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2021年を振り返る、2022年のことを考える

結論から入るタイプのブログです。より苦手と向き合い逆算を頑張り続ける一年でちゃんとキツかったです。「どう作られるか・作るか」よりも「なんで作られたか・必要なのか」などをサムネの誕生日にもらった分解されたiPhoneを眺めながら過ごす日々でした。ブログを書きながらそのへんの思想を振り返っていこうと思います。

お仕事(本業)

エンジニアリングマネジメント道に入りまして3年半ほど経ち、下記のような状況の変化がありました。

前年度(部長・兼フロントエンドチームリーダー)
- 業務委託・派遣 10名(フロント・バックエンド)
- 社員14人(EM、フロント・バックエンド・アプリ・デザイナー)

今年度(部長・兼フロントエンドチームリーダー兼・企画チームリーダー)
- 業務委託・派遣 たくさん
- 社員 たくさん(EM、フロント・バックエンド・アプリ・デザイナー・企画)

またカオスになりました。それでもなんとか滅気ずに走れているのはみんながすごいからです。職責の抽象度が上がりきってしまい、もはや解決することから解決してもらうことの比率のほうが最近は増えてきててなんだかすごいぞという日々です。その分「自分が」じゃなくて「チームが」や「だれだれが」、どんな「how」でなく「whatやwhy」と向き合うってもらえるかというところをうまく仕掛けないといけないことが増えました。

正直すっごい苦手だし問題解決ブルドーザーを目指す私としてはストレスを感じる瞬間もありますが、結果をみていると、今はこの状態が正しいと思う瞬間も増えました。とにかく幅も深さも毎年ウケるくらい変わり続けてて、自分は変化のある場所を好むのでとてもありがたい状況。

マネージャーとしてのお仕事

大きな意味合いでは去年より大きく変わっておらず愚直にやっているのですが、メンバーに表に出てもらうことや挑戦する機会を作ることを意識してやってきました。これは1on1などでも知れなかったメンバーの課題への意識などを知れてとても嬉しかったです。上記だけでなくたくさん記事を更新しているのでぜひ見ていただきたいです。本当にいろんなすごい人達に助けてもらっているので恩返しできるように尽力します。

テックブログの方も絶賛運営中です。ちょっと記載ペース減っているのですが新しく編集長も入ってきたので助けてもらおうと思っています。

プレイヤーとしてのお仕事

スキを見てプロダクト・アウトしないと死んじゃう人間なので、弊社のレッスンルームの背景ぼかしなどは検証・実装をリードしました。いやぁ楽しかった。もっと色々作りたい・・・
これ以外もFlutterの導入をチームでやったり、リニューアルプロジェクトの責任者をしたりしていました。過去に考えた設計や仕組みがワークして安定したリリースがチームでできていたことなどが印象的でした。このへんはまた別途書きます。

扱う技術は本当に広くて会計(予算管理)からWebRTCまでくらまで振れ幅を保つ必要がある中で、自分の強みをよりハードでなくソフト側に持っていかないとあっという間に足を引っ張る緊張感が常にあります。気合い入れていきたい。

勉強できない・備えられないことと向き合うことも増えた

技術的な困難や仕組みの課題は既存研究が多いし、それを学んでいる過程を持つこと自体が安心感を生んでくれるんですが、もっと人の感情や急に転がり込んでくる組織課題などはこの手法が活かせずとてもキツイです。しかも人に相談しても解決しないことも多いので、泥臭くトライ・アンド・エラーするしかないのもキツイ。かつこれが重なることで誰かに負荷や問題が起きて、自責傾向にある自分はキツくて人生で初めて「寝れない」という精神状態になったんですが、考えを変えてみたり、結局これもトライアンドエラーをすることでなんとか生きてます。辛いとか弱いとかキツイとか言うのは苦手なんですが、まぁ人間なのでご容赦を。

「自責傾向とオーナーシップは自分の持っている強みであり、成長要素として価値が高い」と思っていたんですが、この価値観が状況とフィットしてなくて、自分のマネージャーとしての価値の置所を捉え直す機会になり、結果としてはこの一年で新しい武器を得られたと思いました。これは絶対にプレイヤーからマネージャーになった人が陥るので、踏むべきステップを本田という実感があります。コロナで人に会えない中でMeetyやTwitter経由でいろんなEMの人と話せたのもとてもありがたかったくて、上記を含めたいろいろなケーススタディや向きあい方を共有できました。

Meetyの良かったところの一つに、1on1であることもあったと思います。
失敗談や、悩み相談がとてもやりやすく自分の中のロールモデルでもあったLayerXの松本さんともお話できてとても嬉しかった・・・!

お仕事(副業)

自分の成長戦略の一つでもあるのでやらないという選択肢はそもそもない。結婚したり、状況は変わっているけどありがたいことに色々お手伝いさせていただいた。ただボリューム自体はやはりここ数年毎年減り続けており、再来年くらいには稼働がなくなるかもしれない。インボイスも来るし、なにか大きな変化がない限りは。

・がっつりkotlinでのandroidアプリ開発
・なんでも相談屋さん
・前にチームで作ってたアプリのFlutterへのリプレース、API周りのチューニング
・記事書いたり

意見のアーカイブ

Twitterにもその時の辛いことや思いなど書いている気持ちだけど、もっとセーブポイント的にその時悩んでいる課題や状況から切り取ってまとまった文章や声のアーカイブを残すのはとてもいいなとおもた。小粋FMにも誘っていただけてお話する機会も頂いた。これはブログを読んでくれた経由なので、やはりアウトプットは縁にもつながるので大事。

学生の頃からも懇意にしていただいていた、あららさんと記事で一緒に話せたのもとても嬉しかった。なんだかここまで書いてみて感謝していることが増えた1年だと思った。

生活

特に大きなライフイベントもなく、無事結婚して一年もたち、平和にすごしている。リモートが増えた中で、引っ越しなども検討したが夫婦が多忙のため決定まで至らなかった。犬を買うための解像度をちょっと上げた。

学んだ

何を学んだかと言われるとちと言語化しにくいがインプットよりアウトプットや経験を積む一年だった。読んだ本の量も少し減っており、なにかインプットするというよりその課題自体に向き合う時間が増えている。これまで以上に自分の成長が言語化しにくくなっている状況に自分がいるのを感じている。成長の言語化は人と話しながら深めて自分の血肉にしていたが、これが交流が減ったことで機会が減ってしまった気がする

一人でもこれをやれるような時間や仕組みを考える必要がありそうだ。

遊んだ

今年は鬼のようにApexにハマり、無事プラチナ帯への到達やハンマーの獲得ができた。フレンズも増え、沼となった。

・BIOMUTANT
・Back 4 Blood
・Apex
・Assassin's Creed® Valhalla DLC
・Fortnite

あたりが今年遊んだ。ほぼapexばっかやてて新作はやれてない。
PS5はずっと手に入らない・・・悲しい・・・

買ってよかった

これなしでは仕事できないレベルで気に入っています。音声も良いし、何より頑丈で長時間動くのがよい。力は正義。

DTMをほそぼそとやっております。これはもう趣味、ループ音源などをいじって組み合わせて曲を作るのがとても楽しい。ギターで合わせたりなどもしていますが、これはなかなかにむずい。

食・酒

妻より評判が良かったのは「鯛の和風アクアパッツァ」「ターキーの丸焼き」です。どちらも調達から調理までそれなりに面倒なんですが、喜んでくれるので問題ない。料理は工程がプログラミングに似てて楽しいです。食ったことないものや作ったことがないものに試行錯誤しながらトライするのはとても楽しいし学びがある。

あとはクラフトビールとカレーをとにかく摂取していた。まだまだこちらも奥が深いので色々試したい。この記事を書きながらも肉骨茶を作っており、非常にスパイスの難しさを感じた。

まとめ・2021年に向けて

仕事においては毎年向き合っていることや置かれている状況を意識してキツイ方に向けているが、これが自分のキャパを初めて超えるレベルになったと思った年だった。これから求められるのはある程度のレバレッジをかけつつも、今以上の成長速度を自分自身とチームに作ることなのではないかと考えている。

昨年は

2021年「理想をイメージして逆算し続ける」

だったが、今年は

2022年「手数・計測・再現性」

です。去年度は理想をイメージして逆算し続けることで、リスクや最大限の効果を出すための習慣ができていたと思うが、その分手数が減ってしまったように思った。かつ、知らないことにトライするので慎重にもなっていたが、これはとても良くない。またじっくりインプットする時間もなくなってきている。「独人が慎重に実施する重厚な計測指標のない一手」は結果への関心や再現性を産まない。みんなで最大限の成果を出すためには、もっと早くトライアンドエラーをしなければいけないというインターネット産業の基本を見直して実施する。すごいアタリマエのことだが、今年を夢想すると悪化しそうな上記を意識して解決していく。今年も組織の成果を最大化するということと向き合う。

あとはそれ以外だと

・犬を飼う
・実家のことをやる
・引っ越す
・DTMで成果を出す
・フィジカルを強くする
・英語をやり直す
・作れるようになる意識で食う・飲む

あたりをやんわりすすめる。今年もよろしくおねがいします。

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