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金メダルへの一閃 〜北京五輪 スキージャンプ 男子ノーマルヒル〜

競技1本目の中盤、風向きが不利な方に切り替わり

多くのトップ選手を叩き落とし、メダル争から弾き出しました。

小林陵侑の順番でも、風は悪いまま。

それでも、その不利な風が、わずかに弱まるのを見逃さず

ただ1人、悪条件を切り裂き

HSに迫るとともに、トップの目安となるグリーンラインを大きく超えました。

勝負あり金メダルへの一閃

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僅差となるノーマルヒル。

2位は好条件を味方につけた、P.Prevc。

2016年には小林陵侑をも勝る傑出度を見せたものの、まだ精細さを欠いている選手。

点差は6.2点、距離にすれば3m以上。

この時点で小林陵侑の負け筋が、2本目に「飛びすぎて転倒」くらいしかなくなり

この1本で勝負を決め、一瞬で金メダルを手繰り寄せました。

この1本目の姿は、ヨーロッパを震撼させたまさに「別の惑星の人

今年の小林陵侑は次元が違う。。。『飛んでるところが違う』や『後半の推進力が違う』。そうした強烈な印象で。ワールドカップを連戦連勝してきた選手を、何人も見てきました。飛んでるところも、後半の推進力も両方違う。それが今年の陵侑。今季、彼を止められるのは。雪、風、コロナ、怪我、失格、といった外的要因しかないのではないかと感じています。

ただただ、次元の違うジャンプでした。。。

アングルのせいか、悪かった風のせいか

個人的な目線として

小林陵侑に今の状態は、もう一段ギヤが上がると思っています。

完璧ではない中での金メダル

やはり小林陵侑はただ1人次元が違います。。。

この金メダルで勢いに乗っしまえば、怖いものはありません。

メンタルバトルの行方

1本目、最終成績、共に

小林陵侑を除くとバラエティある順位表になっています。

1本目

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2位に2016年に小林陵侑に勝る傑出度を見せたP.Prevc

3位はスキージャンプ界に長年君臨する王のStoch

今季、表彰台争いにほとんど絡んでこなかったものの

勝ち方を熟知する選手たちが、好条件を味方に、最高のジャンプを載せてきました。

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一方で最終成績

画像2

ラスト3人で再び条件が悪くなり

P.PrevcとStochは条件に飲み込まれ、順位をキープできませんでした。

一方でトップ10でチャンスを窺っていた

王国オーストリアの大ベテランFettnar

今季は精細さを欠いていたものの、ノーマルヒルにめっぽう強いKuback

この2人が質の高いジャンプを2本揃えメダルを獲得しました。

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難しいジャンプ台、悪条件。

ベテランの引き出し、勝負の仕方、メンタルコントロール

歴戦の勇者と呼べる選手たちが、レベルの高いメダル争いを演じ

荒れた試合を盛り上げました。

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対照的に動きが硬かったLindvik。

その他、比較的若く力を持っている選手たちは

良いジャンプを出しきれず、悪条件に飲み込まれました。

そこに影を落とさなかった小林陵侑。

メンタルバトルでも戦いに勝っていたかなと思います。

他国の選手にも五輪は重かったみたいです。。。

ノーマルヒルは苦手と割り切ってそうな小林陵侑。ある意味、どの選手よりも楽に飛べているかもしれません。重圧的な意味では、こちらの方が金メダルの可能性がありそうです。

予想と実際

いくら「実績がある、ノーマルヒルが得意」とわかっていても

今季のKubackiを見ていれば、誰もメダル予想はできなかったでしょう。

全く想像していませんでした。

さすが、スキージャンプ競技の国内評価が最も高い国の代表選手。

脱帽せざるえません。

ポーランド国民が狂喜乱舞しているのが目に浮かびます。

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金メダル予想をしたオーストリア。

実際は銀メダルをFettnarが獲得しました。

画像3

Fettnarを金メダルと予想することは、私にはできませんでした。

だから、あえて国名での予想を選択しましたが

期待を込めて、こっそりとタグに紛れ込ませていました。

オーストリアというスキー大国

周りが強すぎる故、個人でスポットライトが当たることがなかった選手

しかも、この夏までは2軍で格下の試合を周っていました。

張家口にきて絶好調、ベテランの技も活かしメダルを手繰り寄せました。

別に好きな選手ではありませんでしたが

2度話題に上げた選手。

彼のファンと言っても過言ではないでしょう。。。

正直、このメダル獲得の方が

小林陵侑の金メダルよりも感動したまであります 笑

#本当にすごい
#下剋上からのメダル

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インターネット上に載せる以上

見ている人が多いわけではなくても、いい加減なことは書けない。

そうした中で、なんとか的を得ていると思っています。

的を得れば、書き気も起きるので頑張っていきます。

日本チーム

国旗を振り、マスクの下は満面の笑みだったであろう原田雅彦さんがとても印象的でした。

残り3試合。既に金メダルを獲得した陵侑。

技術的に、本調子とは言い難いのでしょうが

この金メダルは、自身の精神的に相当楽になった上に

他のメダル候補の選手たち相手にも、精神的に有利になるのではないでしょうか。

#技術的にはずっと有利

2冠。更にはチームをメダルに導くスーパージャンプを連発してほしいですね。

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勝負をかけたと語っていた佐藤幸椰。

まずは今日の混合団体。各国、男女の2番手が不発気味なので

佐藤幸椰が元気なジャンプを見せれると、遠かったメダルが大きく近づいてきます。

ここで1本でも決めてラージヒルに移行したいところでしょう。

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渋いジャンプながら2本目に残った小林潤志郎さん。

2本目に残れなかった中村直幹。

舞台はラージヒルへ、まずは良いジャンプを出して

個人戦、団体戦出場の椅子を奪い合う戦いとなります。

トレーニングから気を抜けません。。。

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