【閑話休題18】胆嚢摘出手術

以前より、なんかみぞおちが痛いなあと思いながら過ごしていたのですが、
3月に入り、深夜にみぞおち周辺に激痛が走る回数が増えてきました。

そしてついに、3月15日の深夜。
いよいよ我慢できなくなり、救急病院に向かうことに。
救急車を呼ぶ度胸がなく、マイカーで向かいました。
これは後で冷静に考えたのですが、
これはダメですね。
もし事故など起こそうものならと思うと、ゾッとします。

気合いで病院に行きましたが、
ソファーに座れず、床に這いつくばった状態で、
痛さがピークに達した時に、急に吐き気を催し、
トイレで嘔吐。

その後、すっと痛みがおさまったのですが、
エコーとCTを取り、診察結果は…
dr「胆嚢炎と、1.5cmほどの胆石がありますね」
dr「これは、即胆嚢摘出手術ですね」

私「散らしたり出来ないのですかね?」
dr「これだけ大きいと、散らしても石の破片を取るのが大変、胆嚢自体も機能してないですし、仮に胆嚢を残しても、また石ができるので、胆嚢ごと取ります」
dr「胆嚢は、胆汁を一時的に入れておく袋。なくなっても、肝臓がその機能を代わりにやってくれますが、暫くは下痢気味になりますね」
dr「明日手術しますか?」
私「いやいや、今日の明日は…」

というやりとりがあり、3月22日に入院、即手術となりました。

朝から手術の方法などの話を聞き、
9:45分手術室へ。

背中に全身麻酔が効きやすくするための注射を打ち、麻酔を嗅がされ…

11:30分 ベッドで目が覚めた。

動けない…
喉が渇いた…

私「水飲みたいんですが…」
看護師「今日1日は絶食、水もダメです」

喉は乾くわ、動けないわ、
時間だけが、ゆ〜っくりと過ぎていく
苦痛だ…

翌朝、朝食がでた。
三分粥?
ほぼ水状のお粥のみでしたが、
水分を口に含むありがたさを、
本当に感じた瞬間だった。

昼は七部粥
夜は普通の食事が出て、
やっと普通の生活に戻った感がした。

翌朝早朝。
術後の私にとって、2つ不安な事があったのだが、
そのうちの一つが訪れた。

尿道にブッ込まれてる管の抜き取り…

看護師「痛いですからね、絶対痛いですからね」
私「…」
看護師「では、行きますよ!」

「ああっ」
という、私の声と同時に、
するっと管を抜き取られた。

「痛くなかったでしょ」

痛さよりも…
恐怖感の方が物凄かったことは言うまでもない。

退院。
もう一つの不安材料は、
入院費。

なにせ初めての経験。
いくらかかるのか?
それだけが頭にずっとよぎっていた。

10数万円。

とりあえず支払いを行なって、
その日のうちに保険会社に連絡。

無駄に医療保険に入ってた事が功を奏し、
社会保険からの戻りと合わせて、
入院費は余裕でペイできるくらいの医療費が戻ってきた。

特に若い人たちには声を大にして言いたいが、
健康は永遠ではない。
掛け金が安くてもいいから、
医療保険には入っておいた方が良い。
入ってないと、後々大変だ。

あとは、食事ですね。
野菜を摂り、バランスの良い食生活をし、
ストレスを溜めない。
そうすれば、少なくとも健康は維持できる…かも


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