耳にタコ

「東海村のあちこちに“核のゴミ”が置かれてるけど心配じゃないか?」と言った時
「もう聞きあきた」と言う知人と「えっ、ウソ、そんなことあるの?」と言う人が居る。
ここに“核のゴミ”MAP東海村2014・9・14作成がある。
使用済み燃料1250体 定期検査で炉心から取り出した燃料棒764体の他に
六ヶ所村の1,7倍の高レベル廃液が420㎥、低レベル廃液2874㎥が置かれている。
この資料は7年の物で、ここから増えることはあっても減っていることはない。
知っている人には耳にタコだが、知らない人は知らない事さえ知らずに居る。

日本は世界の一等国でなければならないとしてアジアを侵略支配し戦争に向かって行った時と、終戦後高度経済成長のもと原子力発電に手を出し続けてきたこの国に、私は同じモノを感じる。
「原発はスゴイが、使用済み燃料の始末は出来ないらしいが大丈夫なのか?」という問いに「この日進月歩の科学の世の中だ、研究すればすぐに始末できるようになる!」と、
原発に火が入れられた。念願の東京ドームは昼のように明るく光り、日本人は熱狂した。
一見、国民の為に行ったように見えるが、返す目算のない借金で、知識も先見の明もない者たちによって、不安にはフタがされた。根拠のない希望と英断は、勇気でなく暴挙だ。

高度経済成長の為に、東京ドームの為に、電気が足りないって動き出した原発。
原発は動きだしたら止まらない。夜も作ってしまう電気をどうするか?って事で何の役にも立たないただ水を汲み上げる建て物を造ったけど、あれどうなってる?
原発って大した科学的物だと思いがちだが、ただお湯を沸かしてタービンを回して電気を造る、湯沸かし発電所だ。しかし、冷やさなければ大変なことになる。で、日本ではみんな海岸に原発を建て、海水で冷やしている。1分間に何トンもの海水を何度だか上げて休みなく海に戻す。
その為に原発のある近辺の海水温が上がり生態系が変わっている。
これって、温暖化に影響ないのかい?
原発は安全だって?何かあったら、機械を“止めて、冷やして、閉じ込め”ればいいんだって?
ザンネーン、現実は、何かあったら原発は、止められない、冷やせない、閉じ込められない。更に、その一つでも欠けたら“大参事”になる。
核廃棄物が溜まっちゃってどうしようもない日本に、「そんなに持ってちゃいかーん」と、世界(アメリカ)が言って来た。いやいや、日本だってそんなもん持っていたい訳じゃありませんよ、でもどうしようもないんですよ。
で、莫大な金を掛けて“もんじゅ”核の再利用施設を造ることにした。
が、失敗薬缶一杯の湯も沸かせず金だけは今だジャンジャン出ている。これぞ湯水のごとく金を使うって見本。
これのどこが経済的なんですかー?
日本って、日本だけじゃないんだろうけど情報操作のこじ付けがスゴイ。償却原価とかって投資すればする程、つまり建て物や経費に金をかければ掛けるほど資産利益が上がるっていう構造になってるんだって。それで、原発は経済的だって!?机上の空論じゃん。
親から金貰って住まいも貰って、そこで出た金はみんな利益です。ってそれはねぇべ。

「ならぬことはならぬものです」
「ある国の文明度を測る唯一の基準は、弱者に対して国がどういう態度を取るかだ」方方


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