【閑話休題10】最近ストリップを見て、見事にハマったお客様より

2021.07中の小倉公演時に訪れてたお客様との会話より。


彼は知人2人と共に初めて小倉の劇場に足を踏み入れた。

下調べはしてきたものの、勝手が分からず、周りのお客様の行動を見ながら、どう対応すれば良いか、暫く眺めてたらしい。

踊り子さんはステージの上で、一体どんな事を行うのか、
踊り終えた後のポラタイムでは、どのように接したら良いのか。

全くシステムや流れがわからない。

やむなく、ポラタイムの列に並んでいたお客様に、ストリップの流れやシステムについて聞いてみたそうだ。

「初めてやってきたんね?システムわからんやろ?おしえちゃるわ」

その常連客は、彼に、一から十まで丁寧に教えていく。

「場内での携帯電話類の出し入れ禁止」
「ポラタイムは1,000円でポラロイド写真が撮れて、踊り子さんと短時間話せる」
「ポラロイド写真にサインがもらえる」
「チップはオープンショーの時に渡す」

などなど、劇場のありとあらゆる事柄を丁寧に教えていく。

全てが初めての彼は、話の一つ一つに興味を示し、自然と話の内容が、スッと、頭の中に入ったようだ。

ストリップ初見の彼は、1回目の5人を見終えたら、帰るつもりだったようだが、
結局、楽しすぎて、ラストまで(所謂プンラス)居たようだ。

彼曰く、
・真剣に真摯に演じる踊り子さんの姿
・踊り子さんのダンステクニック
・ポラタイムの時、お客さんに対し、分け隔てなく優しく接する踊り子さんの姿
・投光さんの、踊り子さんへの光の当て具合、綺麗さ
・初見のお客様に対して、気さくに接してくれる、常連客の皆さんの優しさ
・お客さん同士、劇場内では、常に平等
・お客さんのストリップ愛

などなど、
1日劇場にいて、すごく居心地がよく、こんな素晴らしい場所があったのか?
このような素晴らしい場所があるなら、
そら通うよなぁ、推しを追いかけて、遠征もするわなぁ
と、納得の様子だった。

その、ストリップ劇場という場所が、
今、数を減らしている現状に、ただ驚き、憂いていた。

もっとひどい場所は、いっぱいあるではないか、と…

アトラクションで、無料招待券を獲得した彼は、
また、この劇場に、楽しみを求めて現れるだろう。



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