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初心者必見!ポーカーの基本戦略を世界一分かりやすく解説します。


≪ご挨拶≫

皆様、はじめまして。
アミューズメントカジノJUGAMEのゲームマスター「ロキ」と申します。

僕が創ったJUGAMEでは、これまでに1000人以上のポーカープレイヤーを輩出してきました。

初心者にとってポーカーのコツをつかむのは簡単ではありません。
30分程度の初心者講習だけでは、ルールは理解できたとしても、なかなか中~上級者のプレイヤーに勝つことはできません。

そんな初心者の方にもよりポーカーを楽しんで貰えるように、世界一分かりやすくポーカーの基本戦略を解説する「JUGAME流ポーカー塾」を作りました。

≪ポーカー(テキサス・ホールデム)とは≫

ポーカー(テキサス・ホールデム)は、世界で1億人以上のプレイヤーがいるチェスや麻雀などと並ぶ「マインドスポーツ」です。

現在、日本でもここ数年で100万人程度の人口となり、右肩上がりで競技人口が増えております。

性別や年齢、体力、ポーカー歴なども一切関係なく、生涯を通して楽しめるのがポーカーの魅力です。


【まずはプリフロップから】

まずは1番、最初のラウンドである「プリフロップ」から学んでいきましょう。
プリフロップとは、まだ共通カードが何も出ていない状態で、自分のハンドを確認しこのゲームに参加するかどうかを決めるラウンドです。

プリフロップで意識することは、以下の3つです!

① 強い手札(ハンド)の時に参加すること
② 参加する時は自分以外の参加者を減らすこと
③ 無理して参加しないこと

①強い手札(ハンド)の時に参加すること

初めのうちはとにかく沢山参加したくなりますが、一般的なプレイヤーの参加率は18%~30%ほどです。

ポーカーは7割以上は参加せずにフォールドするゲームです。

上級者のプレイヤーは状況を見極めて「あえて」弱いハンドでも参加することも多々ありますが、初心者のうちは弱いハンドはフォールドした方が無難です!

  
S➔2枚が同じマーク  O➔2枚が違うマーク

引用:ヨコサワポーカーチャンネル

上記の初心者向けのハンドレンジ表を参考にして下さい。

灰 ➔ 全てフォールド
白 ➔ 基本的にはフォールドだが、安い額で参加できそうなら参加
青 ➔ 参加するが、あまり強くないので額が高くなりそうならフォールド
緑 ➔ 参加するが、相手のハンドに負けてそうならフォールド
黄 ➔ そこそこ強いので参加するが無理し過ぎない
赤 ➔ かなり強いので基本参加
紺 ➔ 全て参加

②参加する時は自分以外の参加者を減らすこと

初心者が必ずやってしまうミスプレーの代表・・・
リンプイン(ビックブラインドの額にコールして参加)

≪なぜリンプインは良くないのか?≫

それは、コールで参加しても参加者が減らないからです。

ポーカーは何人でゲームに参加したとしても、1名しかチップを獲得できません。
自分が強いハンドだとしても、5人でチップを取り合うのと、2人でチップを取り合うのとでは、自分がチップを獲得できる確率は明らかに変わります。

また、ゲーム中にブラフをして相手を降ろしたい場合も、全員をフォールドさせないとチップを獲得できません。
参加者が多いほど強い役が完成しているプレイヤーがいる確率はあがりますので、当然、人数が少ないほどブラフの成功率は上がります。

ですので、プリフロップで最も重要なことは、「いかに自分以外の参加者を減らして、今後の自分の勝率をあげるか」です。

≪どうやって参加者を減らすのか?≫

ゲームに参加する場合は「レイズ」で参加しましょう。

既に誰かがレイズをして参加している場合は、そのレイズにコールをして参加するのも良いですが、多くの場合はさらにレイズをした方が参加者が減りやすいです。
これをスリーベットといいます。

スリーベットをすることで、より1対1になりやすいので、そのゲームでのあなたの勝率は跳ね上がります。

参加する時は1対1の状況を作り出すことがプリフロップにおいて最も重要です。

また、レイズする場合は3倍ぐらいが丁度良いです。
最小額の2倍のレイズはあまり意味が無いことが多いので、慣れるまではレイズする時は全て3倍で統一してもいいと思います。

③無理して参加しないこと

例えば、
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レイズで参加しているプレイヤーに対して、あなたが「AJo」でスリーベットをしたら相手から、さらにレイズ(フォーベット)が返ってきました。
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こういったシチュエーションでは、多くの場合、相手が[A,A][K,K][Q,Q]などの最強クラスのハンドの可能性が高いので、相手の情報や癖(弱いハンドでもオールインしてくるなど)を見抜いていない限りは基本的にはフォールドした方がいいです。

ハンドは1時間で30~40回ほど配られます。
しっかりと、自分のハンドが勝っているか負けているのかを冷静に判断できるようになりましょう!

【プリフロップ以降の基本戦略】

プリフロップ以降のラウンド[フロップ→ターン→リバー]をまとめてポストフロップといいます。

ポストフロップの戦い方で意識することは、

① 勝っている役と負けている役を考えること
② 勝っていると判断した場合
③ 負けていると判断した場合
④ 勝っているか負けているか微妙な場合
⑤ ドンクベットをしないこと

上記の6つです。
これさえ分かれば、あなたはもう初心者ではありません!

カンタンに分かりやすく解説するので、ゆっくり付いてきてください!

≪①勝っている役と負けている役を考えること≫

まずは自分が勝っている役と負けている役を考える癖を付けましょう!

例えば、、、、、
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自分が[A,10s]でレイズをして参加しました。
BTN(ボタン)のプレイヤーだけがコールしてフロップに進みました。
フロップは、[6♥][8♥][10♠]

あなたはベットを選択し、相手はコールしました。

<思考例>
この状況は、現状、自分が勝っている可能性が高いと思います。
何故なら、[8,6]の2ペアや、[7,9]のストレートなどのハンドはプリフロップでフォールドしている可能性が高いからです。
負けているとすれば[6,6]や[8,8]などのスリーカードです。
[10,10]はプリフロップで、スリーベットしている可能性が高いですし、自分が10を1枚持っているので可能性はかなり低いです。
なので、「高い確率で、勝っていそうだ」と判断していいと思います。

ベットをして、以下の現状、自分より弱い役にコールさせましょう。
①8や6のワンペア
②[K,Q]などの2オーバー
→フロップのカードよりも上の数字2枚のハンド
③2枚とも♥のフラッシュドロー
→あと1枚♥が出ればフラッシュになる状態
④[J,9]のストレートドロー
→Qか7が出ればストレートになる状態

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そのままターンへと進み4枚目のカードで[Q♥]が出ました。
[6♥][8♥][10♠][Q♥]

あなたはチェックを選択し、相手はベットしてきました。
あなたはフォールドしました。

<思考例>
ここで[Q♥]が出たことによって、負けているハンドがかなり増えました。

尚且つ、相手のプレイヤーはブラフを頻繁にするタイプではないので、今回は負けていると判断しフォールドを選択しました。

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どうでしょうか??
中級者以上のプレイヤーはこんな感じで常に考えてプレイしています!

最初は難しいと思いますが、思考することが大切です。
脳死で運ゲーをしていては、いつまでたっても上達しません。

ポーカーは自分なりに考えて、反省を繰り返すことで上達していきます!
なので、もし仮に推理が間違っていたとしても全然OKです!

≪②勝っていると判断した場合≫

自分が勝っていると判断した場合は、バリューベットを打ちましょう!
バリューベットとは、自分より弱い役にコールしてもらうためのベットやレイズのことです。

ベット額は、真ん中に集められたチップ(ポット)を基準に、「ポットに対して何割ぐらいのベットならコールしてくれるかな・・・」
といった感じで考えてベットしましょう。

≪③負けていると判断した場合≫

自分が負けていると判断した場合は、諦めてチェックかフォールドを選択するか、ベットして相手を降ろせそうならブラフベットを打ちましょう!
ブラフベットとは、自分より強い役にフォールドしてもらうためのベットやレイズのことです。

ベット額は、真ん中に集められたチップ(ポット)を基準に、「ポットに対して何割ぐらいのベットならフォールドしてくれるかな・・・」
といった感じで考えてベットしましょう。

ただし、ブラフベットばかりしていると、相手にコールされやすくなるので、これまでのアクション的に、相手から見て自分が強く見えていそうな時や、相手が弱そうな時にブラフベットをしましょう。

ブラフをしても降ろせ無さそうな時は、リスクを負わずに諦めてチェックするかフォールドをしましょう。

逆に、諦めてばかりいると自分が本当に強い役の時にバリューベットをしてもコールしてもらいにくくなります。
何故なら、強い時だけにベットするプレイヤーのベットにコールしても負けていることが多いからです。

相手から見て「今回はどっちだ?」と悩ませられるように、適切な頻度でブラフベットを打ちましょう!

※「セミブラフ」という基本的なテクニックがあるので、慣れてきたら調べてみてください。

≪④勝っているか負けているか微妙な場合≫

自分が勝っているか負けているか微妙な場合は、ショーダウンバリューがあるので、チェックをしてショーダウンを目指しましょう!
ショーダウンバリューとは、お互いにチェックをしてショーダウンまでいけばワンチャン勝っている可能性がある状態のことです。

「チェックして、相手にベットされたらコールするかフォールドするか残りチップと相談して考えよう・・・」
といった感じで考えてしましょう。

≪⑤ドンクベットをしないこと≫

ドンクベットとは、プリフロップで最初にレイズした人や最後にレイズした人よりも先のポジションの人がベットをすることです。

ドンクベットはリンプインに並んで初心者がやってしまいがちなプレイです。

例えば、、、、、
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BTN(ボタン)のプレイヤーがレイズをして参加し、自分はBB(ビックブラインド)で[K,Qs]でコールをしてフロップに進みました。
フロップは、[K♥][8♦][4♠]

あなたからのアクションで、ベットを選択しました。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

これが「ドンクベット」です!

前のラウンドでコールした場合、次のラウンドではチェックをして相手のアクションを確認してからベットするのが基本戦略です。

≪ドンクベットが悪いプレイと言われる理由≫

1、手札がバレるから
前のラウンドで「俺強いよ!」と言ってるプレイヤーに対して、コールをして参加していたあなたがフロップが開いたとたん「あ!俺強くなったからベットしたよ!」と教えてしまっているようなものです。
なので、強い役が完成しても相手は簡単に降りられてしまいバリューが取れないです。

2、チェックが弱くなるから
ハンドが強くなった時だけドンクベットをし、弱い時はチェックしていると
チェックする時は弱いと相手にバレてしまいます。
結果的に相手に漬け込まれて、ブラフで降ろされてしまうことが多くなります。

前のラウンドでコールをして参加した場合、先に自分からアクションをするポジションであれば、強い時も弱い時も、前のラウンドでベットやレイズをした人(アグレッサー)までチェックをする事で相手に漬け込まれにくくなります。

【1番、大切なこと】

最後に基本戦略を学習するという事は、あくまで「ものさし」を磨くことに過ぎません。

なぜなら、ポーカーは「誰が一番、基本に忠実にプレー出来るかを決めるコンテスト」では無いからです。←ここ重要!

ポーカーは、プレイヤーの弱点、癖、状況などを総合的に分析しエクスプロイト(相手に合わせた戦い方)をするゲームです。

例えば、、、、
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『このプレイヤーは、ブラフベットはほとんどせずに、バリューベットばかりするタイプだから、こちらもそこそこ強いが今回はフォールドしておこう。』

『このプレイヤーは、あまりコールしてこないタイプだからブラフベットを増やそう。』

『このテーブルは、ハンドレンジが広いから、こちらは少し広いレンジで高めにスリーベットをしよう』

『この相手は、初心者だから何でもコールしてくるからブラフベットを減らしてバリューベットを増やそう』

などなど、、、、
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つまり、ポーカーの『上手さ』とはエクスプロイトの上手さの事を指します。

エクスプロイトをする上で、指標となる「ものさし」が無いと相手や自分の弱点を見極めずらいので、まずは理論上、期待値の高いとされる基本戦略から学習しましょう。

基本戦略が理解できれば相手や状況に合わせた「アドリブ」や、「あなたのプレイスタイル」がより強力に発揮されます。

【最後に】

今回の内容は、ポーカーを始めたばかりの方向けに最低限の基礎知識を解説しました。
分からないことがあれば、お気軽に僕やキャストに聞いてみて下さい。

ポーカーは、まだまだ奥が深いです。
ここではお伝えしきれない理論や知識が山ほどあります。

基礎戦略を理解したら、ここから先は、YouTubeや書籍などで勉強をしたり、JUGAMEでたくさん経験を積んで自分なりのプレイスタイルを見つけてくださいネ!

以上、ロキでした!

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