【閑話休題28】jun's history1

お盆に実家に帰省し、母親と叔母の3人での会話で、私が当時横浜に住んでた1歳の時の事件?の話になったので、ここの書き記してみたい。

当時私は、父親の仕事の関係で横浜に住んでいた。
(もしこのままずっと住んでたら私は「ハマっ子」だったし、人生もガラッと変わってたに違いない、きっと…)

ある日の夜、(私は寝てたのだが)私をそっちのけで両親がかなり激しい夫婦喧嘩をしたらしいのだが、
両親が夫婦喧嘩に集中していた隙に…

私が目覚めたらしく(その時は両親は気づかず)、
やっと立ち上がるかくらいの私は、
何を思ったか、
アパートの玄関を開け、当時2階に住んでたので、階段をおそらくバックで這って降りて行き、
そのまま行方しれずとなる。

夫婦喧嘩に集中していた両親は、
「ハッ!」と、私がいないことに気づき、
慌てふためき、階段を駆け下り、アパート周辺や、近くにある川を探したらしいのだが、
どこを探しても見つからず、
「川に流されたか!」と思った両親は、
近くの交番に駆け込み、事情を説明しようとしたら…

そこにはソファーに仰向けになり熟睡している私がいた

警察に駆け込んだ父親は、当然の事ながら、警官からこっぴどく怒られたようで、
げっそりして私を抱えて自宅に帰ったらしい

流石に父親も母親もこれはいかんと思ったようだが、
その片隅で私は、何事もなかったように爆睡。

40数年生きてきて初めて聞かされた話だ。

なぜ今までこの話をしなかったか?

「それをあの当時、祖父母に話そうもんなら半殺しにされるぞ!」

そらそうだな、と思った。

ただ…
立つか立たないかの私が、どうやって玄関の扉を開け、階段を降り、どうやって道路に出て行ったのか、当人の私ですら流石に記憶にない。

下手すれば、私はこの世にいなかった…かもしれない。

歴史にifはタブーだが

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