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藤牧京介くんの歌声の浸透力

最近買った美容液のアピールポイントが『攻めの成分と守りの成分どちらも配合しております!』だった。

美容液を買うからには攻めたいが、あまり肌が強くない私は"守り"の成分が配合されていることに惹かれて購入した。

美容液の成分を、ふと藤牧京介くんの歌声と重ねてみるという奇行を失礼致しますが……、
京介くんの歌声は『攻めの成分と守りの成分どちらも配合』というよりは『1つの成分であなたにとって1番心地の良い攻めの効果も守りの効果も発揮します』という逸品だ。

彼の歌声は、真冬の暖炉のような、砂漠で飲む水のような、そんなやさしさと救いで溢れている。歌の世界観を押し付けたりせず、聴き手に委ねる柔軟さとどこまでも物語を広げさせる伸びやかさがある。

柔軟でまろやかな声色だからこそ、形を変えやすい部分もあり、『大人数グループ』で激しい曲調の楽曲を歌う際にもその効果が発揮される。彼の声の存在は、楽曲の空気をがらりと変えるスパイスになっていて、透き通っていればいるほど鋭く刺さり、楽曲に説得力を添えていく。核となる大切な言葉を、胸の深部まで浸透させる能力が……すごい………………

『壁を壊して』の澄み切った鋭利さ……震えますよね?

声色的には、スピッツの草野マサムネさんや、松任谷由実さん、そして私の愛してやまない小山田壮平さんもそのタイプのように感じる。
澄んでいて、説得力のある歌声。


昨日放送された『千鳥の鬼レンチャン』でも様々な楽曲を歌っていた京介くん。
どれも語るように、言葉を1粒1粒大切に、聴き手との対話のように歌うのが印象的だった。

歌を通して言葉を"伝える"
その言葉を人の心に"浸透させる"

なんて柔軟な浸透力で溢れているんだと、言葉を一つひとつ染み込ませながらしみじみと感じました。


ファン向けの様々なコンテンツで、歌が好きな故にぶつかる様々な葛藤を語っていた藤牧京介くん。
ご本人は試行錯誤の連続かもしれないけれど、あなたのありのままの歌声は人の心にスっと浸透して大切な言葉を鮮度抜群の状態で届ける力に長けすぎているので、どうかこれからとのびのびと楽しんで歌を歌い続けてくださいね!と一ファンは願っております。

いつも素敵な歌声をありがとう!


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