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「鉛温泉 藤三旅館」の湯治部に泊まってきた。

岩手県花巻市の鉛温泉藤三旅館は、立ち湯の「白猿の湯」が大好きな温泉旅館です。

最初に日帰りで行ってから、2回泊まってます。

初めて泊まったのは2020年の10月末。

次は2021年の11月の連休に連泊しました。この時は楽天トラベルのセールで1泊1万円切ってお安く泊まれたんですよね。

最近はインバウンドの回復もあってか、旅館部は常に1泊2万円超えてることが多くて。こちらの旅館部は、トイレ付いてないお部屋が多いので、それに2万はなあ、と思っていました。ってところに、湯治部の空きを見つけたので泊まってきました。

当日は車で向かいました。この週末にちょうど大雪が降って真っ白。湯治部宿泊だと、下の近い駐車場に停められないんですよ。上の駐車場に停めて、坂道を下って歩いて行きます。

チェックインは旅館部で行います。

融雪効いてます

坂道を降りて行きますが、融雪になってるので大丈夫です。

到着

早めの2時過ぎに着いたけど、お部屋に案内していただきました。湯治部だから、部屋の案内とかは省略されるのかな?と思ったけど、ちゃんと案内してもらえました。

神社?の前
マッサージチェア(有料)あります
湯治部へ

白猿の湯の奥が湯治部です。

湯治部側の白猿の湯の入り口
アルコール自販機

湯治部の入り口にあります。お風呂帰りに買えていいですね。

お部屋は2階でした
廊下
19号室

私のお部屋は19号室でした。ちゃんと鍵もかかりますよ。

お部屋

布団は自分で敷きます。こたつがあるのが嬉しい。

こたつアップ

バスタオルも湯治部だからといってペラペラの薄いものではなく、旅館部と同じ厚めのタオルでした。色がお部屋のグレードで違うのかな?

テレビ

湯治 部屋だけど、テレビは大きい!ファンヒーターもちょっと古かったけど、性能には問題なし。

雪景色

お部屋からの景色は、全室露天風呂付きの十三月へ向かう道路でした。

天然冷蔵庫

冷蔵庫は有料で借りられますが、窓際で十分冷えます。

貸出用冷蔵庫

廊下に並べてありました。

お風呂の案内

2時過ぎにチェックインした、と書きましたが、実はこれは確信犯で早めにチェックインしたんです。というのは、前は白猿の湯の女性専用時間が14:00〜15:00だったから、ちょっと早くチェックインすると、白猿の湯に入れるんですよね。旅館部だと14:00からチェックインできるプランもありました。しかし、久しぶりに来たら、女性専用時間が変わってた。白猿の湯の日中の女性専用時間は11:00〜13:00になってました。

リニューアルした白糸の湯

全然調べないまま来たんだけど、白糸の湯がリニューアルしてサウナ付きになったことで、お風呂のスケジュールが全体的に変更となったようです。

銀の湯と白猿の湯
公式より借りました

というわけで、目的の白猿の湯にはまだ入れないので、桂の湯に入ってきました。白猿の湯が印象的過ぎて、印象薄くなりがちだけど、こちらも渓流沿いでいいんですよね。

公式より

男湯だとさらに川に近いところに湯船があるんですよね。男女入替にしてくれないかなあ。

白糸の湯に向かう

15:00になったので、リニューアルした白糸の湯に向かいます。フロントまで戻って旅館部の奥に進みます。

サイン各種

藤三旅館は、「海街Diary」のロケ地になったことでも有名です。

売店

フロント横にある売店もおしゃれにリニューアルされてます。

中はこんな感じ
バーラウンジ

そして、フリーフローのバーラウンジも出来たのですよ。

公式よりお借りしました

中はこんな感じみたいです。

十三月の宿泊客には付いてきて、旅館部でも有料で使えるみたいです。

と、見学を済ませて奥の白糸の湯へ。

入り口

右はこの時間帯は有料で貸し切れる銀の湯、左が白糸の湯の入り口です。改めて観たら、のれんが外れてますな。

脱衣所
鏡の形が違う仕様

アメニティはコットンや基礎化粧品がありました。ドライヤーはサロニアだった。

公式より

お風呂はこんな感じです。以前は一面浴槽でしたが、奥に深い水風呂ができています。

サウナ(公式より)

サウナはこんな感じです。手前はセルフロウリュ。

こちらも公式より

座る位置から。

公式より

横から。3回回しましたが、この時は3,4人の方が入ってました。

外気浴スペース

コールマンの高いリクライニングチェアがあります。寒くてなかなか効きますね。水風呂いらないな。この外気浴はすごく気に入った!この時雪が降っててめっちゃ寒かったのが良かったのもあるけど。でも、向かいからは丸見えです。橋の上をたまに車が通るので注意。どうせ遠目で見えないだろうなと思って、あまり気にせずにゆっくりしました。

それにしても、前のままでも十分なお宿なのに、リニューアルして新たな取組をするってすごいなあ。そして、この間行った丸駒温泉旅館もですが、伝統ある温泉旅館が取り入れるほど、サウナ流行ってるんだねえ。

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拡大してご覧ください。

夕食

そうこうしているうちに夕食の時間です。5時に部屋に届きます。食べ終わったら、廊下に出します。

包葉焼き

中身はタラの味噌焼き。

お刺身

マグロの量が多かったけど、形が悪いような。十三月や旅館部に出しているものの切れ端なのかしら?と思いました。

すき焼き風の煮物

足りないんじゃないかな?と思ったけど、お肉もお魚もあって十分でした。

自炊部

トイレに行く時に、炊事室を見学。青のビニールシートが気になります。修理中かな?

洗い物
ガスや電子レンジ
お鍋など
お皿など

皆さん食事を頼んでるようで、自炊してる方は見かけなかったですね。冬は、自炊するのも寒そうだし。

湯治部の全体です
公式より

夜の女性専用時間になったので、白猿の湯へ。

公式より
公式より

小さい浴槽の冷泉と交互浴して、1時間ほどゆつくり楽しみました。やっぱり白猿の湯好きだー。

成分表示1
成分表示2
銀の湯(公式より)

今回は入りに行かなかったけど、銀の湯です。

朝ごはん

朝ごはんは7時にお部屋に配膳。

サラダとぜんまいの煮物
さば
お味噌汁
ごはん

お代わりはできないけど、大きいお茶碗にたっぷり来ます。

ハムエッグ

そして、湯治部でも藤三旅館名物のハムエッグが出るんですよ。シンプルだけど、バターが効いて美味しい。朝食は、器が違うだけて、ほほ旅館部の朝食と変わらないのでは?と思いました。

旅館部との価格差を考えると、コスパ良くておすすめです、湯治部。次回は連泊したいです。

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