PO支援でプロダクトと向き合う
この投稿は
ぼっち Advent Calendar 2019 6日目です。
ぼっち属性仲間として参加しております。
https://adventar.org/calendars/4558
PO支援とは
PO支援とはいろいろな解釈があるかもしれませんが、今回の定義としてはクライアントワークにてクライアント側にPOがいて、それを開発側からPOを支援する役割のこととする。
クライアントワークではプロダクトやサービスを開発するにあたりPOの役割を持つ人はいるが、必ずしも開発に詳しいわけではない。
むしろ開発のことに詳しくないことの方が普通ではないだろうか。
ゆえにそのプロダクトでやりたいことはあるが、それをどう開発に落としていけばよいかはわからないので、それを支援することとなる。
多くのケースではマネジメントを行うメンバーがその役割を担うことになるのではないだろうか。
ただし、マネジメントができるからPO支援ができるというわけでは必ずしもない。
プロダクトと向き合うことはマネジメントとは全く別物として扱うべきだと感じている。
時にはPO支援ではなく、PO代行の場合もある。
PO支援のぼっち
PO支援をしていると、そのプロダクトがどうあるべきかと当たり前だが真剣向き合う。
このプロダクトが目指すべきもの、POが望んでいること、詳細に落としていくとその機能はどうあるべきかまでを考えていく。
その過程では関係者からヒアリングはもちろん、さらにユーザーにインタビューしたり、どうあるべきかととことん向き合っていく。
並行して開発ができるようにしていくために、デザイナーとは見せ方を話し合ったり、そのアウトプットからさらに深堀りをしていく。
開発メンバーとはアーキテクチャや実現性についても会話したり。
クライアントとチームの間を行き来をしながら練り上げていく形になる。
それを繰り返していくとプロダクトに対して圧倒的に詳しくなる。
そのプロダクトを利用するユーザーの気持ち、提供したいクライアントの想い、開発に必要な機能の詳細、というようにおそらく一番全体を把握している状態になると言っても過言ではない。
時にはそのプロダクトに対する想いがクライアントを超えることすらある。
この状態こそが ぼっち になるタイミングである。
なぜならプロダクトがすべての中心になるからである。
自分の中に対象のプロダクトという人格が生まれるような感じさえする。
クライアントに対して、
開発チームに対して、
ユーザーに対して、
フラットになる。
誰かの意見が正しいではなく、プロダクトにとって何が正しいかで判断する。
もちろん正しいは正解ではなく、正しいのではないかという仮説である。
※ この話の詳細はここでは割愛する
チームとしてプロダクトのことをともに考えていくわけだが、一方で自分の中のプロダクトと向き合う。
この時は ぼっち なのだ。
ひたすら ぼっち でプロダクトと「むきなおり」
そしてチームと「むきなおり」をくり返す。
ある時は ぼっち に
そしてある時は とも に
そうやってプロダクトを磨いていく。
「むきなおり」とは
https://devtab.jp/entry/internal/18
ただふりかえるだけではなく、あるべき姿との差から、今後の方向性を決めることを、特に 「むきなおり」 と名前付けしています。
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