをそれぞれ調整したのちにマスタートラック(全部混ざった信号)を設定し、そこにNETDUETTOプラグインを引っ付けることで、オンライン越しの別パートをさらに追加することが出来るようです。
 ③NETDUETTOは音の遅延を最小になるように設計されたYAMAHAのセッション支援ツールになります。(モンハンの集会所みたいな部屋を作って、その中では音声信号のやり取りがお互い遅延してないみたいなイメージです。)物理的に数メートル~十メートル離れている程度の音声遅れになるようです。
 ④DAWソフトにプラグインソフトを設定してあると、ルームが自動的に立つので、そこに明太子さんを招待する形になります(資料11ページ目)。ルーム内で音声が混ざるので、それをDAW経由でVRChat用の入力音声にすればOK かんたん!

 ①’②’③’④’実際の運用は、まず明太子さんがDAW+NETTDUETTO環境下でカラオケとドラムをたたいて、遠くの拠点で一緒にいるあいぽ+もいさんに送ります。もいさんのPCにはインターフェース経由でボーカルとギターの入力が同時に入る状況なのに加え、③で合流してくるドラムが揃う状態になるので、もいさんがVRChatへの配信拠点も担当することで、極力音ズレのないバンドサウンドが外に届ける仕組みが完成しています。

後半:VRChatで鳴らす方法2種

 VRChatについては音声の発し方に二種類あり、「口から音源」法(Miliaさん説明:アバターから鳴る)および「TopazChat」法(ワールド設置のプレイヤーに音声信号を一旦渡してワールド内の設備から鳴る)の二種類があるようです。

 「口から音源」法では、VRChatの中の音声設定の中からマイク設定を(i)ソロの場合は、"AG-03" (ii)遠隔セッションの場合は"YAMAHA NETDUETTO" にすれば終わりで最も簡単です。しかし、VRChatの一般的な機能の一つであるノイズリダクションのお陰で不自然なサウンドがアバターから発せられることが問題になり、豊かな表現にはならないです。たとえばもいさんのアバターが、常時不可聴域(人間には)の音を流せば、ノイズリダクションの影響を回避できるようです。memexのぴぼさんがDAW合成用の不可聴域の音を公開しております。

 「TopazChat」法はTopazPlayer(ワールド設置用プレイヤー 受:TopazChatからのバンド音声・送信:ワールド音声)、TopazChat(プレイヤー組み込み用 受信:バンドサウンド・送信:TopazPlayer)の二種類がオーディエンスまでの間に挟まることで高音質配信を実現する方法になります。

 TopazPlayerをワールドに組みこんで公開している主は、高音質音声を鳴らすことのできるライブハウス主(後述)になることが出来ます。ワールド音声として音が鳴らせることによって、オーディエンスがどこに居ても一様に聴くことが出来ます。

 TopazChatはよしたかさんのBoothサイトにて無料で利用することが出来るので、奏者さん側は、これを手に入れてTopazPlayer設置済みワールドに持ち込めば高音質のライブ音声を流すことが出来ます。

 残りはVRでライブする時のあるある的なノウハウについていくつか解決策が示されました(19ページ以降)前が見えない事による問題と、近所迷惑にならないための対策でした。最終的には広い家を買うのがいいようです(爆)

 質問セッションでは、①ワールド作成したい方から、「ライブハウス的なものを作るにあたって、こういう舞台装置があるとありがたい的なもの」②楽器初心者マン(私)から「大きなステージじゃなくて、ひっそり練習する目的で手軽に出来るワールドのおススメがあるか」③ガチ本さんから「ネット上での練習の仕方についてはどうやっているのか収録ー確認になるのか?」④「楽器の選定について 電子楽器じゃなくて生楽器の場合は声の配信と同じく扱うのがよいのか」⑤「ドラムが出来る完結型のワールドだと厳しいのか」などなどのQ&Aが展開されました。

 告知は2件
5/31 Milia さんのチームで「バーチャル入学式」を開催@Cluster が開催されます
7/31-8/2に#盛夏音祭(せいかおとまつり)、6月上旬に「本日の実践の場(名称検討中)」の開催予定です

改めて目的と展開

#VR音楽のススメ ! は、配信方法になじみのない方に向けた入門用イベントとして設計されました。この知識を実際試してみることで、オンラインライブへの心理的なハードルを下げて、界隈の仲間が増える事を期待しています。

 音楽フェスティバル開催に向けて、新しい人を受け入れるための取り組みの第2弾として、「本日の実践の場(名称検討中)」の開催を経て、それで感触をつかんだ方の中からも出演者になれる仕組みを準備しています。音祭りイベントは過去2回実施しているみたいですが、幅広く興味を持ってもらえればよいと思ってまとめ記事を書いてみました。

 やってみて不明で困っていることなどは随時質問して構わないとの事ですので、関係者に気軽にアクセスしてみてほしいなと思います。

 私は初心者ですので動画を0.5倍速くらいで見返しましたがw、実際に準備するものはそれほど多くない印象ですので試してみてほしいです('ω')

 主催のTnohito1さん、演者のMiliaさん、AMOKAさん、配信のクリーヴァさん、Youtube係のYAMADAのにーさん、その他運営スタッフのみなさんありがとうございました('ω')ノ

グッズ・ソフトウェアなど

練習用ワールド(TopazPlayer)について 
青猫さんのワールド(SpotLightTalks)・おにちくTRAINさんのBar・AWAKE(@yamada_is_aniki)・ClubRefrain(@XxXx_Oz_xXxX)などなど

ワールドを作りたい方のみ必要なアセット

(2020/5/27 3702字)