「居場所」の本当の意味

ただ、同じ場所に、みんなが帰り
ただ、同じ空間で、みんながそれぞれの時間を過ごしていたけれども
ほんとうは、それだけで幸せだったのだと、いまごろ気づく

でも、もう気づいたときにはおそくって。

もう、みんなが同じ場所に帰ることも、
もう、みんなで同じ空間を過ごすことも、
一生ないのです。

人間はよくばりだなあ
「箱」があるという安心感から、あれもこれもと、求めてしまう

最近は「居場所」という言葉にいろんな意味づけがされているけど、
本来、「居場所」とは文字通り、人が居るところ。

今でも変わってないとおもう、本当の意味
人間が、どんどんよくばりになってしまったから、意味が変わってきたと言われているだけ。
本当は、昔から「居場所」の意味は変わっていない。
人の居るところ。「居場所がない」と思ってた

わたしには、「家」に居場所がありました。

ここは、みんなが帰ってくる場所だったから
ここは、みんなが同じ時を過ごす場所だったから
ここには、もう帰ってこれないと思うのです

思い出してしまうのです
虚しくて仕方がないのです

ここが、だいすきだったのです。
ここが、わたしの支えでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?