Japanese Eightring Actors 2019製作後記

今年で3年目になりましたJapanese Eightring Actors(通称JEA)、皆様ご覧いただけたでしょうか?
企画・編集を行っているながじゅんです。

一度作った感想というものを書いてみようかなと思い本記事を作成しました。

まずはじめに、今回のサムネイルは立ち位置、背景ともに良さげだったのでnoraさんの1シーンから使わせてもらいました。(次は誰になるのかな)

次に編集で凝った点とかを言いたいところですがそれはあとにして、先に各演者さんの演技の感想及び僕の思う見どころを述べていきたいと思います。

1st やすなり
第1作から参加してくれていて、毎回斬新なアイデアを持ってきてくれます。今回は止まらず1連の流れに一通り収める形でした。

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特にこの三角形は僕もよく使いますが高速で動かすと印象が変わるのは盲点でした。
そして左手をよくご覧ください(動画内で)。エイトリンガーの方は気づいているかもしれませんがこのシーケンス、はじめと終わりに2度面変えをせずに持っている面を変えています。
正直初見では見逃してしまうほどの滑らかさと精度で素晴らしいです。
(あと最後に鳥が飛んでいくのがお気に入り)

2nd 流香
今回初参加ですね。
彼女は2017のちゃのっちさんに続く背面系統のアイソレーションシーケンスを持ってきてくれました。

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背面でしっかりきれいに回せるのもさることながら、肩の柔らかさを生かした技がとてもすごいです。(僕はどうやってもできる気がしない)
これからの成長にも期待大です。

3rd kaigetsu
こちらも初参加の方です。
今回のメンバー内では一番オーソドックスなスタイルかなと思います。

画像3

手に持った2枚に加え、はじめから更に2枚肩に掛けているにも関わらず方のエイトリングが邪魔になっている感じがありません。
4枚にするときの取り方もスタイリッシュでいいなと感じました。

4th nora
第1作から3回目の参加ですね。今回はフープ・スイング系統のシーケンスを送っていただけました。

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ターンからのストールやネックスルーなどのまだまだ未開の系統をしっかり取り入れられていたのに加え、個人的には落として切り替え、落として2枚揃えるといった、”落として逆の端の持ち換える”といった動作が特に好きです。

5th ノエル
前回に引き続き2回目の参加で、今回のギミック系1人目です。
衣装にこだわりを感じられます。

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お得意の複数持ちにカラーチェンジのギミックを加えたものですね。回す方向で赤→青→黄と色が変わっていき、その間他の色が全く見えていないのが素晴らしいです。だいぶインパクトの強いものになっています。
(どうやってるのかさっぱりわかりません笑)

6th ながじゅん
自分です。今回直前まで別の技をやろうかと思っていましたが、どうも気に入らずこの面換え系にしました。

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正直全くウケない可能性も覚悟していましたがチラホラと良い評価をもらえているようで良かったです。
内容としては手癖の動きを中心にカクカクとスライドさせる、回す、面を変えるというのをバランス良く取り入れたつもりです。
個人的にはリングに手を通した状態でのこの系統が流行ってほしいなと思っています。

7th Dina
前回に続いて2回目の参加です。お得意のノービート派生で参戦

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この系統の技をこの精度でやってのけるのは正直脱帽です。
まずきれいに投げるのが難しく、その上安定性を保つには腕力と持久力が必要です。
次のトレンドはこの系統が来そうだなぁと感じます。

8th うぃてす
こちらも第1作から3回目の参加ですね。前半部分は3D系統といえばいいのでしょうか?あえて側面を見せる系統です。

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このエイトリングの使い方は考えもしなかったので驚きました。毎回ビックリするような技を用意されているので、本当にどうやったらこんな斬新なアイデアが次々と出てくるんだろうと不思議です。
まだまだパターンを作れそうなので色々試してみたいですね。

9th PimCo
今回の最終演者です。初参加でこれまた新しいギミックエイトリングを起用されています。

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まさかの偏光板の技術を用いた色の変わるエイトリングです。真ん中の浮いている丸も色が変わります。
浮いてるのも謎だし、表からは縞が見えないのも謎だし、そもそもどうやって偏光させているのかも謎です。
謎技術だらけのこのギミックが個人的に1番のお気に入りです。


さて、ここまで各演者の感想を書きましたがここからは編集でこだわったことなどを書こうかと思います。

まず今回意識したのは、編集にしっかり力を入れてペン回しのCVのようなものを作りたいと考えました。
やり始めてわかったのは、あの界隈の動画編集技術は意味がわからない、自分の技術とセンスじゃ到底真似できない、ということです。
作り始めてから1ヶ月ほど動画を漁ってはああでもないこうでもないと頭を抱えていました。そう考えるとなんとか形になってよかったです。

内容としては、全員開始時に大きく名前を出すことで「今からこの人だよ」というインパクトと動画の勢いが出ることを期待しました。
シーンチェンジは今まで多用していたワイプ系から脱却しようと他の動画を参考に様々なアニメーション効果やカメラ制御を用いています。

あと、noraさんの前で曲に合わせるために時間調整として1シーン入れているのですが、そこにある魔法陣に実は隠し文みたいなの入れてるんですけど誰か気づきましたかね?

他にも色々なんか上手く行った編集がありますがよければそれも注目して探してみてください。


長々と書かせてもらいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
来年以降もまたこうして参加してくださる皆さんの協力のもと、Japanese Eightring Actorsを続けていけたらいいなと思います。

それではまた!


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