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あなたの強みと才能を価値に変える!3つの輪とは?

やりたいことを絞り込めない3つの理由

「思考の整理はだんだんできてきたけど
 やりたいことが色々ありすぎる!」
「色んなことに興味があって絞り込めない!」

このようなお悩みは、ありませんか?

知識や経験、スキルもあるが、やりたいことが多すぎたり
やりたいことがなかなか絞り込めない。

このように「出来ることはある」状況の中で、「自分にとって」どれが強みなのでしょうか。

この部分が明確でないことから、
「自分の強みや才能、スキルなどをどのように絞り込んだらいいのか」
「実際に人の役に立てるのか?」
などの考えが浮かんでは、足踏みをしたり、
自信が持てない人も多いかもしれません。

・これまで自分自身が身につけてきた知識
・実践、経験して身につけたスキル
・元からの才能
・自分自身の中にあるワクワクや情熱

もし、これらを組み合わせたり整理して、ひとつずつ行動し、表現しながら誰かの役に立てたら、喜ばれて感謝され、実際の報酬(お金)を受け取ることができます。つまり、幸せや豊かさを受け取る流れができます

では、なぜこれがなかなか上手くいかないのでしょうか。

たとえば、
「やりたいことがたくさんあって絞り込めない」
「行動が段階的に実現しない」
というお悩みに心当たりがあれば、
「上手くいかない理由」として、3つあります。

まず1つ目は、
「自分自身の『できること』を中心に探している」からです。

これまで勉強してきたことや取得した資格から絞りこむという風に、
「できる」ことからヒントを得ることも、もちろん大事ですが、

「自分の心から湧き上がる情熱があるか」
「やりたい!というワクワクがあるか」

この想いが連動していなかったり、
ただスキルを学んだだけで、使いこなしていないのであれば、
お客様に提供する自信がなかなか持ちにくい
傾向があります。

2つ目は、
「できたとしても、好きではない」からです。

これまでの仕事の経験や活動を通して頼まれたり、役割を引き受けたことがあったとしても、自分自身が情熱を注いで燃え上がるものではない場合を指します。
つまり、自分の「大好き」という気持ちと一致していないと、動機が弱く、進展はなかなかしづらいです。

3つ目は、
「自分が情熱を感じていても、ニーズがない」からです。

自分自身は大好きなことだとしても、
誰かから実際に求められているかと言ったら、そうでもない。
つまり、「自分の好き」と「他者のニーズ」が結びついていないことを指します。
この場合、やりたいことを形にしても、感謝や報酬はなかなか受け取りづらいです。

強みや才能をスッキリ整理する方法

それでは、どのように整理して、解決すればいいのでしょうか。

それは、今回ご紹介する「強みと才能を価値に変える『3つの輪』」という考え方を活用していただくことで、シンプルに整理できます!

まず1つ目の輪を描きましょう。
この赤い輪には、
「自分自身が大好きなこと(情熱を感じる活動や分野)」
を挙げていきましょう。

まず、自分の今までの経験を振り返りながら整理します。
どういう時にワクワクしたり、情熱を感じるかを書き出します。

これには、3つポイントがあります
①時間を忘れて夢中になれること
②努力が苦にならないこと
③自然体でエネルギーがどんどん溢れてくること

①は、「早く終わらないかな」と思うような取り組みではなく、
気付いたらあっという間に終わっていることを指します。
人は必ず、それぐらい「時間を忘れて夢中になれる活動や分野」があります。

「文章を書くのが好き」
「音楽で表現するのが好き」
「踊るのが好き」
「人の話を聞くのが好き」
「料理が好き」など

②は、取り組んでいる時に、
周りの人から
「そんなに努力をして大変だね」
と言われても、全然へっちゃらなことを指します。
その行為に対する取り組み(勉強や活動)が苦にならないことです。

③は、活動していると元気になることを指します。

これが、1つ目の輪「情熱」です。

自分自身がどのような活動や分野に情熱を感じるのか、これまでの経験を振り返りながら書き出して読み解くことで、だんだん見えてきます。

これは、個性と同じで、人によってそれぞれ違います

それでは、2つ目の輪を左下に描きましょう。
この青い輪には、
「得意なこと」を挙げます。

自分ではそんなに意識していなくても、
任されたり実行すると必ず、一定の結果が出せる分野を指します。

わかりやすく言うと、
「人よりもうまくできること」
「早くできること」
「数をたくさんこなせること」

このように、スキルや技術が身についている分野を書き出しましょう。

例えば情熱を感じる大好きな分野であっても、ある一定のトレーニングや経験を積まないと結果が出ないことがあります。

もし、1つ目の「赤い輪(大好き)」と、2つ目の「青い輪(得意)」が一致していたら、自分自身がワクワクしながら、成果が出せるのです。

最後に、3つ目の輪を右下に描きましょう。
この緑の輪には
「人がそれを求めて喜んでくれること(ニーズ)」を挙げていきましょう。

この輪も非常に大事です。

自分自身というよりも、自分の提供するものが「人に喜ばれるかどうか」を指します。

つまり「人から自然と頼られる」ことです。

例えば、
「相談に乗って」
「似顔絵を描いて」
「整理を手伝って」
「写真を撮って」
など、「お金を払ってでもやってほしい」とお願いされて、喜ばれる分野や経験を指します。

これまでの仕事などを振り返っていくと、必ず何か、価値を提供して人に喜ばれたり、お金をいただく経験があるはずです。

自分自身がどのような活動や役割を担っていた時に、人に喜ばれたのかを振り返って書き出してみましょう。

そうすることで、今回ご紹介した
【情熱】ワクワクのエネルギー、大好きなこと
【スキル】得意分野、結果が出せること
【ニーズ】人が求めて喜んでくださること

という「3つの輪」が重なる真ん中の部分が明確になります。

これは、自分自身の活動をしたり、表現をする際に、真の強みを活かせるので、相手にも喜ばれて広がっていきます。

この「3つの輪」は、定期的に向き合い、今の自分を都度理解し行動することで、強みや才能を生かした出会いや経験が蓄積します。

それを開発し、育てながら、3ヶ月や、半年、1年が経過した時に、もう一度この「3つの輪」を「見える化」して振り返ったり、読み解いていきましょう。

自分が経験を積んだ分だけ、自己理解が深まります。
そうすることで、才能の輪郭が見えたり、社会的にも実現しやすくなります。

このように、やりたいことは、どんどん進化していきます。
つまり、「進化してOK」なので、最初から100%の答えを出さなくていいのです。

進化は必ずします。まずは今現在出てきた答えで行動しましょう。その経験が循環になります。

自己理解が深まるほど、やりたいことがより明確になり、それを通して喜ぶ人も増えていきます。その結果、受け取れる感謝と報酬も広がります。

この「3つの輪」が重なるポイントには、自分の「才能の柱」がいくつか見えてきます。才能の柱とは、人それぞれ必ず個性や可能性を反映した傾向が出てきます。

実際に読み解いた強み

私自身も20代前半の時に、自分の「情熱」「得意」「ニーズ」を読み解いて、それぞれの「3つの柱」が、元々持っていた強みだと感じました。

何が出てきたかというと、
①心理の世界の探求者
座禅の修行で道場に入っていたことから、心の世界を探求して極めていく探求者としての自分自身が出てきました。

②表現者
「分かりにくいことを分かりやすく表現する」ことです。
もともと漫画家としてデビューをしたり、文章を書いて「見える化」して整理することが「好き」で「得意」でした。

教育者
受講生やクライアントとの関わりを通じて、皆さんがそれぞれ変化をしていくことが自分の喜びであり、ひとつの才能として、柱として出てきました。

過去にはそれぞれバラバラに高めていく時期ももちろんありましたが、これが、だんだん重なっていきました。

他にも、「経営者」が挙げられます。
起業家として「0から1」を作って事業をすることです。
これは、ある程度の学びと鍛錬によって身につけたり伸ばした部分です。

この「3つの輪」と4つ目が重なるところで、自分自身のライフワークや仕事を生み出せたら、自分の取り組んでいることが一番、たくさんの人に役立ちます。

この才能の柱を組み合わせることは、
「自分の才能を掛け算して、価値を最大化すること」と言えます。

その部分が見えてくると、そこに向けた自分自身の経験の積み方ができて、ひとつずつ経験していくことが大切です。

このように、私自身も20代の前半から30代、40代と
・禅の世界に没頭したこと
・漫画家の仕事に専念したこと
・講座で教育者として取り組んだこと
この3つがだんだん重なって、経営者としてのトレーニングも融合しながら、この「イラスト思考」というスクール事業をさせていただいております。

このように、「才能の輪郭」を見つけて組み合わせていくと、その人独自のライフワークがしっかり構築できます

まとめ

前提として、「自分の才能や強み」がやりたいことである。

これが分からない時は、色々行動しながら経験を積むことで、見えてくる時期もあります。その上で、やった事ひとつひとつを振り返り、整理をしていくことが大切です。
自分の「3つの輪(情熱・スキル・ニーズ)」で重なるところがどこかを読み解き、自己理解を深めていきましょう。
実際の自分がもともと授かっている「本物の個性」や「可能性」を、時間をかけて伸ばしていくのです。

そうすると、どのような部分が、素晴らしいのでしょうか。
それは、「借り物ではない」「付け焼き刃ではない」ことが挙げられます。

自分の持っている力を、時間をかけて積み上げていき、「自分にしかできない仕事や役割」が見えてくるからです。

この記事でご紹介した「3つの輪」を活用して整理することで
「才能の輪郭」を見つける時間を作ってみてもいいかもしれません。

今の段階で見つかったことをひとつずつ行動に落としこみながら、実践を続けていけばいくほど、自分自身の才能を発揮する分野が明確になります

是非「見える化」という『イラスト思考』のスキルも活用いただきながら、ご自身のライフワークの探求を進めていきましょう。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼🎦イラスト動画での視聴はこちら!

今回の『あなたの強みと才能を価値に変える!3つの輪とは?』は、こちらのイラスト動画でも視聴いただけます。

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