英語への思いをチラッと語ってみる<その3・TOEFLクラス受講がKey>

第2校目として通ったロサンゼルスの語学学校で、”大学院進学を目的”としてTOEFLクラス(ペーパーベース)を受講しましたが、一念発起して6か月~9か月と集中して勉強した結果、リーディング/読解力が飛躍的に伸びた実感がありました。

これは特に文法問題(Structure and Written Expression)の穴埋め問題と間違い探し(各々4択)を、それこそ何回も何回も繰り返し繰り返し、解いては復習し解いては復習し・・・取り組んだ結果の賜物だ、と考えています。

ちなみに使用していたテキスト、実は今でも手元に置いているのですが、”Longman Preparation Course for the TOEFL Test Second Edition”、で、数セッション受講したので恐らく3巡(3回繰り返し勉強)はしているはずなんです。(いや~、よ~やったワ!!って感じ。笑)

で、毎週の流れなのですが・・・

月曜日:まず前週金曜日の模擬試験の復習&通常講義
火・水・木曜日:通常講義
金曜日:フル規格のTOEFL(ペーパーベース)模擬試験&答え合わせ
金曜日放課後:帰宅前に即座にカフェに立ち寄り一通りざっと見直し
土・日曜日:どこかのタイミングで必ずじっくりと復習の時間を取る

・・・ざっとこんな感じで集中してやったところ、制限時間内に全問回答する事を目標にしていたので、文法問題に関しては文章を語順通り頭から理解していく作業にこだわりました。だって、一度文章に目を通して日本語訳して考えていたんでは時間がいくらあっても足りないですもんね!!

この方法が功を奏して、気づいたらいつの間にか”英文を語順の通り頭から理解していく”スキルが身についていた、という事にふと気づきました。(うおおおお!!笑)なので、これまで最後まで読めなかったリーディング問題も、何とか制限時間内に全ての文章が読め問題にも回答できるようになった事は自分にとっても驚きだったです。

ちなみにこの文法問題への取り組みを通して行うようになった習慣、それはですね、文章を頭から読んでいくと同時に単語単体や何語かによるかたまりをどんどん品詞(句)に分解していく、という作業ができるようになった、という事なんです。

それはどういう事かと言いますと、どれが主語でどれが述語(動詞)なのか?から始まり、それこそ形容詞、副詞、過去・過去分詞、不定詞・動名詞、現在/過去進行形、現在/過去完了・・・etc・・・即座に判断/分解する事ができるようになれば、与えられたブランクにA~Dの何が入るべきか?下線部A~Dのどれが間違いで正しくは何なのか?がハッキリ見えてくる、という寸法です。

僕、正直言いますと、前出の通りひねくれた(!?)性格が手伝って、さまざまな言い訳をして(先生が嫌い!!とかですね。苦笑)英語を真剣に勉強してきませんでした。それこそ”多分これかな~”という”感覚”に頼って試験を受けてきたので、改めて中学校で出て来る基礎中の基礎項目がどれだけ大事なのか?だからこそ成績/点数/偏差値が伸びなかったのだ!、という事を30代中盤近くになってようやく理解できた、という感じでした。これは目から鱗でしたし、気づいて良かったな、と。

なので、その後も引き続き【英語>日本語】の比重でアメリカで暮らしていける土台がこの時期にしっかり身についた、という事については、今の状況を考えればもはや疑いの余地がありません。

それからもう一つ、この第2校目の語学学校でTOEFLクラス担当だった先生のテクニックが素晴らしかった事も、僕にとっておおいにプラスになりました。

・・・といいますか、第1、第2の語学学校ともにアメリカ人の先生達の人間性や教え方、生徒達への接し方が、これまで習ってきた日本人の先生達のそれらとは面白いくらいに違っていて、僕としては当然の事ながら(!?)アメリカ人の先生達の方が、”褒めて伸ばす”、というやり方を筆頭に非常に合っていた、よって、モチベーションを非常に高いところまで引き上げてもらえた、という点に関し非常に感謝しています。

この時期の頑張りがなかったら、ひょっとすると今の自分はなかったかも知れません。

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