見出し画像

抜群の安定感 〜個人第16戦 21/22スキージャンプW杯 Titisee-Neustadt〜

苦手という情報を聞いて、わざわざ優勝候補から外したGeiger(GER)

やはり今季は得意不得意、関係なく

正確なジャンプを2本決めて、優勝を射止めました。

まさかのこのタイミングで

小林陵侑からイエロービブの奪取に成功。

これをWillingenまで守り切れると総合優勝の芽が出ると

私は考えています。

ちなみに、現段階でWillingenは大荒れ予報

思いやられます。。。

スロベニアの猛威

例の如く追い風基調、落ち着いた試合展開となりました。

画像1

一応、前日よりもゲートを上げ

2本目にようやくGeigerがHS付近まで飛距離をのばしました

渋いといえば、渋い試合展開だったと思います。

今日、自分で飛んでても思いましたが

穏やかだからといってフラットな試合になるわけではありません。

WFの得点も改めて当てにならんな、というのを象徴した試合。

この試合は地味に1本目と2本目の順位に大きく乖離が見られます。

_______________

久々に元気に飛んできたLanisek

画像2

優勝して以降、調子は下降の一途を辿っていましたが

先週のZakopaneで復活、この日は1本目にトップに立ち優勝を予感させました。

2本とも良いジャンプを見せたものの、2本目に好条件を味方にしたGeigerには後塵を拝しました。

何はともあれ、優勝以来の表彰台を獲得しました。

そしてこの日の1本目、悪条件のノルウェーばりに

7位以内に5人を送り込んだスロベニア。

大倉山にかかわらず、五輪前にはこう言ったことを起こすらしいです 笑

スロベニア人が五輪で爆発するイメージはないですが

オール20代の脂が乗ったチームには目を見張るものがあります。

勝つかもと思ったKosは7位に転落したものの

この勢いで、今季どこかで勝つでしょう。

#来季は知らん

1本目は上位を独占したものの、2本目はバラけたスロベニア

良くも悪くも、訳がわかりません。

日本チーム

小林陵侑は5位。

1本目こそ、踏ん張った感がありますが

2本目は陵侑らしくない普通のジャンプでした。

ここ何試合かで、何かやってくれる感が少々薄れましたが

レベルが高いことには変わりありません。

イエロービブは奪われましたが、特に問題ないでしょう。

面白い総合争いを見たいところです。

__________________

13位に佐藤幸椰。

失敗が誤魔化しきれないのが歯痒そうですが、レベルは高いなと思います。

心身ともにバランスが整えば凄い力が出てきそうです。

_________________

中村直幹が26位。

1本目は良さそうなジャンプを見せましたが、2本目は元気がなかったです。

向かえば飛んで行きそうな雰囲気はあるので、ヨーロッパの追い風に惑わされている感じ

来週以降、風を当てれば気持ち良く飛べそうな気がします。

_________________

小林潤志郎さんが32位、伊東大貴さんが45位。

2本目に進めませんでした。

全員2本目に進む姿を五輪前に見たいな

という気持ちはあります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?