ヴィクトリアマイル2024

お世話になっております。
先週のNHKマイルでは無事的中を決めました。
今年のGⅠ回収率は91.9%と未だマイナスですが、ここから波に乗れるように精進していきます。
今週はヴィクトリアマイルですね。
2強ムードですが、個人的には難解な一戦になると考えています。

それでは、予想の方にまいりましょう。

◎6枠10番 ナミュール
〇4枠6番 マスクトディーヴァ
▲8枠14番 フィールシンパシー
△1枠1番 ライラック
☆7枠13番 モリアーナ
注3枠5番 ウンブライル

本命は、6枠10番のナミュールです。
前走のGⅠドバイターフでは、差し有利の展開が向き、直線でもスムーズに一番外の進路を選択できたため、高く評価できるほどのレース内容ではありませんでした。
しかし、勝ち馬が出走馬の中ではおそらくレーティング1位だったこと、当馬はゴール前に差し掛かってさらに伸びていることを加味すると、今回にも通ずる非常に良いレース内容ではないかと考えます。
2走前のGⅠマイルチャンピオンシップでも、差し有利の展開が向いたとはいえ、直線入り口で若干の不利があり、2着馬と3着馬よりは明らかに強い競馬をしており、着差以上に評価ができる内容だったと考えます。
特に2着馬のソウルラッシュは、後に海外GⅠや重賞でも好走しており、相手関係からも評価ができるでしょう。
また、3走前のGⅡ富士Sでも、差し有利の展開が向いたとはいえ、GⅠの前哨戦にしては勝ち時計が優秀で、今回と同舞台でこの競馬ができるなら勝ち負けは濃厚だと考えます。
昨年の同レースや安田記念では不利がありましたが、今年は当馬より外枠から何が何でも先行したい馬はフィールシンパシーだけですから、スタート直後でごちゃつくことは考えにくいでしょう。
最終追い切りに関しても、昨年のマイルCS時より時計も気合乗りも間違いなく良化しているように映りました。
最終目標は安田記念に思われますが、海外帰りでも疲労の見えないここは、むしろ安田記念より狙い目だと判断して、本命にさせていただきます。

対抗は、4枠6番のマスクトディーヴァです。
マイルも距離適性内だとは思いますが、ベストは1800m~2200mではないかと考えます。
しかし、前走のGⅡ阪神牝馬ステークスの内容が強かったため、ここでは対抗評価にさせていただきます。
直線で挟まれてしまい、2着馬ウンブライルよりも追い出しが遅れてしまうロスがありました。しかし、ここからはノーステッキで上り最速の脚を使い勝利をしており、まさに圧巻でした。
鞍上のモレイラ騎手の好騎乗も光りましたが、馬自身の力によるものが大きいでしょう。
今回も継続騎乗な点もプラスですね。
最終追い切りは、個人的に一番状態の良いと感じた秋華賞時よりもさらに数段上にあるとみています。
2戦叩いた効果が現れており、本命馬と同様にここでは勝ち負け必須とみていますが、マイル実績の有無を比較して、こちらは対抗評価とさせていただきます。

単穴は、8枠14番のフィールシンパシーです。
重賞勝利が無く、近走はどれも展開が向いていたこともあり、おそらく10番人気程度で確定をしそうですが、個人的にはかなりチャンスがあると考えています。
5走前の紅葉ステークス(3勝クラス・東京芝1600m)の内容が注目できそうです。
このレースでは、前3頭がやや後ろを離して先行する形となり、結果的に3,5,6着に入るなど、10頭立てとはいえ、やや前有利の展開であったと考えます。
当馬は中団から差す競馬をするタイプではないため、このような経験があることは今回にも繋がる大きな収穫なのではないかと見ています。
さらに、勝ち時計が1分31秒9と優秀で、1週前に行われた富士Sの勝ちタイムと+0.5秒差で、さらに3着馬のゴールタイム(1分32秒0)よりも速いです。かなりの高速馬場だったとはいえ、優秀であったと評価せざるを得ないでしょう。
さらに、このレースに出走した3頭が既に3勝クラスを突破しており、レースレベルも多少は高かったのではないかとみることができます。
今回は外枠からになりますが、常にいいスタートを切れ、高速馬場への対応も可能であり、前有利になりやすいこのレースでは1発あってもおかしくないと考えます。
最終追い切りの動きも、軽く促しただけで鋭い伸びを見せており、かなりの好状態に映ります。
格段にメンバーレベルが上がるとしても、是非とも狙いたい1頭です。

連下は、1枠1番のライラックです。
前走の阪神牝馬ステークスでは、輸送失敗における大幅な馬体重減と、外を回って先行する展開が向かなかったため度外視可能でしょう。
高速馬場への対応がカギになりますが、4走前の府中牝馬ステークスの内容を見る限り、特段の心配は必要なさそうと考えます。
鞍上の戸崎騎手は先週のNHKマイルカップでも好走しており、得意の府中マイルでは期待が持てるでしょう。
最終追い切りの内容だけで見ると、他にも買いたい馬は見当たりますが、次走やエリザベス女王杯では人気をしそうなことが想定できる為、この人気で買えるここで印を付けておこうと思います。
とにかく好きな馬なので頑張ってほしいです。

穴は、7枠13番のモリアーナです。
前走の阪神牝馬ステークスでは、直線での反応がやや鈍いように見えましたが、休み明け1戦目で上り最速馬券内かつ、スムーズに直線に入ったウンブライルと0.2秒差であれば、むしろ高く評価できると考えます。
武藤調教師も「(ナミュールと)いい勝負ができる」とのコメントを出しており、馬柱からも分かる通り、常にいい脚を使えるこの馬がキレ負けすることは無いと見ます。
むしろ阪神牝馬ステークス組かつ重賞勝利実績のある当馬がここまで人気を落としているのは非常に美味しく、ありがたく狙わせていただきたいところです。

注意すべき馬としては、3枠5番のウンブライルを挙げておきます。
正直最終追い切りの内容も良くは見えない為、危険な人気馬なのではないかと考えているのですが、使うごとに状態は上がってきていそうで、生粋のマイラーと呼べる馬は当馬を含めて数頭しかおらず、簡単には切れないです。
もちろん、当日の馬体重やパドックでの様子を加味して最終的には判断しようと考えています。

それでは、買い目の発表です。

単勝 10 600円
三連複軸1頭流し 10-1,5,6,13,14 10点(1点当たり100円)
計1600円

今週も全人馬無事にお願いいたします。

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