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5月病にならないために。

5月病になりたくない人は是非読んでください!
まずは5月病の原因から。皆さん年の初めに今年の抱負を考えますよね。「今年はこんな年にするぞ」、「今年はこんな事成し遂げてやるぞ」って。今年こそは運動を習慣にしたいとか、英語を習得したいとか。その目標決めが5月病の原因なのです。詳しく言うと、その年の目標を決める。この目標って自分の能力を見誤って立てていることが多いのです。心理学の研究で人が達成計画を立てる時、実際に達成できる二分の一の期間で終わると考えてしまうのだそう。つまり、自分はこれくらいできるだろうと自分の能力を高めに見ている。そして、新年に立てた目標が1、2ヶ月で崩壊してしまう。早ければ数週間で。そうすると人間は面白いことにその計画倒れを挽回しようとより高い目標を立てようとする。そして、また失敗する。これを繰り返し、自分はダメなやつだとメンタルがボロボロになる。それが5月あたりだということです。
4月から新しい会社や学校に入って、その環境にうまく適応できなかったりして、メンタルがボロボロになる、このパターンがほとんどかもしれませんが。

今回は計画倒れから5月病になってしまうパターンの対処法をお伝えしたいと思います。

キーワードは「自分を許す」ということです。心理学の研究でこんな結果が出ています。高校生を対象にテスト前の勉強計画が達成できなかった時、自分を責めますか、と質問する。そして、次のテストに向けてどれほど勉強したのかを調査する。すると、「自分を責める」と答えた人の方が次のテストに向けて勉強できていなかったのです。自分はダメなんだと、責めるより、「失敗することもあるよね、次頑張ろう。」と、自分を許した方が次の行動に繋がるのです。

自分を責める、という行為は現実逃避でもあります。なんで失敗した計画に目を向けず、自分の頑張りが足りなかったと考える方が楽ですもんね。私がこういう人なので逃げてたんだな思います。自分を責める人はそれがいいことだと思ってたりします。ちゃんと反省していいると、勘違いしてしまうのです。

では、「自分を許す」方法を3つ紹介します。
1つ目は第三者目線になること。「自分に厳しく、人に優しく。」という言葉があるように、
人には優しくできるのに、自分には優しくなれない人が多いです。なので、自分のことを他人ごとのように見て、人に優しい言葉をかけるように自分に優しい言葉をかける。「完璧な人なんていないんだから」、「誰にだって悩みあるよ」と。自分の悩みを他人事のように考えると、現実逃避せず冷静に反省ができるのです。

2つ目は悩みや不安なことを紙に書き出すことです。これは聞いたことがありますよね。怒りを抑えるのにも効果があります。書き出した内容を例えば数ヶ月後とかに振り返ると 「自分はこんなことで悩んでたんだ」と思えるようになる。そして、書き出すことを続けると、「今の悩みも大したことないかも」と考えれるようになる。これは続ける必要があります。でも、続けることで自分のメンタルをコントロールできるようになります。

3つ目は怒ったり、不安になったり、悩んだりとネガティブな感情を抱いた時に行うルーティーンを作っておくこと。なんでもいいです。胸をなでおろしたり、首を回してみたり、腕時計を反対の腕にしてみたり、一言フレーズを決めて呟いたり。。。でも、これはネガティブな感情を抱いた時だけです。このルーティーンは今、自分が不安になってるなと気づくためのものですから。怒っていても、怒ってる自分に気づいて他人事のように考えると自然と怒りが静まります。

「なんて自分はダメなんだ」と思っても、成長はしないのです。だから、自分に優しくする。優しい言葉をかけてあげる。誰だって可愛い猫には優しいですよね。自分を許すことは、決して自分に甘い訳ではありません。現実を受け止め、次の行動に移すためには必要なことなのです。

5月病は計画倒れからのメンタル崩壊が原因。計画倒れは自分を責めてしまうことが原因。自分を責めるのは自分が見たくない現実は見ない、という人間の性質が原因でした。
ですので、自分を許して、メンタルを保ち、5月病に防ぎ、是非楽しい毎日を過ごしてくださいね。

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