【卒業ブログ】＃3（中部大学４年前川英範）

2024年1月26日 10:59

大冒険

中部大学4年前川英範（競技部長）

お世話になっております。東海学生サッカー連盟競技部長の前川英範です。この書き出しのメールをこの１年間で何回かいたことか、多分１００回は超えている気がする。
競技部長になった大学４年生は本当にサッカー漬けの毎日だった。朝６時半には大学のグランドに立って練習の準備をし、授業中に学連の仕事をして、午後に時間があればBチームの練習に行く。これがほぼ毎日だった。

学連をはじめたきっかけ

小学生のころサッカーのコーチに、大会、試合を運営してくれている人、応援してくれている人に感謝してプレーしなさいと口酸っぱく言われていた。正直当時は何言ってるんだ、仕事だから当たり前じゃないかと思っていた。大学生になってやっとそのころ言われていた意味が分かった気がする。
中部大学サッカー部に入部して１年がたったころ、中部大会場でのリーグ戦、運営の人数が足りないから「学連」の仕事を手伝ってほしいと駆り出された。
「学連」とはなんなのか当時存在自体も知らなかったし、大学サッカーが学生主体で運営しているってことも知らなかった。
ここで、「東海学連」は東海の大学サッカーを学生主体で運営している組織であることを知った。各試合会場にその試合を統括する運営責任者がいて、試合の運営をしてくれている幹事の人がいて、ほかにも審判、もっと大きく見ると東海学生サッカー連盟のスポンサー各社、他のもたくさんの方々がかかわって試合の運営がされていることを知った。プレイヤーしかしたことのなかった、試合運営なんて考えたこともなかった自分はこんなに沢山の人に応援されている東海学生サッカー連盟はすごいなと思った。そこから知らない間に学連にどっぷりつかるようになった。３年生になったころには、自分の試合を休んで学連の仕事をしていることもあった。サッカーをプレーしたくて大学サッカー部に入部したはずなのに何してんだと今となっては思う（笑）。

仲間の大切さ

４年生になって大学でも学連でも大きく立場が変わった。大学ではプレイヤーからマネージャーに、学連では競技部長になった。正直上手に両立できていなかった。大学の仕事を優先して学連の仕事が疎かになることもたくさんあった。たくさんたくさん怒られた。でも山村幹事長をはじめとする幹部のみんなが助けてくれて、手伝ってくれて何とかシーズンを終わることができた。ほかの地域のJUFAの方に話を聞いてもここまで距離が近く、仲のいいところはないよと言われる。みんな距離が近くて仲がいいところが東海学連のよいところだと思う。

学連を通して学んだこと

学連ではいろいろな経験をさせてもらった。元日にインカレの決勝で国立に派遣してもらったこと、E-1選手権に出場した各国のユニフォームを洗濯させてもらったこと。競技部長として人に上に立たせてもらったこと。ほかにも上げだしたらきりがない。ここで一番学んだことは人とのつながりを作って大切にすること。試合の運営にかかわると自ずといろいろな人と関わる機会が増える。チームの選手、スタッフ、他にもたくさんの人と関わった。横のつながり、縦のつながりがたくさん増えた。「いつもと違う道を歩こう。いつもと違う人と語り合おう。それが良い刺激となり、新しい発見に出会える。」この言葉は私が大切にしている言葉である。いつもと同じ人達と一緒にいることは、居心地が良いかもしれない。しかし、長いこと一緒にいすぎると成長が止まったり、視野を狭めてしまうとおもう。自分とは違う価値観に触れること、新しい環境に思いっきり飛び込んでみることで、知らなかった世界がたくさん広がっていると思う。中部大学サッカー部から学連という全く新しい環境に飛び込んだことで今まで関わることのなかった人、こと、モノに触れることができた。そこでたくさんの考え方、物事に対する取り組み方を知ることがで、今までになかった視点を、今までになかった考え方を得ることができた。これは今後の人生においても大きな財産になると思う。

学連に興味のある人へ

結局何を伝えたいかというと、迷ったら思いっきり飛び込んでみること。自分から行動してみることが大切であるという事。やらずに後悔よりやって後悔のほうが絶対に自分にとって成長につながると思う。だからもし少しでも学連に興味がある方がいるのなら、学連という新しい環境に思いっきり飛び込んでみてください。学生幹部のみんなが優しく楽しく厳しくサポートしてくれると思います！