プロ野球ついに開幕!!!

 先週金曜日、ついにプロ野球が開幕。
おめでとうございます!!! 
自粛モードでも気持ちが塞がっていたつもりはなかったけれど、
プロ野球開幕で気持ちがすごく明るくなった。
待ち遠しい「私達の日常」がだんだんと近づいてきた(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
無観客試合というイレギュラーな形にはなったけれど、
全国のプロ野球ファンがマウンドでの一球一球を食い入るように
テレビの前で観ているかと思うとそれだけで胸が熱くなるものだ。

 野球観戦といえば、家族みんなで同じチームをワイワイ応援したり
するものなんだろうな。ガチファンともなれば、テレビの前と言えども、
ユニフォームなんか着ちゃったりして。
思い返して見れば、我が家は一人一人が同調圧力には屈しないindependentな性格なので、そういう一体感はゼロ。(笑)
父親は、中日ドラゴンズファン。
母親は、読売ジャイアンツファン。
妹は、アンチジャイアンツ。
弟は、ヤクルトスワローズ。
私は、名古屋グランパスエイト(え?)
 比較的穏やかな性格のはずの母が、運転する時と野球観戦の時だけは、
めっちゃ怖い人となる。ジャイアンツが負けると、イライラが半端ない。
私はいつも、たかが野球観戦じゃないか。。と思っていたが、
ジャイアンツの勝敗によって気分が上下する母をみて、妹はジャイアンツ嫌いに。要するに、野球を通じての家族の一体感は皆無だった。wwww
もちろん、家族みんなで球場に行ったことはない。www

 ある日、地元の球場でプロ野球の試合があり、そのチームの選手に妹の同級生がいたため、友人らとともに、球場に足を運んだ妹。
応援に行くことを伝えていたため、気づいてくれたらしく、試合中にボールを投げてくれたそうだ。プロ野球選手らしく、コントロールがいいので、見事にキャッチ。
その時である。
ボール欲しさにグローブをはめた少年が近づいてきていた。
でも、自分でない誰かがボールをキャッチしてしまった。
(きっとその少年は、もしかしたら、ボールをキャッチできることがあるかもしれないと、ワクワクしながら家からグローブを持ってきたんだろうな。)
近くにボールが来たのに、残念。。と思ったことでしょう。
そんな少年に気づき、
「ちょっと待って。これ、あげる。」と声をかけた妹。
申し訳そうに、でも嬉しそうな少年に、
「次は君が夢を叶える番だよ!」とボールを渡した妹。
あの時の少年は今どんな青年になっているかな。
世界のどこかでワクワクした夢を追いかけているといいな。

 無観客試合を観ていると、いつものテレビ観戦では気づかない
キャッチャーミットにボールが入る「バスッ」っていう音とか、
選手同士の声とか、ベンチからの掛け声なんかがすごくクリアに聞こえてくる!! 私が一番華麗だと思う、6 4 3からのゲッツーを取る守備プレーのボールが風を切るような音まで聞こえてきそうだ。
ある意味、すごく贅沢である。  
いつもと違う景色の中には、いつもは気付かなかった、または見えなかった新しい発見があるのかもしれない。

画像1

※昨年9月にアナハイムスタジアムで野球観戦した時の写真。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

素敵な1日を。

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