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ampero ii stompレビュー

皆さんメリクリ!!

早速ですが、Kemperを手放しましたー!!爆

結論から言うとKemperには何の落ち度もないんですが、Kemperと同レベルの事が出来る機材を手に入れたのです

それがこちらで御座います

ampero ii stomp

Kemperで機材の軽量化に成功したとはいえ、飛行機での遠征となると流石に持っていけなかったんですよね(最近の福岡なんかはアンプ直でした)

とはいえ現行で出てるKemper StageやAxe Fxのフロアタイプはさほど小さくはない、かと言ってLine6は自分の中で今一つ・・・

そんなジレンマを抱える中、1月に北海道と沖縄が決定しうっすら"ちっさいマルチ欲しいなぁ"と思いながら入った楽器屋に鎮座していたのがコイツです

完全にノーマークだったので店員さんに勧められるままに試奏したら音が良すぎてたまげました

その時は出会い頭に告白されたような感覚で戸惑っていたので即購入とはならなかったんですが

時間が経つにつれて気になりまくり、紆余曲折を経てゲットいたしました

細かい音やレビューはYoutubeにお任せして、自分のざっくり偏見レビューを書いていきます

良いところ

✅ボディが小さい

ここが一番大事

バンドを始めた頃の機材はアンプヘッドとキャビ で40kg

それがKemperで20kgになり

最終的にamperoにしてワイヤレス、ケース込みで5kgを切りました

本体は1kgを切ってますw

ちなみにKemper Stageが4.6kg、Fractal FM3が3.2kgなのでいかに小さくて軽いかが伝わるかと思います

✅安い

この手のマルチエフェクターが軒並み20万円代なのに対してamperoさんは

6万円です

プロからすれば仕事道具なので値段が高かろうが買う時は買いますが、安いに越したことはないですよね

IRがロードできる

わからない人のために説明するとIRというのはギターアンプのスピーカーの鳴り方をシミュレーションしたファイルのことです

これがロードできないと、完全にマルチ内で完結しないといけないので音作りの幅が一気に狭まります

もちろん内蔵されてるIRやキャビシミュも非常に良い音なんですが、自分は使いたいIRがあるのでここは必須でした

✅音が良い

先ほども書きましたが最初に弾いた時の感想は"めちゃ音良い!!"でした

もちろん実機レベルではないです

実機が100点だとすると、Kemperは90点、amperoは80点と言ったところでしょうか

ワイアードの方が音が良くても利便性を重視してワイヤレスを使うように

amperoも100点ではないにしてもそれを超える利便性があるんで十分使用に値すると思います

操作がタッチパネル

異常に便利すぎてもう元の生活には戻れません、ガラケーからスマホに持ち替えた感覚

悪いところ

✅ボディが白い

この画像を見ていただきたいんですが・・・

画像1

プロトタイプは黒かったんですよ!!!

なのに何故か白にしてしまった・・・

白は謎に存在感でちゃうし、汚れが目立つし(そもそも踏んで使うから)良いところゼロです

後々ブラックモデルとか出そうだなぁ・・・

✅アウト毎のキャビシミュON/OFFができない

amperoはアウトが二つあります、でも片方キャビON、片方キャビOFFというような割り振りができません

Kemperでは当たり前に出来てた上に、何故か前の機種のampero oneでは設定が出来ます笑

自分はステージでキャビを鳴らしつつも、外はラインの音という使い方をしたいのでここはかなりいただけないですね・・・

結果Sendを活用すればなんとかなるんですが、Send/Returnを使いたい人からすると問題です

ここは今後のソフトのアップデートに期待

✅TRAILが効かない

トレイルというのはパッチを切り替えた時に前のパッチの空間系の音が残る仕様のことです

言葉では説明し辛いんですが、例えばディレイ、リバーブバシバシのリードからクリーンに切り替える!という時に

クリーンチャンネルを踏んだ瞬間にリードの残響音がバツ!っと消えて真顔になる感じです

わからないか・・・笑

まぁ気にならない人は気にならないかも

✅パッチ切り替え時に音切れがする

これも先ほどのトレイル機能に似てますね

チャンネルを変える時にほんの一瞬音が途切れます

踏み換えるタイミングを調整すればクリアできなくもないですが、地味に痛いポイント

✅マシンパワーが低い

マルチはパソコンのようなものなのでCPUにかなりパフォーマンスを依存します

公式には12個くらいエフェクトのチェーンを組めるとなっていますが、実際は難しいです

CPUに負荷が高いIRなんかを入れたりすると、これまた負荷が高いリヴァーブなんかは選択できなくなってしまいます

これが20万コースのマルチならないんでしょうけど・・・

なのでステレオで違うアンプをIRで鳴らして、空間系も入れたい!と考えてる人はある程度の制約を覚悟した方が良いです

自分はシンプルな使い方なのでさほど問題ではないですが

まとめ

とまぁ、悪いところの数の方が増えてしまいましたが

重箱の隅を突いたような内容なのでほとんどの人は気にならないでしょう

自分の機材の冒険はKemperで終わりだと思っていたのでこの出会いは嬉しいサプライズでした

あと一つ悪いところを追加するとしたら

全然売ってないことです笑

ここまでやばかったらそりゃ売り切れますわなぁ・・・ちなみに次の入荷は1月末らしいので気になる方は予約してみては?

では皆さん良い音楽ライフを〜

そして良いお年を〜

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