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くじゅう連山登山の前泊で「寒の地獄旅館」に泊まってきた。

東京に転勤が決まった後、引越し準備のストレスマックスになり、転勤後の旅行の予定でも入れないと、引越しのモチベーションが保てなかったため、前から行きたかった、ミヤマキリシマの時期のくじゅう連山に行くことにしました。

お宿も前から一度泊まってみたかった「寒の地獄旅館」の予約が取れた!

ANA機内からの雲海

金曜日に有給取って三連休にして、午前の便で大分へ。この日の関東地方は雨で厚い雲に覆われ、富士山や日本アルプスは見えなかった。

3日間お世話になったレンタカー

バスもあるけど、効率的に動けなそうだったので、空港からレンタカー借りました。Passoの1000ccだったけど、馬力なくて山道の運転キツかった。でも安かったからいっか。

いきなり牧ノ戸峠

空港から直行で牧ノ戸峠に来ました。ガスガス。

九州横断バスのバス停
15;32に乗ります

翌日のくじゅう連山登山で、長者原から牧ノ戸峠への縦走をするため、牧ノ戸峠にレンタカーを置いていきます。このバスを逃すとバスないので、お昼もコンビニで済ませて急いで来たのです。無事に乗れて良かった。10分くらい遅れてきたけど、平日だからか外国人しか乗ってなかった。

長者原バス停で降りたのは私だけでした。みんな別府まで行くのかな?歩いて寒の地獄旅館に向かいます。

ジブリに出てきそうな道
苔の道
道路上の看板

10分くらい歩いて着きました。電話すると送迎もあるみたいです。

薪がいっぱい

こちらの源泉は冷泉ですが、加温はボイラーではなく薪で沸かしてるんですよ。なので、薪がいっぱい。薪割りを手伝うと、宿泊料が安くなるプランもあったらしい。

入口
着きました!

チェックイン手続きをして、お部屋に案内してもらいます。

私の部屋は2階奥の「きりしま」でした
お部屋

8畳の和室です。布団は既に敷いてありました。

窓の向こうの棟は温泉です。

テレビが最新型

サブスク見れる最新のテレビでした。が、夕食できき酒セットを2セットもいただいてしまったし、朝は登山で朝食後に即出発したので、全然見なかったけど。

お菓子はカボスのゴーフレット

ひと息ついて、早速お風呂に向かいますが、フロントの横にゆでたまごがあります。ちなみに翌日も1個もらっていって、登山の途中の補給食でいただきました。

秘湯を守る会

今回、楽天トラベルで予約したので、スタンプはなしです。1人泊のプランは楽天でしか見つけられなかったんですよね。

囲炉裏

お風呂の前に囲炉裏があります。日帰りのお客さんの待ち合わせスペースかな。

大浴場

まずは大浴場に入ろうかなと思ったけど、日帰りのお客さんが多いのか、結構声がしたので、先に貸し切りに行くことに。

貸切風呂の入口

貸切風呂は大浴場の奥にあります。

のれんの奥が貸切風呂

貸切風呂は3つあって、空いてるのに入って、入浴中に札を裏返し、鍵をかけて入る方式です。

脱衣所

この時は、真ん中と左が埋まっていたので、右のお風呂に入りました。こちらは熱めらしい。

脱衣かごが2つあり
ちょうど2人入るくらいの大きさ
貸切なのでゆっくり
アメニティあり

真ん中の湯の入口にちょっとしたアメニティがありました。

左の湯の脱衣所

出たら、左の湯が空いていたので入ってみた。

日当たりが良い
夜に真ん中の湯にも入りました

3つあるので、常にどこかが空いてましたね。誰か待ってるかもしれないから早く出なきゃ、って思わなくていいので、ゆっくり入れて良かったです。

成分表示

昭和51年の許可済票です。第8号だけど、前の7号まではどこなんだろう?別府かな。

冷泉の入り口

そして、別料金になりますが、サウナと冷泉の予約もしていたのです。2時間のショートコース。男女兼用なので、サウナ着か水着の着用が必要です。

整いスペースあり
冷泉

とりあえず入ってみたら、めちゃめちゃ冷たい!まさに寒の地獄!

神棚
冷泉行進曲
ここにも整いスペース
左はあたたまり、右はサウナ
あたたまり

こちらはゆるーくあったかいスペース。濡れた水着をここに干せるようになってます。

サウナ

サウナは激アツで100度以上あります。最初こそ「熱!」って感じでしたが、一定の間いると慣れてきます。そして、ゲキ寒の冷泉と組み合わせるとこれがクセになる!3回くらい回して、もう1回回そうかなと思ったら、なんか太腿がまだら模様になってきて、怖くなってやめました。時間が経ったら戻ったけど、なんだっただろう。。。

このコールマンの椅子いいよね。ベランダに置きたい。
行灯

これはサウナのスポンサー?なのかな。

風呂上がりはゆでたまごをつまみにビール。固茹でで美味しい卵。

部屋に戻ってひと段落してから、夕食の前に大浴場に行きました。

尊い

左の小さい浴槽が冷泉です。ぬるめの冷泉、と表示してあって、確かにサウナのところの冷泉ほどゲキ寒ではないけど、それでもめっちゃ冷たいです。

交互浴をお楽しみください、との案内がありましたが、ほんといつまでも入っていられそうです。

シャンプー類はくまざさ

秘湯の会定番のくまざさ。この匂い好きなので、芳香剤販売してくれないかな。

意外とアメニティが充実していました。ドライヤーも風量あるやつ。

営業許可証

こっちは昭和25年です。

案内
食事処の入り口

夕食は18時と18時半で選べて、18時半からでお願いしました。1階奥の食事処になります。

最初の全景、真ん中
右の前菜!

この前菜がどれも美味しい!酒のつまみにピッタリ。

メニュー
お酒のメニュー

こんなにあると日本酒飲みたくなります。

セット

純米酒を選びました。

お肉を焼きます
茶碗蒸し

熱々で出てきました。乗ってる海老味噌が濃厚で美味。

大根餅

意外な創作料理でこれも美味しい!

料理が美味しいので、お酒を追加したくなり、九州地酒をセットでオーダーしました。

天ぷら

天ぷらも熱々です。わかさぎかな?小魚が美味しかった。

ラーメン

そしてこのラーメンが美味かった!これまで結構食べたのに、ペロリといけました。代わりにご飯は食べられなかったけど。

デザート

最後まで美味しくいただきました。料理が良い、とは口コミ見て知ってたけど、予想以上に良かったです!

席は掘り炬燵でした

18時スタートの方が多く、食べ終わる頃には周りの人も少なかったので、席全体を撮ってみました。

朝風呂

朝で男女の大浴場が入れ替わります。とは言っても、大きさは同じ。

朝も交互浴を満喫しました。

成分表示や許可証は各お風呂の脱衣所に、コピーではなく原本を置いているのかな?

貴重品入れも古風

お肌に良い、と聞けば試さずにはいられません。存分に使わせてもらいました。

階段にあった山の日のポスター
朝ごはん全景

朝早く出発する登山者向けに、朝食をお弁当にも変えてくれるみたいだけど、ちゃんと食べたいなと思って、食べます。この日はハーフバイキングとのこと。日によって違うのかな。

しゃけ
ひじきととろろ
ハイキングのおかず
ごはんと味噌汁
卵かけご飯
鳥スープ

バイキングと言いながら、取り忘れてると持ってきてくれました。これ美味しかった!

ヨーグルト

食後のコーヒーもいただきました。

夕食時の会話を聞いていると、やっぱり常連さんが多いみたい。冷泉は登山後の方が効きそうだし、また来たいです!

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