英語への思いをチラッと語ってみる<その2・音読と”聞こえたまま”に発音してみる>

カリフォルニア州オレンジカウンティにある語学学校へ入学するために渡米したのが2000年10月の事でした。で、現在2024年の2月を終えようとしていますが、2010年秋から2012年秋までの2年間、ビザの関係で一時帰国を余儀なくされたものの、その後再渡米に成功。引き続きしぶとく(!?笑)カリフォルニア州(現在はサンフランシスコ)での生活を続けています。

オレンジカウンティからスタートしたのち最初の約5年間を南カリフォルニアで過ごしましたが、渡米生活3年を過ぎたあたりでも”リスニング”と”スピーキング”に関してかなりの問題を抱えていたんです。

そうなんです、”リスニング”が一向に上達せず、テレビを観ていても何を言ってるのかわからない/外で接する人達が何を言ってるのかわからない、という悲劇(笑)を味わっており、しかも自分の放つ言葉(センテンス)が相手に理解してもらえない/通じない事が頻繁に起こる事で、半ば”外出恐怖症”と言いますか、何ともお恥ずかしい状況に陥ってました。

元来負けず嫌いな性格を持ち合わせているせいもあって、”聞けない”・”通じない”事がとにかく悔しい、じゃあ原因は何なんだ!?

その自問自答やリサーチを進める中で到達したのが、タイトルに挙げた2点、(1)まずは自分なりの発音でOKなので音読の練習をはじめよう、(2)テレビの中や市中の人達が交わしている単語や会話を注意して聴いてみよう&まずは”聞こえたまま”に発音してみよう、という事でした。

(1)に関しては、複数の雑誌や文献で脳の言語野に”英語”を言語として認識させるには、自分自身が英語を話す(音読する)事で脳にインプットする必要がある、という内容を信じての事。

これは、例えば旅行雑誌を買ってきて、とにかく毎日1センテンスだけでも音読するようにしました。それで慣れてきたら徐々にそのセンテンス数を増やしていった、って感じです。ちなみに、以前ほどの頻度ではありませんが、実は今でも続けています。

(2)に関しては、注意深く観る/聴くようにしていたローカルニュースで、『え!?その単語ってそう発音するの!?知らんかった!!』、というショックな事例がちょこちょこ出だしての事。『それじゃあ(カタカナ発音使ってたんじゃ)通じないわな!!』、って感じ。(爆)

例えばですね、いまだにいくつか覚えていますが、”coyote”、”hokey”、”center”、"Yosemite"、"Monterey"などなど。今では10数年前に出会った英語の発音に関して書かれた1冊の小説や”フォニック方式”を、僕自身独学で学び始めた事もあり、ようやく磨きがかかってきたかなあ、という実感がわいてきているところです。

そんなこんなで、僕が暮らすサンフランシスコ~ベイエリアは特にアジア系を中心とした移民も多く暮らしているため、いろいろな英語が飛び交っています。その中で僕が一番こだわっているのが、”誰にでも聞き取ってもらえる英語を話すよう心掛ける”事と、”相手が何を言っているのか?しっかり聞くよう心掛ける”事。

自分自身も発音が悪かった事で聞きき取ってもらえず悔しい思いをした、端的にはバカにされた経験が多々ありますので、特に僕と同様移民の方々で同じような経験を味わっている方々に対しては、できるだけ根気強く理解するよう心掛けています。

あ、でもですね、『俺/あたしの英語の発音(英語ネイティブじゃない理由で)悪いのは仕方がない/当然なんだから、あんた達が理解して/聞き取ってよね!!』みたいな態度を取る方々に関しては、その場限りではありません。対人コミュニケーションを円滑・気持ちの良いものにするためにも、そのような態度はよろしくないですよね!?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?