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スキージャンプとお金2

こちらに絡んでくるお話しです。

スキージャンプに言えるのが「中途半端に強い」「強くなりたて」の状態が一番お金がかかります。

スキージャンプに限らず、スポーツ全般に言えることかもしれません。

「中途半端に強い」「強くなりたて」という状態の時は

多くの場合が、学生だったり競技に専念していない状態だと思います。

#実業団に所属している選手は既に強い

収入が少なく、出ていくお金が多いのがこの時期です。

特に「中途半端に強い」状態というのは

スポンサーやサプライヤーなど、支援が受けずらいにも関わらず

超一流と戦い、超えていかなければいけません。

また「強くなりたて」というのは、スキージャンプの話ですが

ワールドカップやオリンピックに出場するには、下部の大会で実績を積まなければいけません。

しかし、スタートラインである最下部の「FISカップ」という大会は日本で行われません。

そのため、ジュニアの日本代表でなければ

自分でコーチを雇って海外遠征に行き、結果を出さないといけないのです。

また、トップ選手の中でも海外遠征には「自己負担金」が発生します。

小林陵侑選手や高梨沙羅選手くらい強くなると「全日本スキー連盟」への自己負担金がなくなり

「日本オリンピック委員会」から強化費を貰えますが

それ以外の選手は「日本代表」として派遣されるワールドカップでも
「自己負担金」を払わなければいけません。

#ほとんどの選手は企業が払うから関係ない

スキージャンプを支える企業

スキージャンプで世界を牽引する企業が二つあります。

「雪印メグミルク」と「土屋ホーム」です。

両チームとも世界一の環境を持つチームと言ってよいでしょう。

ジャンプ台のある中で世界最大の都市「札幌」に拠点を置き

社業はなく、トレーニングをして結果を出すことを仕事にしている「実業団」という仮面を被ったプロ集団です。

チームとして「ヒト、モノ、カネ」を完璧に兼ね備え

「社員」として雇用し事実上の生涯雇用でセカンドキャリアの心配もいりません。

高校、大学でトップを獲得した選手達が

世界一の環境にでさらに鍛錬する。

そう考えると、一分の隙もないようにも思えます。

もちろん「東京美装」や「北野建設」なども、スキージャンプを支えています。

最近であればエイブル系列も、力を増していますね。

ただ、男子スキージャンプで世界一の環境という面では「雪印メグミルク」と「土屋ホーム」は抜けている印象を持っています。

#個人の感想

私の戦い

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