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WGP2021 東京地区大会レポート 〜決勝トーナメント編〜


こんにちは、ジャグラスジャグラーと申します。
今回は前回予告した通り決勝トーナメントのまとめを書かせていただきます。

使用したデッキ、本戦の内容はこちらをみていただけると幸いです↓↓


決勝レポート

初戦 マグノリア(先○)

初戦のデッキは対戦相手は違えど僕の勘違いが原因で辛酸を舐めることになったマグノリアでした。

お互いにトリガーを挟みつつ、こちらのペルソナライドターンで一気に決着をつけようとしたらヒールオーバーで凌がれてG4ライドを許す形になってしまいました。(この時表面上はさも予想通りといった顔を作ってましたが内心メチャクチャ焦ってました)

正直エルダーのパンプが入った6パンを守れるのかかなり不安だったのですが、お相手側のアタッカーが不足していたのかエルダー裏にブースト要因のトリガーを出してきた事で5パンで済んだのと、ダメトリでドロートリガーを絡ませる事が出来た事でなんとか耐え切り、返しのターンで勝利。
本当にギリギリの戦いでした。

準決勝 ディアブロス(先○)

(気がついたのは対戦後でしたが)奇しくもTwitterで相互フォローしていた方との対戦。
レナードが早々に見えたのでG3を主軸に添えた型だというのは序盤で分かりましたが、
それでも一気呵勢を達成されたら非常に厳しい戦いになると踏んでいつも以上に最速15枚達成に命を賭けようと臨みました。
……そんな時に捲ったG2ターンのドライブチェックなのですが、







ま た お 前 か

お相手の方は唖然としながらも笑ってくださったのですが、まさかの最速ゴルマギエルド2回は自分でやっておいて流石に驚きました汗

その後はこちらがテンポを掴んで一気呵勢になる前に勝利。
何はともあれ公式イベント初の決勝戦に進むことになりました。
この時友人からは「またやりやがったw」と揶揄われもしましたが、同時に「勝ちは勝ち!頑張れ!!」と背中を押してもらえたのが物凄く励みになりました。


決勝 世界隕石(後手×)

決勝戦は最近注目を集めつつある世界オーダーを採用したネルトリンガーとの対決でした。

G2ターンに夜影兵の展開からいきなり3パン喰らいましたが、こちらもリアを殴ってネルトリンガーの隕石爆破スキルを1ターン伸ばしてから最速15枚を達成。
トリガーを挟んで1点から一気に5点に詰めることに成功したものの、
そこからはお相手のガード値の切り方が非常に上手なのもあって想定よりずっとゲームが伸びる展開になりました。

お相手も中々有効トリガーが捲れず手札3枚、しかしこちらも詰めきれずCB0、山札が残り1枚になって迎えたターン、
前のターンにマグネスのスキルで展開していた2体のマグネスの後ろにトリガーユニットを2体展開、
更にチェーグラをV裏に置いて前列のパワーを5000上げることで23000ラインを2つ作り上げてトリガー以外では2枚切らないとガード出来ない盤面を作り上げてRでの総攻撃を仕掛けました。

もし15000シールドを2枚抱えられていたらこちらの敗北だったのですが、相手が頭を抱え始めてしばらく経ってからノーガード宣言。

そこで捲れたカードは、





ここまで全然見えていなかったヒールトリガーでした……。
その後もう一体のリアガードで殴りましたが当然ガード。こちらの山札が切れてしまった事でお相手の勝ちが決まりました。

敗因

この書き方だと「6治はしゃーない」と思われる方も多いと思うかもしれませんが、実は細かい点でケアできた所が凄く多かったのが実情です。

・トリガーケア

最後に6治されたターンなのですが、相手の山は残り15〜6枚ほどしかなく、
更にファイト中に見えたヒールトリガーの数は僅か1枚、オーバートリガーもまだ見えていない状態でした。
確率で言うと大体25%くらいでヒールもしくはオーバーを捲られる計算で、現実的に十分あり得る状況だったんですね。
(一見そこまで高い確率には見えないかも知れませんが、2〜3割で起こる事象は結構頻発するというジンクスはポ○モンやウ○娘やってる人なら分かってくださると思います)

オーバーを引かれてしまった場合はどうしようも無かったのですが、6治されてもいいようにVでも殴れるよう山管理が出来なかった時点で僕のケア不足でした。

・チキンプレイ

今大会でのプレイング面におけるミスなのですが、
太字で上述したG2ターンにリアを殴って点を与えなかったプレイ。
僕はネルトリンガーのトリガー2倍効果を恐れていたのですが、
実はこの時チェーグラのスキルで回収したものと素引きしたものの計2枚の完全ガードを既に抱えていました。
なので実際は点を与えて仮にトリガーを引かれてもかなり余裕を持って守れたはずだったのです。
(流石にダブクリやオーバーはケアしきれませんが)

もしあそこで1枚山をずらす事が出来たら未来が変わってたかも知れないと考えると、
しばらく自己嫌悪が止まりませんでしたorz

・チェーグラのスキル勘違い

そしてもう一つのやらかしが、こちらのカードのスキルを完全に勘違いしてた事。


決勝でも詰めの場面で大活躍だったチェーグラ君なのですが、実は僕ソウル7枚以上の時のスキルはコストがあれば必ず発動しなければならないと盛大に思い込んでいました。

本来は「〜する事で」というスキルの発動は任意で選べるのですが、普段全くお勉強してない事もあって常に使うモンだとずっと思っていて、
結果あまり意味のない手札交換を3回ほどやらかしていました。
もしこの無駄な動きがなければ最終的に山札が足りていた可能性があるだけに本当に心残りですorz

・構築の裏目

プレイングとはまた違う話になりますが、大きな敗因の1つなのでこちらも記載。
デッキ構築は以前載せているのでそちらを参照して頂ければと思いますが、今回僕はあるカードをギリギリまで採用するか考えた結果不採用にしました。
それがこの子↓↓

3弾環境におけるバロウマグネス最強のサポートカード、「キーンリィ・ルデリィ」
山切れケア+ウルトラマッスルパワーというマグネス使い垂涎のスキルを持つ強力なカードでしたが、
今回僕は

・G4に乗られてしまったらそれ以降ゲームが伸びることはまずない
・最速15枚を決めてしまえばドロートリガーを多めにしても2ターンくらいで決着つくはずだから山切れまでゲームは続かない

と考え、山切れしたら仕方ない精神でデッキから外してしまいました。
ですが実際のファイトでは、本戦3回戦のロロネロル、そして決勝の隕石で想定以上にゲームが伸びた結果山札が1枚になる状況が2回も起きてしまいました。

もしルデリィを採用していたら山切れで負ける確率を大幅に下げる事が出来たはずです。
この「起きたら仕方がない」という構築の裏目を踏んで負けてしまったのは、僕の戦略の組み立て方が未熟だったとしか言いようがありません。


まとめ

最後勝ちきれなかったのは今でもちょっと悔しいですが、
好きなデッキでここまで勝ち上がれたことは素直に嬉しく、
また負けてしまったファイトも自分の至らぬ点を改めて理解する事が出来て非常に勉強になりました。

決勝トーナメントにおける対戦相手の方も皆さん本当に紳士的で気持ちよくファイト出来、
更に決勝進出が決まった時、準優勝の報告をした時に本当に大勢の方が祝福、激励の言葉をかけてくださって非常に嬉しかったです。

こういった人に恵まれた環境でファイトできると言うのは本当に素晴らしい事だと思います。
ここで満足する事なく、もっともっと精進していきます。

ここまで読んでくださった方、
そして対戦してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました🙇‍♂️


次回何を書くかはまだ考えてませんが、もしかしたらバロウマグネスの歴史について簡単にまとめるかもしれません。

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