【卒業ブログ】＃7（名古屋学院大学４年山村友里菜）

2024年2月3日 14:11

4年間やり遂げた学連生活

名古屋学院大学4年山村友里菜（幹事長 / 技術部長）

東海学連に入る経緯

簡単に自己紹介から始めたいと思います。私は4年間東海学生サッカー連盟（以下学連）の学生幹事として活動してきました。学連として活動してきましたが、自大学のサッカー部には所属していませんでした。自大学のサッカー部に属し、学連としても活動する学生が多いため少し珍しい形だと思います。学連への参加経緯としては、高校時代サッカー部のマネージャーとして活動する中で大会運営における人の繋がりの面白さを知ったからです。高校時代に大会を運営するためには現場で運営するスタッフ、審判員、大会主催者など様々な人々がいるからこそ成り立つことを知り、大会運営に興味を持ち始めました。監督から学連について教えていただき、さらに大会運営に携わりたい気持ちが大きくなり、大学入学と同時期に学連に入りました。

仕事内容

1年生の頃はコロナ禍で試合開催すら困難な状況だったため、試合運営を少しお手伝いする程度でしたが、2年生では運営の中でも運営責任者（会場ごとの運営をまとめる学生責任者）として活動し、月に2回行われていた定期幹事会（各部署の部長や課長が集まり情報共有や議論をする場）に少しずつ参加するようになり、学連全体としての活動内容を知るようになりました。そして3年生では競技部長（東海学生サッカーリーグ戦など東海学連が主管する様々な大会を統括する学生幹事）に選出されました。この年からコロナ禍を乗り越え通期開催することができ、年間を通して学連の活動を知ることができた年でした。最終学年である4年生では幹事長（学生幹部を統括する学生幹事代表）として選出され活動してきました。それまでは競技運営について考え実行してきただけでしたが、広報やIリーグなどこれまで関わっていなかった部署も統括しなければならない立場になりました。分からないことが多く、全ての活動における責任が伴うため苦戦することもありましたが、東海学連を成長させていきたい、という想いから自ら活動できた1年でした。

運営形態の改善

この4年間の活動の中で毎年改善と挑戦を続けてきました。試合運営においては公共会場の運営でも学連の幹部が運営責任者を担当することを減らし、各大学の学生幹事が中心となって運営を行う形に変えていきました。そのためにマニュアルを作成したり、チームからも一目見て分かるような会場ごとの会場図を作成したりするなど細かな作業も続けてきました。時間のかかる作業もより良い試合運営を行うために惜しみなく続けてくることが出来たことは学連を通して力になったことだと思います。また今後試合運営がどのような形であるべきなのか、ということを常に問い続け活動できたことは今後社会人として新しい環境で挑戦を続けていくなかでも非常に素晴らしい環境だったと思います。

学連で得ることができること

そんな学連の魅力はたくさんあると感じています。活動を通して東海地域の様々な大学と関わるため、大学生活において人とのつながりの輪が広げることが出来ます。大学の部活内の繋がりとは異なるため、他にはない魅力だと思っています。さらに東海地域を越えて全国各地域で活動する学生幹事とも関わる機会があり、刺激をもらえる環境があることも非常に魅力的だと思います。地域は異なっても同じ目標を持った仲間との交流は非常に刺激的であり、自分の目標を再確認することが出来ます。私も実際全国大会の試合運営の補助に参加したことから東海地域を越えた学連のつながりができました。その後も他地域の学連と会うたびにまだまだ頑張らなければならないと感じ、前を向かせてもらっています。

最後に

大学の部活動に所属せず4年間続けることができた一番の理由は学連の先輩に非常にお世話になったからです。気にかけてくれて声をかけてくれる先輩、向き合って丁寧に教えてくれる先輩など1年のころからたくさんの先輩方に支えられてきました。先輩方に少しでも成長した姿、そして組織として成長している学連を見せてこれまでの感謝の気持ちを伝えたいと思っていたからです。結果として大きく成長できたかどうかはわかりませんが、4年間やり遂げることができたと思っています。