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唐沢鉱泉に泊まって天狗岳に登ってきた。

唐沢鉱泉に泊まった2日目に天狗岳登山してきました。唐沢鉱泉は、天狗岳の登山口に位置する温泉宿なのです。

Yamapの記録はこちらから。

元々、この日の天気予報は良くなくて、でも登れないほどの悪天候ではなさそうで、かつ午後には回復しそう。とりあえず、朝起きた時点で大雨でなければ予定通り行こう!と思ってました。

翌日起きると曇り。なので、これは行くぜ!と思って7時に朝ごはんへ。もう1組も7時に来てましたが、こちらも登山に行く予定のよう。おかみさんがテーブルを回ってきて先にもう1組の方に行ってましたが「今日はやめることにしました」「お弁当作っちゃったけど大丈夫ですか?」「はい、それはいただきますんで」って会話してて、え、この程度の雨で止めるの?って思って聞いてた。そしておかみさんが私のところにも来て「あちらのお客さんたち今日はやめるって言ってたけどどうする?」「でもこれ以上は悪くならない予報なので行ってきます!」「そう。せっかくだから、行ける所まで行ったら無理しないで帰ってきてね」という感じで受け止めていただきました。登山客に慣れてるんだろうけど、このお客さんの判断に任せる感じがいいなあと思った。

という訳で、朝ごはんをもりもりいただいて出発。

登山口

駐車場に泊まってる車も少ないし、朝ごはんいただいてる間に外を見てても、登山に行く人見えないし、ちょっと不安だなと思ってたけど、私が出発する頃にちょうど若者2人組が登り始めました。

最初に渡る橋

最初はこんな樹林帯を進みます。この辺りでは、前を行く若者2人組の後ろ姿が見えていたのですが、若者故に足が早く、すぐ見えなくなりました。ここからはまさにその名のとおりのソロ登山。

この前の日に八方台まで散策した時にも苔の森に感動しましたが、こちらもすごい。

きのこその1
きのこその2
ひたすら苔の森
分岐

やっと最初の分岐に到着。ここまで1人としか会わず。

青空!

そして青空が見えたー!暑いし、ここで一旦カッパを脱ぎました。

木の根ロード

そして稜線に出ました。ガスってるけど。この辺で霧雨降ってたので、再びカッパを着ます。

第一展望台

ここで2人目と遭遇。

登山道っぽい道
緑が雨に映えます
西天狗岳

そしてまた稜線に出ました!そして最初のピーク、西天狗岳が見えました。

まだガスかかってるけど、ちょっと山並みも見えてきた!

第二展望台

ここでカッパはもうしまいました。もう取り出すことはなかったです。

ちょっと秋の気配
西天狗岳手前

西天狗岳の頂上手前からは岩場が続きます。ストックは一旦しまって、岩を手で掴みながら登ります。

半分くらいきたところ。ちゃんと表示もあるけど、周りに人いないし、これ手か足が滑って落ちたら、誰にも気づかれずに死ぬんじゃ、、、と思ってた。岩場のある山に登る時にはヘルメットちゃんと持って来ようと思いました。

そして登り切ると、この景色。これか八ヶ岳かー。

天狗岳山頂

そして山頂は貸切!おやつ食べてしばらく休憩。

根石岳と根石岳山荘

根石岳山荘はお風呂にも入れる山小屋。この先にある夏沢鉱泉にもいつか泊まってみたいな。

硫黄岳

硫黄岳の奥には八ヶ岳最高峰の赤岳があるんですよね。天狗岳は八ヶ岳の入門と言われてますが、私もいつか赤岳に登れるのだろうか。

東天狗岳

そろそろ隣の東天狗岳に向かいます。東天狗岳の上にはそこそこ人がいたので、結局写真撮ってなかった。。。景色が良かったので、東天狗岳の頂上でもしばらくおやつ食べて休憩してました。

奇岩

そろそろ下山開始。

長野県の反対側というか盆地側?が見えました。

すごい崖
また苔の森
また岩の道

ここ、表示も少なくてどう進むの?って感じでしたが、なんとか通り抜けました。

木道

と思ったら、木道が。なんですが、このツンデレな道は。

中山峠

もっと見晴らしがいいところかと思ったけど、全然違った。

黒百合ヒュッテ受付

そして黒百合ヒュッテに到着!でも他に1組しかお客さんがいなくて営業してるのか不安に。受付に声かけたら、ちゃんと注文できました。あと限定のバッチ買いました。

メニュー1
メニュー2

初めてなので、定番のビーフシチューいただきます。チキンカレーも気になったけど。

ビーフシチュー

最後はバンにシチュー漬けて残さずいただきました。美味しかった。

苔の道

帰りはまた苔の道。帰りには正直飽きた。。。

でも写真は撮った。

途中、危険な箇所にはちゃんと鉄板も敷いてありました。

きのこ3

これは秋田でいうところの「もたち」で食べれるやつですね。

平坦な下り道ならひたすら進むだけなんだけど、たまに急なか所か出てきて、そうなるとまた注意しながら足を進めなければならず、疲れて足も上がりにくくなってるので、周りに人がいないこともあり「もういやー!」って叫んでました。熊対策。

何個か橋も渡ります
最後の橋
源泉

なんとか無事に帰ってきました。結局20〜30人くらいとしか会わなかったのでは?結局雨が降ったのは最初だけだったし、天気予報が悪かったおかげで、まったく混まない快適な登山ができました。周りに人がいないと、熊に遭遇しないか不安になるけど、熊注意!的な看板も特になかったし、普段は登山者多いからそんなに熊が出ない地域なのかなと思いました。

そして、登山口の温泉に泊まると、帰って着替えてそのまま温泉入れるの最高!唐沢鉱泉のぬる湯でじっくり疲れを癒しました。筋肉痛もいつもに比べて少なかった気がする!

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