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プリンに『す』を入れないように作る方法。

割引あり

プリンの作り方は手作りのプリン!
せっかく作ったのに『す』が入っていること多いと思います。

今回のプリンは、ゼラチンを使わず湯煎で固めるプリンのお話です。

スチーム機能のある全自動オーブンや、業務用の機械があれば問題なく作れるかもしれませんが、湯煎や一般的なオーブンの場合はどうしても『す』が入りやすいです。

上手にできることもあれば、ちゃんと湯煎状態見ていたのに・・・なんてことあると思います。

あるいは、表面は固まっているのに、中が固まっていなど!

プリンって、とってもとっても難しいんです。

少しくらいの『す』が入っても食感がめちゃくちゃ悪くなるわけではないのですが、できるだけ入れたくないですよね!

では何が問題なのか・・・

たーくさんプリンを作って、今の方法にたどりついたので、そのポイントを2つお伝えしたいと思います。


『す』の原因を考える。

加熱してプリン液の温度が上がるにつれ、卵のたんぱく質が固まり始めます。液体がぽこぽこと沸騰して気化していくのですが、固まってくるとぽこぽこが逃げれなくなるので『す』として穴があいた状態で固まってしまいます。

卵のたんぱく質が固まる温度は60~70℃ですので、温度も大事になってきます。

ポイント1.ぼこぼこ煮沸させないように、低温でゆっくり加熱する。

細かな泡がぷくぷくくらいです。ということなのですが、このぷくぷくも『す』と関係しています。では、この細かな泡も防ぎましょう!

どうやって防ぐのか?

ポイント2.なべ底に布巾や、キッチンペーパーを敷く

どういうことかと言うと、布巾やキッチンペーパーの下で気泡が出来るのでプリン液にはやわらかい熱が伝わるので、『す』が入りにくくなります。

※布巾やキッチンペーパーが気泡で持ち上げられてプリン型が倒れてしまうことがありますので注意が必要です。

この2つのポイントだけです。

どうでしょうか?お悩み解決できたでしょうか?
あくまでもぼこぼこ煮沸をしてはダメですよ!
上記のポイントは、いつものプリン作りのプラスとして参考にしてくださいね!

では、

プリンを湯煎する工程まとめです。

1.プリン型にカラメルを入れて固める。

2.プリン液を注ぐ。

3.アルミホイルで蓋をする。
理由(1.蒸し焼きににするため。2.余熱で固めるため。3.プリン表面が固くなるのを防ぐため。)

4.なべ底に布巾かキッチンペーパーを敷きプリン型を並べる。

5.お湯をプリン型の8分目まで入れる。

6.火をつける。最初強火で布巾・キッチンペーパーのしたがぽこぽこ沸騰してきたら弱火にして16分(プリン液70gの場合)液体が多い場合は20分~25分にしてください。
理想は鍋の表面が温泉の湯気のような感じ。プリン型が倒れないように注意する。

7.16分後火を切り蓋をして16分。

出来上がったらアルミホイルを外してプリンの表面が固まっていれば大丈夫ですが、表面が柔らかそうな場合、中心部分が固まっていない可能性があります。プリン型が透明なら、ゆすって底の部分を見てカラメルとプリン液の境目が固まっていれば大丈夫です。

もし固まっていない場合は、あと5~10分加熱してくださいね!

プリンは出来立てより1日置いた方が、カラメルが溶けて美味しく食べれます。

プリンは美味しいデザートです。失敗を恐れずぜひ作ってみてくださいね!

生クリーム使用のなめらかプリンレシピ
ご興味がある方はご覧ください。
今回紹介させていただくプリンは、子供が小さいときに何度も作ったプリンです。今、食品加工のお仕事させていただいてます。イベントの時などにもたくさん作っても、すぐに完売してしまうプリンです。
材料をこだわれば、めちゃくちゃ美味しい無添加プリンがお家でも作れますよ!

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