熊本県クラブユース(U-14)サッカー大会

 早速ですが、先日観戦に行った大会についてです。

 熊本県クラブユース(U-14)サッカー大会とは、その名と通り現在中学2年生以下の選手が対象の大会。
 既に3年生は引退しているので、わかりやすく言うと新チームによる「新人戦」です。新シーズンでの実力を測る上で、力試し的な大会ですね。
 この大会の上位2チームが、九州大会に出場することになっておりましたが、こちらはコロナの影響でどうやら中止になったようです。残念。

 熊本県大会の話に戻しますが、こちらは県リーグ・九州リーグのカテゴリ関係なくエントリーが可能。人数に余裕があるチームはBチームのエントリーも可となっております。
 12月にグループリーグを行い、グループの上位が1月の決勝トーナメントに進むことができます。

 補足するとこの「新人戦」ですが、常に九州レベルで戦っているチームについてはあまり重要視されていないのか、九州リーグに所属するJクラブは大会自体にエントリーしないケースが近年は多いです。
 実際、今回もロアッソ本体のジュニアユースはエントリーしておりません。Jクラブは、この世代(U-14)も12月までJリーグU-14リーグを年間通して行っており、実戦経験は既に十分得ているとの判断かな?と想像します。年間のリーグを戦っているので、一発勝負の九州大会に出場するメリットもやや薄いとの見解も理解できるかと。3月からはリーグ戦も始まりますので、それに備えて1月2月は準備期間に充てるクラブが多いとの印象です。

 そういった事情もあり、ロアッソからはジュニアユース阿蘇とジュニアユース人吉がこの大会にエントリー。
 この2チームは、まだできたばかりということもあり、県リーグでは4部リーグと最下層のリーグに所属していることもあり、この大会で県1部や2部のチームと公式戦で対戦できるのは非常に貴重な機会となってきます。阿蘇のほうは2年生が6名と少数のため、多く出場機会を得たであろう1年生にとって非常に有意義な大会となったと思います。
 人吉のほうですが、こちらは昨年行われたU-13の県大会で見事3位と躍進した世代が出場するため、この大会でも上位進出が期待されるチーム。実質1期生ともなる世代で、昨年は1学年上のチーム相手にクラブユース選手権でも大善戦をしていたので期待が大きいチームとなります。

 ジュニアユース阿蘇は、グループリーグ1勝2敗で敗退となりましたが、強豪のUKI相手にも0-2と善戦していたので、収穫もあった大会だったかなと思います。

 ジュニアユース人吉は、県リーグ1部上位常連である強豪・FCK天草相手に敗れはしたものの、残り2試合で快勝し2勝1敗の2位でグループリーグ突破。1月9日~11日に行われた決勝トーナメントへ進出。
 先日はこの決勝トーナメントへ観戦に行きましたので、明日はそのレポートを投稿したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?