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「業務ハッカー」になりたくて、まずはやってみた

この記事はGYOMUハック/業務ハック Advent Calendar 2019の21日目の記事です。

はじめまして。
Advent Calendarを紹介され、勢いでエントリーし、そのためにnoteもはじめてみた。という、何かのきっかけから色々広げていくタイプのはとです。
今回は、自分の振り返りもかねて「業務ハッカー」への道のりを書いてみました。

「業務ハッカー」を知ったきっかけ

「業務ハック」という言葉を知ったのは今年2月くらいでしょうか?
会社がなくなっても生きていけるスキルは何だ?という話の中で「はとさんはこれじゃない?」と紹介されたのがこちら。

光が見えた瞬間でした(笑)
これだ!
目標:履歴書に「業務ハッカー」を「職種」として書く(笑)

これまでの経験と活動

前職時代、生産現場の最終工程の部署だったので、ミスなく納品は当然。情報関連の製品のため、近年は「短納期」の圧。
上層部や営業担当から「工程改善」「工期短縮」を言われ続けてました。
あれやこれやで結果は出したものの、これが職種やポジションとしてあるわけでもなく。「当然だよね」という評価でした(苦笑)
それがすごく悔しかったです。「リードタイムを2か月⇒2週間」って頑張ったと思うんだけどね。
それが転職の理由ではないのですが、今の会社でも、その経験を活かし、気になるところは細々改善してました。そして、今の部署でがっつりミッションとして活動しています。

「業務ハッカー」に私はなれるのか?

「業務ハッカー」は向き不向きがあるといわれています。
私の場合、間違い探し、カルタ、揃ってないと気持ち悪いと。いう性格が幸いしてます。
なにより「面倒くさがり」で「集中力が続かない」し「ちゃんとしないと気が済まない」から、作業は必然的に効率化しないとやっていけないのです。

面倒くさいから、仕組みを作る、自動化する、ルールを作って守らせる。
社内の「カオス」ってたいてい、仕組みがない、ルールがない、引き継がれない。といったところですもんね。
あと「客観的」「俯瞰的」な観点。自分さえよければいい。という見方しかできないのであれば、サラリーマンは向いてない…と思ってます。

「業務ハック」に本気になったきっかけ

それは「RPA」の導入です。
RPAの存在を知り、調べ、数社比較、一番自社の体制や課題を解決できそうなベンダーを選定しました。
ここでの気づき。ツール導入の選定ってホント大事ですよね。
RPA導入は専任じゃないと難しい。と言われてますが、導入して半年たった今、私は兼任です。それができるのは、導入時に「ちゃんと社内で運用できるのか?」を検討したからだと思います。
ちなみにこの先も専任にはならない気がします(笑)たぶん自分も専任になってしまうと飽きるし。ただ、ほかにRPAができる人は作っておきたい…と思う今日この頃。

RPAで「業務ハック」してみた

ツールは導入がゴールじゃない。ここから。
RPAは決して安いものではないので、その費用以上の結果を出すことが求められます。

実践したRPAの社内浸透活動
 ・全社「私、なんでこんな作業やっているんだろう。。。」棚卸大会
 ・事業部に入り込んで一人ずつヒアリング
 ・ベンダーによる社内RPA説明会の開催
 ・とりあえずこんなロボット作ってみた(「遊んでる」ともいう)
 ・なんでその作業、アナログでやってんの?!と気づかせる
 ・稼働ロボットの効果(人件費換算)のアウトプット

ヒアリングすることで、各部署の課題を拾い、他部署の取り組みを共有して解決できたり。ラッキーパンチが起きたり(笑)
導入しているRPAツールがクラウド型なので、PCを持ち歩いてどこでもロボットの実演・作成できるのも心強い。
それが一番RPAを知ってもらう効果的な策みたいですね!

「業務ハックチーム」始動

私が所属する部署のミッションは「会社の不(負)に向き合う」。
そして「会社ALL」で取り組むこと。その部署だけの課題解決や、自己満足、事業の目的に関係ないことしたところで、ただのコスト。
ここは去年のチーム立ち上げの時からずっとぶれていない。

ただ、唯一の弱点が「エンジニアがいない」ことでした。
今年10月ついに「エンジニア」が合流!経験豊富な方なので、知識も若手の教育もばっちり。なんだか一気にパワーアップした気分です。

パワーアップして固まってきた「業務ハック」サイクル
 ・各部署に入り込み、チームの課題や形骸化業務のキャッチアップ
 ・案件化・作業担当への詳細ヒアリング
 ・方法の検討(システム・RPA・GAS・bot・工程改善・捨てる)
 ・効率化着手・リリース
 ・全社アウトプット(アピール&同じ悩みの人への声掛け)

この先は「効果確認」と継続のためのヒアリングと各部署への共有も大切になってくると感じています。

最後に

この記事を書きながら、これまでの活動を振り返ることができました。
とりあえず紹介されて勢いでエントリーして初めて書いてみましたが、こういう機会ができてよかったです。

一発屋にならないためにも、継続的な努力とアウトプット、新しいことの情報収集の大切さをひしひしと感じながら「業務ハッカー」への道を歩んでいこうと改めて思いました。

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