スクリーンショット_2019-01-15_15

沖縄で約1年ラジオ番組をやって色々学んだことがあるので共有します

2018年の3月から12月末までの10ヶ月間、沖縄ラジオ株式会社(オキラジ)さんでラジオ番組をやってました。

そこで色々と学んだことがあったので、それらをシェアしようと思います。

ちなみに、やってたのはこういう番組。

「沖縄の方の夢と挑戦を応援する番組」というコンセプトで、毎週ゲストを呼んで対談していく形式で。

せっかくなので番組をやって色々感じたこと、学んだことを忘れないようにまとめておこうと思います。

ラジオやってみたい人、やってる人、興味がある人にとって何かしらのきっかけになればなと!


・ラジオ番組をやり始めた理由

そもそもラジオを聴く習慣すらなかったのに、何故いきなり番組をやろうと思ったか。

主な理由は「アウトプットの場」を作ること でした。

沖縄の(特に若い人は)みんな面白い挑戦をしてたりとか夢を持ってたりするけど、それを表現する機会がなかなか無くて、

でも、やっぱり思ってることとかは表にどんどん発信していくと、いい循環が生まれるので、そういった場を作ろうという想いがきっかけです。

「普段周りに話さないことでも、ラジオならそういった話もできるんじゃないか」という感じですね。

コミュニティの運営をしてると、結構アツい想いを持ってる人たちがたくさん集まってくれてるので、その人たちと自分自身のアウトプットの場を作ろうというのが最初の趣旨です。

後は単純に「やってみたかった」っていうのが強かったです。興味心ですね。

「ラジオ媒体」をどうしたら有効活用できるかっていうテストをしてみたかったっていう気持ちも強かったですね。

たまたま仕事仲間とカフェで3人で話してた時に、「ラジオとか面白そうじゃない?」ってなって、「じゃあ、やってみよう!」っていう感じでスタート。

「やってみたい」って思ってから1週間後には、自分の番組の第1回目の放送がありましたね。

番組の企画も進め方も何も考えてなかったので、急いで作ったのを覚えています(笑)


・オキラジを選んだ理由

ラジオ局は沖縄ラジオ株式会社(オキラジ)さんで放送することに決めました。オキラジさんを選んだ理由は2つ。

1つはインターネット放送が充実してたこと。

電波放送以外に、YouTube Live・ニコ生・FRESH・ツイキャスで同時配信してくれたので、色々使えそうだなと。

「ラジオの有効活用方法を探りたい」というのが目的の1つだったので、インターネットで放送してくれてるというのはけっこうなメリットでした。

他の曲よりも料金は高めでしたが、それでもやる価値はあるなと思いました。

2つ目の理由は、

僕が昔から好きだったアーティストのORANGE RANGEさんが番組を持ってたから(笑)

僕は月曜の20時の枠を取らせてもらったんですが、その枠にした理由は月曜の21時からORANGE RANGEさんが番組をしてたから。

「ORANGE RANGEの番組の1時間前です」って言いたかった。っていうのも意外と大きな理由。


・ラジオ番組は意外と簡単に持つことができる!?

個人的にはラジオを聴く習慣すらなかったので、どうしたらラジオの番組を持つことができるのか?っていうところからのスタートでした。

「番組を持つには局からの依頼とか必要なのか?」くらいに思ってたので。

で、

たまたま知り合いに、ラジオ番組をやってた人がいたので、その人に相談してみたところ、地方のコミュニティラジオなら割と簡単に番組を持つことができることを知りました。

そこで、その人から色々と話を聞いて、オキラジに行って「番組やりたいんですが」っていうと、そのまま話が進んでいって。

始め方はおそらく局によってバラバラだと思いますが、番組の枠を買う感じです。

多くの人は企業にスポンサーに入ってもらってたりするんですが、僕の場合は自分の会社をスポンサーにして始めることになりました。

自社の宣伝にも繋げたいと思っていたので。

なので、月に数万円くらい経費がかけれていて局の枠が空いていればたぶん割と誰でもラジオ番組始めることができます。


・ラジオやることのメリット

最初の目的は、コミュニティメンバーの発信の場を増やすことと、会社の認知度アップ

この2つが目的だったのですが、そのほかにもメリットがあることに気づいたので、それが以下です。

▶︎自己紹介で使える

これ、けっこう大きいと思います。

最近は新しい人と出会うことも多くなって名刺交換したりする機会も増えたんですが、その時に「ラジオやってます」と自己紹介すると割と興味を持ってもらえます。

そこで番組やってる理念とかも一緒に話したら余計に興味を持ってもらえる。

肩書きとして「ラジオパーソナリティ」が使えるのはけっこうメリット大きいと思いました。


▶︎時間を調節しながら話すのがうまくなる

ラジオは枠が決まってるのと、僕の場合は基本的に生放送だったので、常にどうしたら時間ぴったりで終われるかを考えながらやってました。

最初の方は慣れなかったので難しかったのですが、やってたらだんだんと慣れてきて、最後の方は時間ぴったりにいい感じの締め方ができるようになってきました。


▶︎番組やってる人と仲良くなれる

沖縄は意外と色んな人がラジオ番組やってるので、「自分もラジオやってます!」みたいななることが多いです。

そして話が弾んで「こんど出演させてください!」みたいな感じになる。

そんな感じで去年は半年で5つくらいの番組に出させていただきました。

番組に出ることで自分とか会社とかイベントのPRもさせてもらえるのでメリットしかない。


▶︎話したい人の話を聞ける

「この人の話聞いてみたいな」って思った時に、普通に「話聞かせてください」よりも「ラジオにゲスト出演してもらえませんか?」の方がオファーが通りやすい気がします。

話す側にもちゃんとメリットがありますしね。

ラジオを立て付けに、話を聞きたい人から話を聞くこともできるなーと思いました。


・ラジオを活用するために取り組んだこと

生放送としてのコンテンツだけで終わらせたらもったいないなというのは思っていたので、どうにかこれを長く使えるコンテンツにできないかなと思って始めたのが、マガジンでの書き起こし記事。

これが結構、後から読んでもらえるのでオススメ。

ゲストの人も自分のSNSなどでその記事を拡散してくれたりするので、その人のフォロワーにもリーチできるし、後からGoogleの検索からとかもアクセスが入ってくるので、コンテンツとしての資産になる。

書き起こして記事にすることで、ゲストの方にも喜んでもらえるし、個人的にはずっと残る「思い出」としても残せるというなかなかのメリット。

これはゲストを呼んでの対談形式で番組やってる人には、ぜひオススメしたいです。

ライティング面倒くさい人は僕の会社でメディアの立ち上げから引き受けるので、ぜひご依頼ください。笑

挑む人書き起こし:
https://ldo-magazine.net/?cat=4

(一部こちらの諸事情で書き起こせなかった回もあるのですが、それについては申し訳ありません。。)

後はPodcastにも番組として音声コンテンツでのログを残しました。

後からけっこう聞いてくれる人が多かったです。

オキラジさんは音源を後からくれるので、こちらも簡単にできました。

挑む人Podcast:
https://itunes.apple.com/jp/podcast/%E6%8C%91%E3%82%80%E4%BA%BA/id1355707070?mt=2


・ラジオ番組を辞めた理由

去年いっぱいで番組を終わらせた理由ですが、他のことが忙しくなってきたのもありますが、一番の理由は惰性で続けてしまっていたからです。

番組自体は楽しかったし、続けたい気持ちもあったんですが、番組の構成から色々と雑になってしまってたんですよね。

始めた当初は「ラジオ」を入り口に横展開をしようとも考えていましたが、なかなかそこに時間を使えきれていなくて。

惰性で続けるくらいなら、一旦区切りをつけようと思って去年内で終わらせた方がいいかなと。

スタートした時もほとんど計画性無しに始めたので、どうせならもっと計画性を持って、番組として作り込めるようになってから再度やりたいなと思いました。

広告効果もぶっちゃけ微妙だったのもあります。

自分の会社をスポンサーに入れていたのですが、それが効果があったかといえばそういう感じもしなかったのが正直なところ(ここに関しては改善の余地は色々あったと思います。)

ただ、ラジオ自体はまじで楽しかったのでパーソナリティを別の人に任すともしながらまたどこかのタイミングでやりたいなと思っております。


・反省点

もっと上手くできたなーと思うところも色々あるのですが、それがこちらです。

1:番組コンセプトに飽きてしまった

10ヶ月間同じコンセプトで同じやり方で進めてたので、少し飽きてしまったというのが正直な感想。

どうしても過去の人と話が似てくる部分もあるので、その辺で“新しさ”を作ることができなかったんですね。。。

そもそも「挑戦と夢を応援する」っていうコンセプトもありきたりで(笑)

もう少しオリジナリティある面白いコンセプトにしてもいいかなと思いました。番組を年内で打ち切った一番の理由はこれですね。

だらだら続けても意味ないと思ったので、一旦打ち切ることにしました。

またちゃんと番組の構想・構成を練った上で再度挑戦したいと思ってます。


2:ネットを活用しきれなかった

ネット放送もあんまり活用してなかったので、せっかく色んな媒体で放送してくれてたので、そちらももっと有効活用できたかなと。

会社の宣伝効果としてもぶっちゃけ微妙だったので、そこは改善の余地があると思ったところです。

自社の媒体でもライブ配信する
YouTubeに動画コンテンツとして残す
事前にしっかりとリーチする

ということをやろうと思いながら、結局やらずに終わってしまいました。

丁寧にやればもっと視聴者数は増やせたかなと。

けっこう一方的な配信形式だったので、どうせ生放送でやるならもっと双方向的に、聞いてくれてる人とのコミュニケーションも作りながらやれば良かったと思ってます。

次やるときはこの辺もちゃんとやろうと思いますね。


3:パーソナリティとしてのスキル

パーソナリティとしての勉強を全くしなかったのも反省点の1つ。これは完全に僕の怠慢。

発音が聞きづらいし、滑舌も悪いし、パーソナリティとしては全然ダメでしたね(笑)

その辺をけっこう雑にやってしまったので、どうせならもっとその辺の勉強もしながら取り組めばパーソナリティとしてのスキルアップはできたかなと思います。


・最後に

ラジオを聞いてくださった方々、ゲストに来てくださった方々、本当にありがとうございました!どの回もめっちゃ楽しかったです。

ラジオ番組をやることで、ゲストの方と普段話さないような話もできたので、よりコミュニティメンバーのことを知ることができたのは良かったです。

挑む人の書き起こし、Podcastの過去ログは、僕が24-25歳の時代に関わってくれた大切な人との思い出として、今後の僕の人生の宝物の1つになると思います。

(↑個人的にはこれが一番のメリットだったかもしれない)

会社やってる人、沖縄での何かしらのコミュニティオーナーはラジオ番組を持つメリットけっこうあるんじゃないかと思いますね。

今やってることが落ち着くか、他の人に任せれるようになったら「挑む人 シーズン2」みたいなの、ぜひやりたいと思ってます。

そのときはまた、ぜひ宜しくお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?