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50代オリエンティア奮闘記 ①WMOC

ライター依頼を受けたので、つらつらと、ある50過ぎたオリエンティアの考えてることとかを書いてみます。興味のある方は読んでみて下さい。

50歳過ぎたオリエンティアって、何を目標に頑張っているんだろう。ある人は、公認大会や全日本のM50とか年代別クラス勝つことだろうか。ある人には、健康維持だろうか。学生時代みたいにインカレみたいな燃えることのできる絶対目標はなかなか無いし、体力も落ちてきているし、そこそこに楽しんでいるという人がほとんどではないだろうか。中にはまだ頑張ってエリートクラスを走っている人も少数だけどいるけど。

かく言う自分も、そこそこ楽しむ派。それなりにトレーニングはするけど、「お互い体力落ちたなあ」などと同世代同士で言い訳の会話をしたりして、あっちこっちの大会に参加している。

そんな中でも一つ目標に置こうと思っている大会がある。それはWMOC。(と言っても、やはり上位を狙うとかでなくエンジョイだけど)IOFの定義では「世界マスターズ・オリエンテーリング選手権 (WMOC) は、世界で最も優れたベテラン・オリエンティアを決するための公式の競技会である。IOF および指定された連盟の主催で開催する。」となっている。スプリント予選・決勝、フォレスト予選、ミドル決勝、ロング決勝が連日、行われる。クラスはM35以上からM90まで5歳刻み。WOCやJWOCなどと異なり、IOFの公式な国際競技会でありながら、代表選手にならなくても年齢条件さえ満たせば誰でも出場できるのも魅力です。

私は昨年度の2019年度ラトビアで初参加。今年の2020年度スロバキアはエントリーしてフライト、ホテルまで予約していたがコロナで中止。来年度2021は日本で開催準備が進められている。(←無事に開催されて欲しい!!) 2022はイタリア、2023は今年中止になったスロバキアの予定。

昨年、ラトビアで参加して思ったことは、私より高齢の方々が、なんと生き生きとオリエンテーリングを楽しんでおられるかということ。自分はまだまだ若造だな、仕事リタイア後も、こんな風になりたいなと強く思った。また、学生時代にO-Ringenに出たときに同じM19(当時はH19)に出ていたスウェーデン人とM50で再会したりなど、時間軸を超えた交流なども楽しかった。

できることなら、90歳くらいまで毎年出たいと思っている。(仕事している間は休み取れればだけど)。目標はM90までに、一度でもスプリント、フォレストの両方で予選を通過してFinal-Aに残ること。(予選の結果によって、決勝は、Final-A,B,Cに振り分けられる)現状の自分のレベルでは難しい目標だけど、90歳くらいまで頑張れば、少しは可能性あるのではと思ったりもする。(写真は2019年度のM50ロング決勝Aのコース。9.6Km、up220mのガチにハードで難しいコース。ちなみに、トップは52分19秒で走っています。レベルが違う。。。)

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そんな私がWMOCに向けて行っている準備作業は、トレーニング。。。ではなく老後の遠征費用の資金繰り(笑) 定年後の生活費用と別枠で、遠征費用のための積立貯金をしている。そのため、金融商品の研究したりもした。目標金額は、1回の遠征費が50万円として、65才から90才まで25年。50x25=1250万円。いったんコロナの影響で目減りしたけど、少し盛り返している。こちらも、なかなか達成困難な目標だけど。

一緒にWMOCを目指すシニア世代オリエンティア募集中。M90、いやM100目指して頑張りましょう!!

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