サイコロ振ってみた

極意:確率1/6(6分の1)ってどれくらいブレるの?サイコロひたすら振ってみた結果(パチンコ・パチスロ)

今日は確率のブレについて実験を行い実感が湧いたところで、確率論からの攻略法を伝授します。ジャグラーなど小役をカウントする機種での立ち回りに大いに役立つお話です。

ボリューム4500文字、いずれ有料記事にしますが、しばらくは無料記事として公開しますので、是非ご参考にしてください。

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実は、前々から探していたのですが、土曜日にようやく見つけたのでサイコロを買いました。

ダイソーで100円です。

サイコロ

サイコロって意外と買おうと思っても、おもちゃ屋さんにもないし、文房具屋、本屋にもない、ドンキにもない、コンビニにもない、ロフトにもない、で困っていましたが、ようやくダイソーで見つけました。

まあ、普通に考えてサイコロを買う需要ってあんまりないですよね。

あとはAmazonで買うかですね。

今日は、サイコロを振って1/6(6分の1)の感覚を掴むことをお伝えしたいと思っています。6分の1がどういう風に収束するかシミュレーションから、勝つための確率の見方も伝授します。

この6分の1の意味は、特にジャグラー打ち(ペカリスト)にとって重要で、まさにブドウの出現確率が6分の1付近にありますので、6分の1の揺らぎを把握しておくことは立ち回る上で非常に重要です。HANABIの花火チャレンジ中の純ハズレ確率も同様6分の1付近にありますので、その揺らぎとしても参考になると思います。

たまには、ひたすら振ってみよう

サイコロを振るって意外と楽しい。

今回は、1が出たら当たりとして、ひたすら振ってみます。

結果を書いてみます。

【第1回目の試行】

4、4、5、3、4、5,5、5、3、1

10回目で1(当たり)。ちなみに、このサイコロのせい?(笑)

なんか偏りがおかしなことになってますが3,4,5ばかり出てしまいました。イカサマはしてません。一応同じの出ないよう次はもっと手の中で混ぜてから振ることにしますが、いきなり何も狙っていませんが今回は異常な偏りをみせてしまいました。

【第2回目の試行】

2、4、5、3、5、5、3、1

8回目で1(当たり)

相変わらず3,4,5が多いのはなんで?!ダイソーのサイコロ、重心がおかしいのか?6が出てない。でも、一切イカサマはしてません。もっかいやってみます。

【第3回目の試行】

2、1

2回目で1。ついに来ました。引き強。ようやくすぐに出ました。

ここまで、の出目を整理してみると以下の通りです。

1:3回

2:2回

3:4回

4:4回

5:7回

6:0回

振った回数合計:20回

さて、ここまでを整理すると、当たりである1は3/20なので、確率6.6分の1。それっぽいですね。今回の特徴は、5が出過ぎなことと、6が出なさすぎという状況です。こういう状態を見て、人によってはこう判断するでしょう。

・このサイコロは5が出やすい仕様

・このサイコロは6が出にくい仕様

しかし、6分の1で5が7回出ることは確かに多いですが、たかだか20回の試行において、この状態は全く異常なことではありません。

マイジャグラーで置き換えてみてください。マイジャグラー3で言うと、まさに、最高設定である設定6の場合で1/6.07です。サイコロとほぼ同じです。

1K入れていきなりブドウが出ず、20回転程度でもう1K投資すること、ざらにありますよね。または、ブドウが出すぎて、5回くらい連続したこともありますよね。

今回の試行は20回でしたが、その10倍の回数を重ねて、200回振った時に、5が70回出ることは異常であり、天文学的な確率になり、まずごく普通のサイコロでは起こり得ないと言えます。

私の友人でも、1000円や2000円使ってブドウが出ないとか言って、すぐにカニ歩いて、ブドウが出る台を選択する人がいました。

正直、その打ち方で判別は100%不可能です。

マイジャグラー3でいうと設定1なら、ブドウ確率は1/6.35ですが、この確率差はせいぜい50回転の中ではただの誤差範囲であり、どれだけ多くブドウが出たからと言って、この段階で判別ができることは数学的にありえません。


私は基本、カチカチ君を使いません。

それでもジャグラーはトータルだと500万円近く勝っているのではないではないでしょうか。

夜の短時間勝負の中で、数えていても何の意味がなくがんばっても2000回転くらいする頃には閉店しています。判断材料にはなりえません。


さっきのサイコロ、200回振り続けてみる

さて、今こんな夜中に記事を書きながらサイコロを振っているわけですが、このサイコロはまさにダイソーで買ったばかりです。今は20回振りましたが、200回くらい振ってみたらどうなんでしょうか。

これで6がほとんど出なかったり、5が70回くらい出ると、「ダイソーのサイコロって重心が偏ってて5ばっかり出る」など驚愕の事実がわかるかもしれません。できれば、皆さんも同じようにやってみてください。こんな偏るんやーとか、普通だなーとか、人それぞれの確率の神々の遊びが見られると思います。

さて、振り続けた結果を以下に貼ってみます。やり直しは一切なしです。

1を当りと規定しつづけます。

1453446526(1が出ないなー。6が出始めた)

2412532155(また6が出ず、5が良く出る)

6452524661(6が出始めた)

6536633462(6がやたら出たぞ。これが収束か?!)

5433114352(6でねえ―)

5244644332(当たりの1が・・・)

1252536336(当たり1がヒキよわ・・・)

2452652524(さすが監督。いつものヒキよわがここでもw)

ようやく100回。この時点で集計してみます。

1:10(出現確率1/10)

2:18(出現確率1/5.6)

3:17(出現確率1/5.9)

4:19(出現確率1/5.3)

5:23(出現確率1/4.3)

6:13(出現確率1/7.7

6が出ないサイコロではなさそう。

というか、1が当たりなのに、10分の1とは何たるヒキよわ・・・・・・

5は相変わらず強いけど、序盤のリードがあったからか。

もう100回やればきっと変わるでしょう。現在時刻は1時。眠いけど、あと100回やって集計してみます。


200回サイコロ振ったらどうなった?(確率6分の1に対して33倍の試行サンプル)

振りながら、以下に書いていきます

2233146421

2215351453

1466215515

6215346322

4566415215

3215534345

4416611352

2524553546

4114645661

1645443242

終了ー!!!!集計結果は以下の通り。

1:28(出現確率1/7.1)

2:34(出現確率1/5.9)

3:29(出現確率1/6.9)

4:39(出現確率1/5.1)

5:43(出現確率1/4.7)

6:27(出現確率1/7.4)

どうでしょうか。

当たりである1は、なんとか巻き返して、最終的に6よりは出現しました。5は強かった。イカサマサイなのかどうか、結局怪しさも残ってはしまいましたが、4もだいぶ出ています。その差4回なのでまあ、誤差でしょう。

今回の実験で、私は1が当たりと宣言していましたが、他の人が5を当たりと設定していたら大当たりが出まくって大勝利!ということになります。

また、最初は「1」は出現確率が10分の1からスタートしましたが結果的に7.4分の1と、かなり6分の1に近づいています。

どうでしょうか。これをジャグラーやハナビ、エヴァなどのAタイプに置き換えると確率のブレが良くわかると思います。このサイコロは普通に考えると、5が出やすい仕様ではなくどの出目も均等確率だと思いますが、200回転だとこの程度のブレが出てしまいます。つまり、マイジャグの設定6の小役確率で考えたときに、200回転程度では5分の1を上回る鬼引きもあれば、設定1より低い7分の1以下の出方も全然ありえます。

200回転となると、通常6K投資していると思いますが、この時点でブドウが出た、出てないというのはあまりにナンセンスで、設定6でも今回のように1の当り出目が7.1分の1として、設定1以下の水準に収まることはざらにあることです。

この水準は6分の1に対して、「6」の33倍である200回転の時のブレです。

33倍の試行ではこれくらいブレるということです。33倍の試行に設定したのは意味があり、ジャグラーの高設定のBIG大当たり確率といえば、約250分の1ですよね。

33倍すると、250x33=8250

つまり、朝から閉店まで1日ゆっくり回してだいたい8250回転は回せますが、その段階ではBIG確率の33倍しか回していないので、BIGについても同様にブレが出まくるということです。

大事なのは、33倍程度では、設定はハッキリわからないということです。

特に確率差がないBIGだけを見て判断しても、ほとんど意味がないということです。


高設定を見抜く!確率からの最強立ち回り法

さきほどの実験では、「6」分の1に対して、「4.7」~「7.4」分の1という範囲で動いていました。

これはまさに私が確率を読み解いて立ち回る時の水準通りです。

水準を意識した立ち回りだけでパチンコ、パチスロの設定はかなり予測できるのです。そしてその感覚はまさに、勝利の極意になります。

ここで意識する極意とは、確率の30倍程度の場合、ブレの確率はだいたい30%以内に収まるというものです。

1/6 に対して±30%ずれると、確率はまさに1/7.8~1/4.6の範囲内になります。まさに今回の実験もその範囲内です。もちろんこれよりもブレることもまれにありますが、この30%水準を頭に持っておくと、圧倒的に設定を読み解くことができます。もちろん試行回数が足りない場合は、30%よりも大きくぶれますが、30倍程度なら±30%、50倍なら±20%以内に確率はほぼ収まってきます

よって、実践的に生かすと、例えばこういう判別法です。

1.マイジャグのブドウから設定が分かるパターン

マイジャグラー3の設定1のブドウ確率は6.35分の1です。よって、約30倍の試行である200回転のときには±30%を考慮すると、1/8.3~1/4.9の範囲で動きますが、実戦で1/4.5で推移している場合、設定1でそれだけブドウが出ているのは非常に起こりにくい状態で、高設定の可能性が非常に高いという判断ができます。

2.ジャグラーREG大当たり確率から読み解く

マイジャグラー3の設定3のREGボーナス確率は341分の1です。その約30倍の確率である1万回転時にも±30%の範囲に入ります。

それを計算すると、1/443~1/262の範囲で動きます。つまり、REGがこの時点で20回に満たない場合は1/500以下となり、高確率で設定3より悪いと考えられます。同様に、REGが50回出ると1/200ですが、まず設定3ではおこりえないため、1万回転で50回バケが出るのはほぼ設定6の鬼引きとなってきます。

まとめ

・確率のブレを意識すると設定が判別できる場合がある

・確率の30倍試行で±30%のブレ範囲を意識して立ち回る

・たまにはサイコロを振ってみると確率の動きを実感できる


次回の機会あれば、このサイコロを振る試行をExcelのシミュレーターを使って2000回、5000回、8000回など行ったときにどう確率は動くかを解説したいと思います。実戦的な回転数に対して、6分の1がどういう収束を見せるのかが掴めるかと思います。

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主にジャグラーで、少しでも期待値を上げたい方に向けて記事を書いています。必勝メソッドについて語りましょう。