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映画「コンフィデンスマンJPロマンス編」感想《バレ無し》

先日、映画「コンフィデンスマンJPロマンス編」を見に行ってきました。映画に行くのは約1年ぶり。育児家事でブランク空きまくりのこの体に大画面に映し出されるまさみとはるまの美の圧力がすごすぎて冒頭からのけぞってしまいました。元恋人?の2人が親密に寄り添っているだけでありがたや~と合掌するレベル。

今回のメインゲストの三浦春馬さんは顔よし!体よし!声よし!の三拍子そろっててその存在はもはやシャア。あ、この人赤い彗星なんだなとわかってからはその残像で笑いがこらえきれず、ぼくちゃんの一番いいシーンでもちょっと肩が揺れていた私。

ダー子こと長澤まさみさんはもはや美しさが天元突破しているので、私の中で性別を超越しはじめ、ショートカットも相まってはるまとまさみのBL…?そういや、周りほとんど男性キャストやん?!と混乱を極めましたが、思い切りのいい変顔や絶妙なものまねのおかげでなんとか正気を保つことができました。(ただ単に私の頭が腐っているだけですが)

まー、とにかく脚本がよくてですね。テレビドラマ版でも伏線とその回収が話題になっていましたが、映画でも色々怪しみながら見て、最後の最後であ!そこにつながるのかー!と膝を打つ展開。ドラマで慣れているから(どーせそこもここもあそこも嘘なんでしょう?)とか高をくくって油断していたら「そこはほんまなんかい!!」とギョッとさせられる。軽妙な演出もテンポのいい小ネタも本当に気持ちのいい映画でした。

この映画を見て思ったのは、脚本自体の素晴らしさで誰が演じようと素晴らしくなる作品と脚本・演者・監督の三位一体が素晴らしさにつながる作品があるんだなと言うことです。

前者は三谷幸喜・宮藤官九郎・古沢良太さんなどの作品で、後者は野木亜紀子・坂元裕二・徳尾浩司さん等の作品。どちらがすぐれているかという訳ではなく、どの作品も視聴者を魅了してやまない魔力のようなものを感じます。

結末を知った今、どこにどんな伏線があったのかもう一度確かめに行こうかな…と思う日々です。

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