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【決着】ラインサウンドVSマイキングサウンド

アンプシミュレーターやマルチエフェクターをゲットしたのは良いけど結局どういう音の出し方をしたら良いんだ?

そう思った事はないですか?

一昔前はアンプの音をマイキングしてPAスピーカーから出すというパターンが主流でしたが

技術の進化により今は色々なパターンが存在しています

現在はざっくりわけて4パターンあると思います

色々な機材があって表記が面倒なのでマルチやアンシミュのことを以下、デジタルアンプと記載します

音の出し方4パターン

1.ラインのみ(中音なし)

デジタルアンプからの音をそのまま外に出すパターンです

中音なしなのでアンプキャビから音も出しません

2.ラインのみ(中音あり)

デジタルアンプからの音をラインで外に出しつつ、中もキャビから音を出すパターン

3.マイキングのみ

デジタルアンプからキャビに音を出して、それをマイキングしスピーカーから出すパターン

4.マイキング+ライン

先ほどのマイキングした音にラインの音もプラスするパターン

早速結論を言うとライブハウスレベルなら2番のラインのみ(中音あり)が良いです

正直最後は好みなので、人それぞれ出し方は違って良いと思いますが

ここは自分のnoteなのでなぜ2番なのか解説していこうと思います

理由

解説する上で、なぜ他の三つが良くないのかを説明した方が早いのでそこからいこうと思います

ラインのみ

中音がなくスッキリしてマイクの被りもなくなるので一見良さそうに感じます

1000人クラスのサイズならもはや関係ないんですが

やはりライブハウスくらいだとギターのキャビネットが鳴ってるか鳴ってないかで大分音の印象、特に音圧が変わってきます

そう言う意味でラインのみは迫力に欠けるのでお勧めしません

マイキングのみ

キャビ からの音をマイキングした方がリアルだ!と言う考え方もめちゃわかります

ただそれをやり出すと、デジタルアンプのマイキングしなくて良いと言うメリットがなくなってしまいます

もちろん色々な音を出せるところや持ち運びがラクと言うメリットは残るんですが

マイキングのことを考えずにただフェーダー をあげれば一定の音が出る

って言うのも自分は大きなメリットだと思います

実際MAKE MY DAYのPAもMMDはフェーダーを上げるだけで良いからラクだと言ってました笑

あと個人的にはステージ上はなるべく物をなくしたいので、マイクがなくなってくれるのは嬉しいです

マイキング+ライン

実は自分も最初はこのパターンでやっていたんですが

レイテンシー(音の遅延)を感じると言うか、音の位相の問題なのか

はたまた違う要素なのかハッキリしないですが・・・

違和感を感じてやめました

理由があやふやでごめんなさい笑

多分マイキングしたエアー感のある音にパキ!としたラインの音が混ざるから違和感を感じるんだと思います

うまいことやれば良い感じになるのかもしれないですが・・・

ラクしたくてデジタルアンプにしたのに工程増えてるやん!!と言う部分でもこちらは却下しました

まとめ

以上の理由+工程のラクさ、音の面から見て2番が一番おすすめです

あと注意点としては、キャビから出てる音とラインで出す音の差をなるべく埋めた方が良いと思います

なので音作りの際はギターアンプからだけでなく、練習スタジオのスピーカーからもラインの音を出して音作りをしてみてください

少しマニアックな記事になってしまいましたが、誰かのお役に立てたら嬉しいです

音作りに関しては過去に50人以上に購入いただいた、こんな有料記事も出してるので良かったらチェックしてみてください!

と言うことで、良い音楽ライフを〜!

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