スクワットの基本
巷で、スクワットはさまざまな「正しい」フォームが説明されています。しかし、本当の正しいフォームとは何なんでしょうか?
そこで、私が参考にしたのがMark Rippetoeの著書「Starting Strength」📖
そこには、スクワットのフォームの基本については、このように述べられています。
「重心が足部の中央(ミッドフット)上に位置しているのが基本。」
重心と足部の中央(ミッドフット)の位置関係とは?
足の中央の真上に重心があるため、立ち上がるのに最も安定します。
例えば…
以下の様な、椅子からの立ち上がり動作では立ち上がれません。
なぜなら、②と③は重心が足の中央よりも後部にあるからです。
スクワットで、かかとを上げないと出来なかったり、膝が前へ出てしまう方は、重心が足の中央よりも後方にあるのが原因です。
実際、立ち上がる時は、無意識の内に足を引いて、足の中心の上に重心が来ているのです(①の姿勢)。
では、「重心が足部の中央の真上に位置しているのが基本」と言っても、どうすればいいのか…?
答えは、重心を前に移せばバランスが取れます。
① 手を前に伸ばす。
② 前で重りを持つ。
③ 股関節を広げて、お尻を突き出して、上体を股関節に入れる感じで、目一杯倒す。
この③つです。
取り組み方としては、③→①→②の順。
③の股関節スクワットで、フォームが安定すれば、①も②も簡単に出来る様になってますよ。
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