引きこもり支援

プロフェッショナル 仕事の流儀 引きこもり支援の石川清さんの再放送を見る。

本人も子供の頃は内向的だったということで、引きこもりの人の苦しみは、フィリピンのスラムに暮らす人よりも苦しいと断言していた。

引きこもりは、一定数、精神疾患を患っている人達が含まれているというか、半数以上がそうなのかなって勝手に思っていたけど、番組に出てくる引きこもりの人は、そういう感じではなかった。アダルトチルドレン気味ではあったけど。

石川さんの支援を受けて、旅先で突然笑い始めてた人が、これまで笑ったことがなくて、笑い方も笑いの止め方もわからなかったというエピソードに驚いた。

石川さんの支援を受けられる引きこもりの人は、石川さんが言っていたように物質的には豊かなのに、精神的に幼虫やサナギで社会に出てしまった人達だということが少し判った。
でも、石川さんに支援を依頼した親の愛情を全否定することも違う気がした。
親子関係に、なんかの理由かタイミングで行き違いが出来てしまったのかな。

石川さんは、彼らが引きこもりから脱出して、自分の支援が不要になるくらいに自立してくれるのが嬉しいというような話をしていた。

石川さんの行動のエンジンは、彼らは自分だったかも知れないということ。

決定的に私にはないエンジンだと思った。

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