音楽 The Beatles

ロック研にnoteを書いてる人が幾人かいて面白そうだと思ったので書いてみる。

僕は今年で22になるんだが、10歳くらいからずっとthe Beatlesを愛して聴いてきた。
小4の頃、小学校のクラブ活動でアートクラブってのに入っててた。図工クラブみたいなもので、そこで木をデンノコで切ってドラゴンの脚を作ったり、着色した紙粘土に釘を大量に刺して半分禿げたウニみたいなのを作ったり、ドリルで木に穴を開けてペン立てを作ったり、結構楽しかった。
そのクラブの顧問の先生がfjn先生っていうんだけど、彼はクラブ活動の時間ずっと音楽をかけてくれていた。それがBeatlesとの出会いだった…!ちなみに普段の図工の授業ではデカワンコっていう当時やってたドラマのサントラがかかってて、それはそれでノリが良くて好きだった。
ガキながらクラブ中の音楽がすごく気になって、ある日図工室の掃除のときに先生に何のバンドか聞いてみた。Beatlesの名前を教わってから、父の車で地元の図書館にCDを借りに行った。それが‘the Beatles 1962-1966/1966-1970’という2枚のアルバムで、通称・赤盤/青盤である。

左: ‘62-‘66   右: ’66-‘70

赤盤は主にBeatles前半のヒット曲を収録したもので、僕がアートクラブ中に聴いていた曲の大半が入っていて、とても興奮した。特に好きだったのはHelp!という曲だ。当時もちろん英語はサッパリだったんだが、10歳の柔軟な頭で、聞こえてくる英語を音としてなんとなく覚えてしまうくらい聴き込んでいた。赤盤には他にもyesterdayとか in my lifeとかが入っていて、僕は完全にBeatlesの虜になった。
一方の青盤はというと、出だしがstrawberry fields forever という名曲なんだが、はじめはその良さがイマイチわからなかった。声も前期の赤盤とはちょっと違うので、いい曲だってよりは違和感を感じてたのを覚えている。そんな青盤にもHello goodbyeとかlady Madonnaとかキャッチーな曲が入っていて、気に入って車のオーディオでよくかけていた。
車に乗るたびBeatlesをヘビロテしているうち、イマイチだと感じでた青盤の曲にも魅力を感じるようになった。Lucy in the sky with diamondsのサビの炸裂するカッコ良さとバースの不思議な感じがクセになってしまった。さっき名前を出したstrawberryも好きになって、今ではBeatlesの中でもトップクラスに好き。
それから一年くらいにわたって図書館でBeatlesのCDを借りて、シングル以外は全部死ぬほど聴いた。好きなアーティストの今まで聴いたことないアルバム聴くときの高揚感いいよね。全アルバムが名作なのは間違いないんだけど、特に衝撃的だった3作はThe Beatles (通称White Album)とAbbey Road とAnthology だ。

The Beatles (1968)
美しいジャケット。
Abbey Road(1969)

White albumは2枚組でObladi Obladaみたいな有名曲のほかQueenも Bohemian rhapsodyでインスピレーションを受けたと言ってるHappiness is a warm gunとか、ラブソングで俺が一番好きな
I Willとかが入ってる。Beatlesだから売れるアルバムって感じがする。
Abbey roadは今日のケツが次の曲のアタマと繋がってるところが何箇所かあるんだが、特に最後の方のYou never give me your money 〜Carry that weight 〜The endは圧巻。一目惚れした。あとはギターのGeorge Harrisonが書いてるHere comes the sunとsomethingがとにかく良い。somethingのサビは初めて聴いたときほんとに鳥肌立った。
anthologyはスタジオでのデモとか新曲を録音したもので、Free as a birdとReal loveが好き。他にもsomethingのデモとかwhile my guitar gently weepsの別バージョンとかその他諸々入ってて、このアルバムばっか聴いてた時期もあった。
小学校の頃はこんな感じでビートルズ家ばっか聴いていた。ピアノも小6まで習ってたからピアノアレンジの楽譜を買って弾いてた。

今に至るまで何度もBeatles期は発作的に訪れている。Beatlesは僕のガキの頃の記憶みたいなものとドロドロに癒着してるからか、聴いてると他の曲では俺は絶対に得られない安心感とか抱擁感を感じてとても良い。Beatlesがきっかけで英語に興味をもって母校の中高一貫に入ってそこでいろんな友人に出会ったわけなので、僕のこれまでの人生の基底にある音楽なんだよね。Beatles好きのw君に中学で出会ってちゃんとロックを聴くようになるんだけどそれはまた今度書こうと思う。

Beatlesの僕的ベストのプレイリストをちょっと前に作ったのでぜひ聴いてほしい。5時間くらいあるけど彼ら多作な上に良いものばっか出すからからしょうがない。

ちなみにBeatlesのメンバーは解散したあとソロで活動してて、俺はJohn LennonとPaul mcCartneyのソロはよく聴いてる。これも最高なのでまた紹介したい。

終わりがグダったけどまた気が向いたらなんか書く。

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