背筋がゾクゾク…河崎秋子さんの直木賞受賞作「ともぐい」を読んで

生きるための命のやりとりに、背筋がゾクゾクとした。狩る側と狩られる側…
狩ることでしか生きることの出来ない人間とそれに抗う野の熊、鹿、兎、魚、そして山菜…
また、狩る側の人間の世界にある狩る側と狩られる側…
特に最後の数ページは息をするのも忘れて一気読み
読み終えた瞬間に、池の鯉のように天を仰いで口をパクパクさせていた
命の根源をこれでもかと曝す作品に感服

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