麻布十番という街場の力(その①)
●はじめに
麻布十番という特殊なエリアが持つ街場の力について書きます。麻布十番で外さない飲食店のご紹介も(その②で)します。
●本文
2000年の初頭に狂ったように麻布十番に行っておりました。
オフィスからタクシーで1000円くらいでニノ橋で降ります。わたくしは麻布十番で夜遊びをすることを「出撃」と呼んでいました。
オフィスから第一京浜を通る時に、煌々と光る東京タワーを仰ぎ見て夜遊びに出かけます。この瞬間が「最高」で、まさに「出撃感」が高鳴ります。
仲間内や先輩と連れ立って行くことありましたが、一人で出撃する事も数多くありました。
わたくしのような人見知りで、仕事が終わると人嫌いになる面倒くさい性格の人間には麻布十番は最高の場所だったと思います。
1 社内や同業界の関係者に会わなかった
2 外に出てもほとんど人がいない
3 志の高い店主が多い
またわたくし自身、田舎者で麻布とか麻布十番という場所に対して強烈な憧れがあったと思います。
30歳を過ぎた頃から西麻布や広尾、六本木への出入りは少なくなり、ほぼ週末は麻布十番や飯倉片町に入り浸っていたように思います。
西麻布は人が多く、イキってる雰囲気が鼻につくから行かなくなったのだと思います。
あまり出入りしませんでしたがMUSEというクラブは大変有名で、酔っ払ってバスローブ着てアルファロメオ・スパイダー(オープンカー)乗り付けて「よくMUSEで遊んだよ」という武勇伝のような話を嬉しそうになさる某クリエーターの方のお話を聞きますと、大変吐き気のする思いがした事を覚えております。
閉店したお店も含めて下記のような西麻布や広尾付近の店に出入りしておりました。
萬
FURUTOSHI
よしの
Rubicon Sapphire
amber
六根
かおたんラーメン
叙々苑游玄亭
十々
香
権八
ビノム
麻布長広
焼肉うしごろ
たまさか
てやん亭
こんぶや
旬菜あだち
嵐
ラボエム
ゼスト
モンスーンカフェ
トラジ
アムリタ
WORM
tetes
今でもお世話になるお店は下記となります。
Le Bouton ルブトン(フレンチ)
寺(鉄板焼 広尾に移転)
味のなかむら(和食)
本当にありがとうございました。
(その②に続く)