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25 「違う!断じて違う!」の叫び

こんにちは、光の研修生Jumanです。
今回も前回に続いて、旧作ヤマトおよび劇場版さらば宇宙戦艦ヤマトの古代進について、3回目をスピリチャルに語っていきますよ。
いつもながらですが、あくまで一つの仮説としてお読みくださいね。

地球の覇権主義に対抗する古代

ガミラスとの戦役後、アンドロメダ進水式に象徴されるように地球はめざましい復興を短期間で成し遂げます。
その折も折、宇宙の何処からか謎の通信が入ります。それは宇宙の危機を知らせるテレサからのメッセージでした。調査の必要を訴えた古代と真田の要請で防衛軍会議を招集したものの、防衛軍の首脳は、我関知せずの対応であっさり却下されてしまいます。防衛軍の首脳はめざましい復興ぶりに周りが見えなくなっていたのです。まさに「舞い上がり状態」でした。
それはイスカンダルから受けた恩を忘れ去り、軍備拡張の道へなだれ込んでいった感じでした。地球は「宇宙平和のリーダー的存在」であることも忘れてしまって・・・

以前の記事「光の国大激変その①」で、ウルトラマンメビウスことヒビノミライが、ウルトラマンの能力を手に入れたとき、「舞い上がり状態」になることなく「果たすべき何かがあると思った。」と語っていたのとは対照的ですね。
実はここなんです。ここが分離意識(自己奉仕)か「    」(他者奉仕)かの大きな分かれ目なんです。

すなわち分離意識(自己奉仕)は、「支配、権力、地位、名誉等」と結びつき、「    」(他者奉仕)は、「協調、共存、平等、平和等」と結びつきます。この差を埋めるのに果たして何年の月日を要するのでしょうか??
私もわかりませんが、何度も転生?しないといけないのではないですかね。

話はそれましたが、イスカンダルの航海で「    」(他者奉仕)へ歩み始めた古代にとって、当然ながら防衛軍首脳の方針は受け入れることができなかったのです。そして防衛軍の方針に流されることなく、古代は真田とともに旧ヤマトクルーの賛同を得て、調査航海を決断、反逆ともいえる行動を起こします。

この「防衛軍の方針に流されることなく」が非常に重要なのです。
読者の皆様なら覚えておられるでしょう。2199で、古代と島がメルダの問題で大喧嘩して、罰則で艦内の清掃を命じられた後、沖田は古代に対して「間違ってると思ったら立ち止まり自分を貫く勇気も必要だ。」と説きましたね。ただこれは、シリーズが違いましたけど・・(苦笑)

流されるのも学び、貫き通すのも学び

スピリチャル的には、人が人生で経験する様々な決断や結果、そのとき抱いた感情などを「気づき」と言ったり「学び」と言ったりします。人はその「気づき」や「学び」を人生ごとに計画して生まれてくるようです。当ブログでも何度も触れている「魂の契約」ですね。
そして計画した「気づき」や「学び」を達成できなければ、次の人生に繰越しということになるようです。
その人のハイヤーセルフ等の指示を受けながら・・・
きびしいですねーー!と同時になんと壮大な魂のストーリーなのか・・・
あっ、ハイヤーセルフ等という表現は、ハイヤーセルフとガイドを含む概念で統一すると以前の記事で述べています。

では「気づき」や「学び」をすべて達成したらどうなるの?・・ですが、
はい、もう地球での輪廻転生の必要がなくなり、つまり地球学校をめでたく卒業ということですけど、そのあとは他の星へ行くのか・・・はたまた・・これ以上はわかりませんです。(わかってしまったら面白くないです。)

話を戻します。
そう古代は、貫き通す方を迷わず選択したのでした。そして旧ヤマトクルーもまた、誰に指示されるわけでもなく、自主的に自分の意思で調査航海に出ることを選択しました。
その根底には、「    」(他者奉仕)の「協調、平和」の意識があったからですね。それに退艦する者が誰もいなかった、というのは、先のイスカンダル航海で旧ヤマトクルーの飛躍的な周波数のアップによって、
「    」(他者奉仕)へ歩み始めた証だと言って間違いないでしょう。

つまり古代と旧ヤマトクルーの周波数帯は同じだということです。だから引き合ってともに行こうよ!って話になるのです。
ヤマト第一艦橋組に限定すると、古代とは「ソウルメイト」でしょう。
ただし、森雪については旧作と新作とでは違うと思っています。
魂の仲間たちについては、また別の機会に語ることにします。

とにかく古代は、信念を貫き通そうとすれば、妨害されるという「学び」を得て、旧ヤマトクルーの「協調、平和」の意識について、再認識という形で「気づき」を得たと言えます。

一方、防衛軍としては、反逆を起こされるという「学び」を得ました。
分離意識(自己奉仕)に支配された防衛軍サイドは、旧ヤマトクルーの発進を阻止しようとします。当然ながら、分離意識(自己奉仕)の特徴である他人への「支配」の意識をもって・・・
しかし、藤堂長官だけは別行動にでます。空間騎兵隊の斉藤をヤマトに差し向けるなど、一定の理解を示します。
この藤堂長官の行動こそ「学び」の後の「気づき」とも言える行動です。
藤堂長官は、反逆されるという「学び」があったからこそ、旧ヤマトクルーの一枚岩ともいえる人間関係の盤石さに「気づき」、斉藤を差し向けたのでしょう。

さてこれまで地球を発進する前の、分離意識(自己奉仕)に対抗した古代や旧ヤマトクルーを語りましたが、ここからは白色彗星帝国のスーパー分離意識(自己奉仕)に対抗した古代進を語っていきます。

ズォーダーvs古代進

旧作劇場版さらば宇宙戦艦ヤマトのストーリーはご存知でしょうから、一気に最後の場面へ進めていきます。
デスラーから教えられた彗星の渦の中心核を波動砲でぶち抜いた、都市帝国内部へ侵入し動力源も破壊した、真田、斎藤、加藤の犠牲を払いながら・・
しかし、都市帝国が瓦解して出現したのが超巨大戦艦でした。もうヤマトには戦う力はありませんでした。そしてそれを見越したようにズォーダーがヤマトに語り掛けます。

「どうだ、わかっただろ!宇宙の絶対者はただ一人、この全能なる私なのだ。命あるものはその血の一滴まで私のものだ宇宙はずべて我が意思のままにある。私が宇宙の法だ。宇宙の秩序なのだ。よって当然地球も私のものだ。」

どうです・・・見事な三段論法?ですね。
支配と権力」でガチガチの低周波数レベルの極致です
それに対して、戦死した土方艦長のあとを受け、古代新艦長の怒りが炸裂します。

「ちがう、断じてちがう!①宇宙は母なのだ。そこで生まれた生命はすべて平等でなければならない。②それが宇宙の真理であり、宇宙の愛だ!③おまえは間違っている。それは宇宙の自由と平和を消してしまうものなのだ。俺たちは戦う、断固として戦う!」

特に文中の①②③の太字部分に注目しておいてください。

統合意識(ワンネス意識)へ昇華していくには

ここでようやく「    」(他者奉仕)に入れるワードの話ができます。
答えとして「   」には統合意識(ワンネス意識)が入ります。
下記画像をご覧ください。画像は「ワンネスへの帰還」様から引用させていただきました。なおラインマーカーは私が施しました。

ワンネス意識とは

そして分離意識(自己奉仕)から統合意識(ワンネス意識)へ上る過程を示したのが下記の画像になります。

意識の階層

どうですか・・・「全部が俺」って、まるで頭に入ってこないと思います。
でも今はその程度でいいのではないかなあ、私自身もいろんな「気づき」の最中ですから・・・
なお上記2枚の画像は、以前の記事「ウルトラマンが地球へ来る目的とは?」もぜひ併せてご覧になってください。

統合意識(ワンネス意識)へ向かう古代進

さて古代の怒りのセリフに話を戻しましょう。①②のセリフをスピリチャル的に補足してみるとこうなります。

「①我々は等しく宇宙の根源から生まれた命、すなわち我々一人一人が宇宙の根源の光エネルギーとつながっていて、かつ崇高な存在なのだ。②宇宙にはこの光エネルギーと愛のエネルギーしかない。それが宇宙の真理だ。」
となります。

それでは古代進は、上の画像のピラミッドの一番上、高次意識に到達しているのでしょうか?

最後に乗り越えられるか・・ノンジャッジメントの境地

ここで③のセリフになります。古代はズォーダーに対してハッキリと、「おまえは間違っている。」と言っています。
実は、このような「良い、悪い、正しい、間違っている・・」の判断(以下「ジャッジ」と言いますね。)は3次元地球独特の価値観で、宇宙には存在しないようなのです。
はぅ!そんなアホなことがあるかい!とほとんどの人がそう思うでしょう。
だって、このジャッジがないと教育が成り立ちませんし、法律も裁判も成り立ちません。社会規範も道徳もぶっ飛んでいきます。

ただね、ここで留意していただきたいのが、ジャッジすることは、宇宙には存在しないからダメだ!とは言ってない、ということなのです。
ジャッジすることは、宇宙には存在しないからダメだ!と言ってしまうとそれまたジャッジになるからです。

そこで下記の画像をご覧ください。

ジャッジ(他人)

ちょっと懐かしい?ヤバイ?人物が出てますが、おっと、ジャッジになるところだった・・・自重せなあきません。(苦笑)
画像文中の「人生の青写真を描いて」というのは、当ブログで何度も触れた「魂の契約」のことですね。
私たちはよく考えるとジャッジをしてジャッジをされるなかで生きてきたのです。学校の通信簿、勤務評定、企業の決算、訴訟の勝敗、スポーツの世界・・・全部そうです。
しかしそれは分離意識(自己奉仕)を理解するための必然的な行いであって、統合意識(ワンネス意識)へ到達するためには必ず通るプロセスだったのです。

分離意識(自己奉仕)も学びなので、分離意識をテーマにまだまだ学びがある人は、統合意識(ワンネス意識)を意識するのは時期尚早なのです。

ノンジャッジメントの角度から言うと、古代や旧ヤマトクルーが大学の専門課程履修中、地球防衛軍は小学校のカリキュラムの授業中、って感じです。
あっ、誤解のないようににしてくださいね・・・小学校のカリキュラムだから魂のレベルが月とスッポンって意味ではないですからね・・・
年が離れた兄貴と弟みたいな関係というイメージです。時が経過すれば弟も確実に大学課程へ進学するのですから・・・

結論として、画像文を参考にすると、古代の「おまえは間違っている。」のセリフは「ジャッジ」と解してよいでしょう。
そして、古代進の意識はワンネス意識に到達しておらず、ピラミッド階層でいえば分離意識の最上位アストラル意識である、と判断すべきですね。

では古代はノンジャッジメントの見地からはどう言えばよかったのでしょうか?

それにしてもズォーダーはん、アンタの今の発言スゴイね!まあアンタの意思として受け止めてはあげるけど、オレもアンタとは異なる自分の魂ワールドあるからさー、とりあえずオレの世界観は今伝えさせてもらったよ。
こんな感じでしょうか・・・
なんか「おまえは間違っている。」のセリフからは、イメージが全然変わりましたけど・・仕方ないか・・当ブログはスピリチャル系だもんね。(笑)

ノンジャッジメントのキーワードは「中立」なのです。
悪く言えば「無関心」かもしれません。
ジャッジについては重要なので、別の機会にまた語りたいと思っています。
さて次回ですが、旧作劇場版さらば宇宙戦艦ヤマト終盤の名場面を語って締めたいと思っています。

それでは今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
なお文中の画像は、ファミリー劇場放送分より引用させていただきました。

今回のまとめ
仮説ヤー18
旧ヤマトクルーが、謎のメッセージ解明のために調査航海へ出るという行動は、旧ヤマトクルーおよび防衛軍の双方に、「学び」と「気づき」をもたらした。
仮説ヤー19
古代進の意識はワンネス意識に到達しておらず、ピラミッド階層でいえば分離意識の最上位アストラル意識でとどまっている。なぜならまだ相手へのジャッジの姿勢があるからである。

次回予告:(仮題)26 ヤマトより愛をこめて


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