コロナ禍のエンタメの優先順位


コロナというものが世界を制して1年以上が経つ
外出する時には必ずマスクを付けてソーシャルディスタンスを保ってこまめに手洗いうがいと消毒をして不要不急の外出は避ける。2019年の私たちはこんなことになるなんて、そしてこんなに長引くなんてまだ知らない。
この約1年半で新しい当たり前が作られた。


そんな中でいつも思う、“不要不急”とは。
この人にとっては不要不急でもあの人にとっては必要緊急
そのラインが政府から提示される訳ではないから難しいなと感じた2020年だった。
2020年3月私は美容専門学校を卒業し、4月から美容室で働かせてもらった。美容室に行くことは不要不急なのか。髪なんて伸ばせば良いカラーなんてしなくて良いそう考える人からしたら不要不急だけどどうしたって人前に出なきゃいけない人は根本が黒くなっていたり伸ばしっぱなしでボサボサなわけにはいかない。そういう人にとって美容室に行くことは不要不急ではないんだろう。そんなことを思いながら髪を乾かした日もあった(真剣にやれ)


あるインタビューで私の推しが言っていた。
「コロナ禍のエンタメってこんなにも優先順位が低いんだと思い知らされました」

2020年2月24日のライブを最後に1年以上オフラインでのライブは開催されなかった。オンラインでのライブは何回かやってくれたけど全然違う。“観る”ことはできるけど“会う”ことは出来ない。それがとってもつらくてもどかしかった。
彼らのエンタメは私にとっては優先順位がとても高い
でも世間からしたら政府からしたらとても低い
とても悲しいでも仕方ない。大声で“コロナなんて気にせずライブやっちゃえ!”なんて言えるわけがない。でもどうしても会いたい。会えなすぎて涙が出る。そんな日々だった。
最近やっと収容人数を50%にしたり時差入退場にしたり感染対策をした上でオフラインでライブを開催しているが感染が怖くて行きたくてもいけない人は沢山いる。だからきっとメンバーたちもSNSで何も載せないんだと思ってる。難しい問題だと思うけど私は彼にこれだけは忘れないでと伝えたい。

あなたのエンタメは沢山の人を救うことが出来るし
沢山の人の生きる活力になる。
あなたに会える日をあなたのエンタメを生で感じられる日を
楽しみに私は生きています。
だから同じように私も悲しいよ。私の活力であるモノが不要不急だと言われる今のこの世の中が。でも安心して欲しい。あなたと同じように思ってる人は沢山いる。あなたを大好きな人は沢山いるしあなたに会いたいと思ってる人は沢山いる。ひとりじゃないよ

それではお互い元気でTOKYOで会いましょう

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